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PUREMUSIC
(AVANTI CLASSIC)



特記以外:1枚あたり¥4400(税抜¥4000)


 ピュアミュージックは、現在のレコード会社との間では失われたアーティストとの関係を再確立するために立ち上げられた。レコード会社主体ではなくアーティスト主体の録音を行っていく方針という。また、ハイブリッドSACD(5.1 DSD システム)による高音質&高品質をレーベルの柱に掲げ、ライナーノーツは専門家による充実した内容、CDジャケットでは現代アート界で注目されている有名なアーティストを起用するなど、高級志向。マルタ・アルゲリッチやロビー・ラカトシュと言った著名アーティストも名を連ねており、注目のレーベルと言えるだろう。
 #国内代理店が2018年9月から変更になりました。旧・代理店が発売していた国内仕様盤(記号: KDW, KKC)はすべて廃盤となっており、入手出来ません。
PUREMUSIC "AVANTI CLASSIC"
ロビー・ラカトシュ&アンサンブル〜クレズマー・カルマ [KLEZMER KARMA]
 Klezmer Suite Nos.1-2 (Javori / Lakatos) / Yiddishe Mame (Yellen / Pollack) / Glick (Fuld) /
 A-10450 (Lakatos) / Neshumele (Trad.) / Papirossen Suite (Yablekon) / Empty Pictures (Lakatos) /
 Ani Maamin (Trad.) / Dizzy Fingers (Lakatos) / Romania (Lebedeff) / Hatikvah (Erez) /
 Budapest (Trad.) / Yiddishe Hassene (Lebedeff ) / Klezmer Csardas (Lakatos)

 ロビー・ラカトシュ(Vn)&アンサンブル
 初出・旧品番:5414706-10242 (HYBRID_SACD) [(P) 2006] 〔廃盤〕
 ハンガリー・ジプシー・ヴァイオリンの伝説的な名門ラカトシュ家出身の7代目ロビー・ラカトシュ。幼い頃から家でジプシー・ヴァイオリンを学び、9才でジプシー・バンドの第一ヴァイオリニストとしてデビュー、ブタペストのバルトーク音楽院でクラシック音楽のヴァイオリンも学び、19才で首席を獲得、今に至るまでジャンルレスにその超絶的な技巧と感性を発揮し続けている鬼才。前回の来日では、チャームポイントの髭とともに世間にインパクトを与えた異名が「ジプシー・ヴァイオリンの怪人」。彼が率いるラカトシュ・アンサンブルに加えて、フランツ・リスト室内管、ユダヤ人シンガー、ミリアム・フックス、イタリアのアコーディオン名手アルド・グラナートを迎え、前作よりもユダヤ&クレズマー風味濃厚な仕上がり。もちろん、タンゴ、ジャズ、ファンク等々さまざまな要素を取り込んで自分のカラーに染めてしまうユニークなエンターテイメント性は健在。
LA PASSION 〜ロビー・ラカトシュ&アンサンブル、シドニー・オペラ・ハウス・ライヴ
 ロビー・ラカトシュ:ニュー・アライアンス / ヴェチェイ:悲しみのワルツ / ロシア民謡:ポーリュシカ・ポーレ
 ピアソラ:オブリビオン(忘却) / ドゥナエフスキー:スターリー・ワルツ / ヴァイヤ・コン・ディオス
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 / ピアソラ:バチンの少年 / 長い道(悲しき天使) / 黒い瞳のジプシー
 ロビー・ラカトシュ: SK パラフレーズ / ひばり / ブラームス:ハンガリー狂詩曲第5番
 ヨージェフ・バログ:火の踊り / ファッツ・ウォーラー:ハニーサックル・ローズ / 2つのギター
 ミシェル・ルグラン:パパ、見守っていて / 黒い瞳 / モンティ:チャルダーシュ
 ロビー・ラカトシュ:マラケシュの夜 / クエンタ・コンミーゴ

  ロビー・ラカトシュ(Vn) ロビー・ラカトシュ・アンサンブル
   [ラースロー・ボーニー(Vn) イェネー・リステシュ(ツィンバロン) ラースロー・バログ(G)
    ラースロー・リステシュ(Cb) フランティシェク・ヤーノシュカ(P)]
 録音:2010年12月、シドニー・オペラ・ハウス、ライヴ|初出・旧品番:5414706-10412 (2 HYBRID_SACD) 〔廃盤〕ロビー・ラカトシュは、1965年ハンガリーのジプシー・ヴァイオリンの名門の家系に生まれた。これまでに発売されたCDは、高い演奏技術とクラシックとジャズを融合させた独自の音楽性が注目を集め、聴く人を一瞬で魅了するコンサート・パフォーマンスでも人気を呼んでいる。最近では若手ヴァイオリニストの宮本笑里が、その卓越したテクニックと見事な音楽性を学ぶべく、ラカトシュを訪ねたテレビ番組が放映され再び注目をされている。当盤は、ラカトシュ率いるラカトシュ・アンサンブルが2010年12月にシドニー・オペラ・ハウスで行ったライヴ音源を2枚組でたっぷり収録。1枚目はラカトシュの新しいプログラムを中心に構成。2枚目はラカトシュの十八番ともいえるレパートリーが収録されている。独特の音楽スタイルと雰囲気がふんだんに盛り込まれ、真夏のシドニーを熱狂と興奮の渦に巻き込んだライヴを堪能することができる。
5414706-10502
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(HYBRID_SACD)
バッハ XXI 〜J.S.バッハ
 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV.1007 〜プレリュード/
 カンタータ第208番「狩のカンタータ」〜アリア「羊は憩いて草を食み」/マタイ受難曲〜主よ、あわれみたまえ/
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 〜第1楽章 ヴィヴァーチェ(*) /
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV.1041 〜第2楽章 アンダンテ/デュエット第1番 ホ短調 BWV.802 /
 ゴルトベルク変奏曲〜アリア/イギリス組曲第2番 イ短調 BWV.807〜プレリュード

  マット・ハーシュコヴィッツ・トリオ[マット・ハーシュコヴィッツ(P)
     マット・フィールズ(Cb) デイヴィッド・ローゼンブラット(Dr)]
  フィリップ・クイント(Vn) ララ・セント・ジョン(Vn:*)
 J.S.バッハの人気曲8作を、現代音楽風、ジャズ風、ラテン風、アラブ風など様々なテイストに編曲した物。編曲を手がけたのはピアニスト・アレンジャーのマット・ハーシュコヴィッツ。ヴァイオリンのフィリップ・クイントをメインに、ハーシュコヴィッツのおしゃれなハーモニーのセンスが光る。2つのヴァイオリンのための協奏曲ではララ・セント・ジョンをゲストに迎え、刺激的なアンサンブルが展開されている。
5414706-10492
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(HYBRID_SACD)
セルジオ・ティエンポ「 Legacy 」
 ベートーヴェン:ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
 ブラームス:間奏曲 ロ短調 Op.119 No.1 /ワルツ 変イ長調 Op.39 No.15
 プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75 より
  〔少女ジュリエット/モンタギュー家とキャピュレット家/百合の花を手にした娘たちの踊り/マキューシオ〕
 ドビュッシー:「映像」第1集〜水の反映 / ショパン:前奏曲集 Op.28 より Nos.6, 3-4, 8, 15-16
 ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」より〔色白の娘/小麦色の娘/道化人形/魔法使いの女〕
 ヒナステラ:マランボ / ピアソラ/P.ツィーグラー&ティエンポ他編曲:フーガとミステリー

 セルジオ・ティエンポ(P)
 録音:2016年10月13日、モン、ベルギー、ライヴ。 1972年、ベネズエラ生まれの今やベテラン・ピアニスト、セルジオ・ティエンポのリサイタル・ライヴが発売される。キーシン、リフシッツと世代を同じくするベテラン・ピアニストは、母の手ほどきで2歳でピアノをはじめ、3歳で演奏会に出演。幼い頃から神童として鳴らし、14歳でアムステルダム・コンセルトヘボウで本格デビューマルタ・アルゲリッチをはじめ、フレイレ、マガロフからも薫陶を得ている。アバド、デュトワをはじめ世界の名だたる指揮者およびオーケストラと共演、ルガーノ音楽祭にもレギュラー・ゲストとして出演を重ねている。このリサイタルの曲目は、すべてセルジオの家族とゆかりのある作品。ベートーヴェンの熱情ソナタは、セルジオに情熱を注いでピアノの手ほどきをした母、ピアソラの作品は、アルゲリッチとの旧知の友であり、ジャズやタンゴなどをこよなく愛するマルティン・ティエンポに結びつきる。ピアニストで姉のカリン・レヒナーはブラームスに結びつきる。妻、子供たちもセルジオ・ティエンポの芸術のインスピレーションの源となっている。ジャケットのセルジオの肖像画は、父マルティンによるものということで、ティエンポの芸術を形作っている家族にもスポットが当てられている。ティエンポのヴィルトゥオーゾ性と音楽性が遺憾なく発揮されたプログラム、聴きごたえ満点。
5414706-10472
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(HYBRID_SACD)
クイント&スローン
 カバレフスキー:「コラ・ブリュニョン」序曲 Op.24
 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82
 ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
フィリップ・クイント(Vn)
スティーヴン・スローン指揮
ボーフムso.
 録音:2014年5月6日-8日、ボーフム。ロシアが生んだ鬼才ヴァイオリニストのフィリップ・クイントによる、前作のチャイコフスキー&アレンスキー(5414706-10432)に続く録音は、同じくロシア物。非常に優美な音色でお楽しみ頂ける。フィリップ・クイントは1974年生まれのロシア出身のヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でアンドレイ・コルサコフに学び、9歳にしてコルサコフのオーケストラでソロ・ヴァイリニストとしてデビュー。その後ジュリアード音楽院へ進学。ディレイ、チョーリャン・リン、川崎雅夫に師事した他、パールマンやスタインハートにも師事。2001年に発売したデビューCDがグラミー賞にノミネートされ、一躍注目を集める。2010年よりストラディヴァリウス協会より貸与された「ルビー」を使用。アメリカを中心に世界的活動の幅を広げ、シカゴso.、BPOなど著名なオーケストラと共演している。
5414706-10462
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(HYBRID_SACD)
Homilia
 ピアソラ:バンドネオン協奏曲「アコンカグア」 / ヘレス・ル・カム(1963-): Los Pibes / Jugada Intima
 トマス・グビッチ(1957-): Sea Como Fuere / Despedida y Andar (*)
 エグベルト・ジスモンチ(1947-): Agua e Vinho (*) / マニュ・コンテ: Alma / Homilia (#)

  マニュ・コンテ(バンドネオン)
  B’ストリングス・クインテット(*以外) トマス・グビッチ(G;*/#)
 録音:2015年7月29日-31日、ワーテルロー。天才バンドネオン奏者マニュ・コンテがピアソラのバンドネオン協奏曲を主軸に「ピアソラ魂」に熱い作曲家による作品を収録。ピアソラ弾きとして知られるコンテは、1995年にピアソラの音楽に感銘を受けた5人のアーティストによって結成した「ソレダッド」のバンドネオン奏者として活動し、ピアソラの作品を世界へと発信し、来日公演でも熱狂的な演奏で聴衆を沸かせてきた。コンテといえば男の色気ムンムンの演奏スタイルが特徴の一つだが、近年はピアソラのヌエーヴォ・タンゴの伝い手として、一層豊かになった表現力を武器に魅惑的なバンドネオン協奏曲を奏でている。その他の収録作品は全てピアソラの音楽に大きな影響を受けた作曲家による物。ブエノスアイレス出身のギタリスト、トマス・グビッチは19歳でアストル・ピアソラ楽団の一員として活躍し、その後は現代のタンゴ・ギターの革命児として名声を博した。ここに収録された2篇はいずれもピアソラを感じる熱い音楽。エグベルト・ジスモンチはリオデジャネイロ州のカルモ出身。音楽家としてマルチな才能を発揮し、ここに収録された「AguaeVinho」は哀愁に満ちた作品。ピアソラの情熱を受け継いだ音楽をご堪能頂きたい。
5414706-10452
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(2 HYBRID_SACD)
Voici - 30 Songs of Jacques Brel
 〔オルガン独奏によるジャック・ブレル(1929-1978)のシャンソン集〕
(全30曲)
 Voici / Grand Jacques (C'est trop facile) / Rosa / Sur la place / L'aventure / La tendresse / Bruxelles /
 La Fanette / Le dernier repas / Fernand / La valse à mille temps / Jojo / Litanies pour un retour /
 Le plat pays / Quand on n'a que l'amour / La lumière jaillira / Mon enfance / Les bigotes /
 Ne me quitte pas / La chanson des vieux amants / Orly / Les flamandes / Les vieux / Amsterdam /
 Voir un ami pleurer / Sans exigences / Vesoul / Jaurès / La quête / Les Marquises

  フレデリク・ラマンティア(Org)
 ベルギー生まれで、フランスのみならず世界で大活躍したシャンソン歌手ジャック・ブレル没後35周年の2013年、ユニークで壮大なプロジェクトが完成。ブレルは熱心なカトリック教徒でもあり、自作曲を教会オルガンの伴奏で歌いたいと強く望んでいた。実際、1958年のナンバー、「 Voici 」「 La lumière jaillira 」は、パリにあるプロテスタント寺院で、オルガンをバックに録音されている。そして2013年、娘フランス・ブレルのプロデュースにより、その想いが花開いた。リヨンにあるプロテスタント大寺院のオルガ二ストであるフレデリック・ラマンティアは、これまでにもシャルル・トレネ、バルバラ、ジャン・フェラ、ジョルジュ・ブラッサンス等々、フレンチ・シャンソンの名曲をオルガン演奏用にアレンジした作品を制作している。彼の手によりブレルの音楽世界が、新たな息吹を受けて高らかに表現されている。しかも、SACDハイブリット、5.0サラウンド方式による、高音質録音が実現、フランス・ブレルによるライナー、全曲の歌詞も含まれている。  #当盤は2019年からの代理店の取扱いアイテムに含まれておらず、流通在庫限りと思われます。入手できない場合はご容赦下さい。
5414706-10442
(HYBRID_SACD)
廃盤
DOMINIQUE CORBIAU - PROFANO E SACRO 〜
 アレッサンドロ・スカルラッティ:宗教&世俗歌曲集

 ドミニク・コルビオ(CT) ミシェル・クストゥルマンス指揮ラ・チェトラ・ドルフェオ
5414706-10432
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(HYBRID_SACD)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(*)
アレンスキー(1861-1906):弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.35 (#)
 フィリップ・クイント(Vn) マルティン・パンテレーエフ指揮ソフィアpo.(*)
 リリー・フランシス(Va) クラウディオ・ボルケス(Vc1) ニコラ・アルトシュテット(Vc2)
 録音:2013年1月14日-17日、ブルガリア・ホール、ソフィア(*) /2013年9月4日-5日、ジーメンスヴィラ、ベルリン(#)。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ヴィルトゥオーゾでも鳴らすクイントの直球勝負の熱い演奏。フィナーレは、2パターン収録されており、チャイコフスキーによるカデンツァと、この協奏曲の献呈を拒絶したエピソードで有名なアウアーによるカデンツァの聴き比べが出来る。カップリングのアレンスキーの弦楽四重奏曲第2番は、深い叙情漂う絶美の楽曲。ヴァイオリン1、ヴィオラ1、チェロ2という編成。チャイコフスキーが亡くなった年に作曲が開始されたもので、第2楽章は「チャイコフスキーの主題による変奏曲」と題されており、主題は歌曲「16の子供のための歌」 Op.54の「伝説(聖史曲)」。チャイコフスキー自身もこの曲を他編成に編曲している。アレンスキーもこの弦楽四重奏曲第2楽章を弦楽オーケストラ版に編曲、非常に深い思い入れを感じる内容。クイント率いるアンサンブルのメンバーも豪華で、パブロ・カザルス・コンクール優勝のクラウディオ・ボルケス、BBCニュー・ジェネレーション・アーティストのアルトシュテット、そしてヴィオラはボルレッティ=ブイトーニ優勝のリリー・フランシス。若きエネルギーがそのまま抒情に注ぎこまれたアンサンブルで聴くアレンスキー、こちらも絶品。フィリップ・クイントは1974年生まれのロシア出身のヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でアンドレイ・コルサコフに学び、9歳にしてコルサコフのオーケストラでソロ・ヴァイリニストとしてデビュー。その後ジュリアード音楽院へ進学。ドロシー・ディレイ、チョーリャン・リン、川崎雅夫に師事した他、I.パールマンやA.スタインハートにも師事。2001年に発売したデビューCDがグラミー賞にノミネートされ、一躍注目を集める。2010年よりストラディヴァリウス協会より貸与された"ルビー"を使用。現在はアメリカを中心に世界的活動の幅を広げている。近年はシカゴso. 、BPOなど著名なオーケストラと数々共演し、今後ますます期待されるヴィルトゥオーゾ。
5414706-10422
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(HYBRID_SACD)
ロビー・ラカトシュ〜「四季」
 カールマーン・チェーキ(1962-):アルファ(*) /オメガ(+)
 ヴィヴァルディ:四季(#) / グルジア正教会大主教イリヤ2世:アヴェ・マリア(**)
  ロビー・ラカトシュ(Vn/電子Vn/Dr) イェネー・リステシュ(ツィンバロム)
  ブリュッセル室内o. ドミニク・コルビオ(声;*/+/**)
  カールマーン・チェーキ(Org/鍵盤/シンセサイザー;*/+、「四季」冬の終楽章)
  ガブリエル・ラウファー(Vib/Timp/打楽器;*/+/**、「四季」冬の終楽章)
  カールマーン・チェーキ・ジュニア(P;**) ラースロー・「ショロス」・リステシュ(電子Cb;**)
 録音:7月6日-9日、スタジオDada 、ブリュッセル。「ヴァイオリンの怪人」ロビー・ラカトシュ。自身のルーツであるロマ音楽の伝統をふまえながら様々な音楽を自分のスタイルに取り込む彼のヴァイオリンは、一度聴いたら忘れられない。そんなラカトシュが、ヴィヴァルディの「四季」を録音した。これがまた期待を裏切らないラカトシュ節満載で、独奏部の即興はこれでもかというショウマンシップに溢れた物。アンサンブルの仲間もラカトシュに触発されたかのように熱く盛り上がっている。ほかにもロマ色濃厚なカールマーン・チェーキの作品、そしてグルジア正教会大主教の作品も入っているというなんとも豪華な内容。
5414706-10402
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(HYBRID_SACD)
オペラ・ブレーヴェ
 ファリャ/クライスラー編曲:「はかなき人生」〜スペイン舞曲
 チャイコフスキー/アウアー編曲:「エフゲニー・オネーギン」〜レンスキーのアリア
 ドニゼッティ/クイント編曲:「愛の妙薬」〜人知れぬ涙
 グルック/クライスラー編曲:「オルフェオとエウリディーチェ」〜精霊の踊り
 ロッシーニ/テデスコ編曲:「セビリャの理髪師」の「私は町の何でも屋に基づくパラフレーズ」
 R.シュトラウス/M.マイスキー編曲:明日!
 ガーシュウィン/ハイフェッツ編曲:「ポーギーとベス」組曲
  〔 Summertime / My Man 's Gone Now / Bess You Is My Woman Now / It Ain 't Necessarily So 〕
 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜カンタービレ
 フンパーディンク/クイント編曲:「ヘンゼルとグレーテル」〜夕べの祈り
 ヨーゼフ・ヨアヒム・ラフ:カヴァティーナ Op.85 No.3

  フィリップ・クイント(Vn) リリー・マイスキー(P)
 近年ますます注目を集めているヴィルトゥオーゾ、フィリップ・クイント、リリー・マイスキーとのデュオによる、オペラ編曲集。クイントの歌心が堪能できるプログラムというだけでも期待大、さらにリリー・マイスキーのピアノということで注目度大。スペイン舞曲でのテンションの高さから、人知れぬ涙などでひときわ輝きを放つヴァイオリンの美しい音色、そしてロッシーニで魅せる華麗にして息をのむようなヴィルトゥオジティなど、聴きどころ満載。さらに、ガーシュウィンはジャズも得意とするリリー・マイスキーのピアノもひときわ冴えている。フィリップ・クイントは1974年生まれのロシア出身のヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でアンドレイ・コルサコフに学び、9歳にしてコルサコフのオーケストラでソロ・ヴァイリニストとしてデビュー。その後ジュリアード音楽院へ進学。ドロシー・ディレイ、チョーリャン・リン、川崎雅夫に師事した他、I.パールマンやA.スタインハートにも師事。2001年に発売したデビューCDがグラミー賞にノミネートされ、一躍注目を集める。2010年よりストラディヴァリウス協会より貸与された“ルビー "を使用。現在はアメリカを中心に世界的活動の幅を広げている。近年はシカゴso.、BPOなど著名なオーケストラと数々共演し、今後ますます期待される若手注目のヴィルトゥオーゾ。リリー・マイスキーは1987年パリに生まれ、その後まもなくブリュッセルに移った。4歳の時にリル・ティエンポの下でピアノを弾きはじめ、ハギット・ケルベル、オルガ・モギレフスキー、イラナ・デイヴィス、アラン・ヴァイスらにも学んでいる。2001年から2004年までパーセル音楽学校の生徒でもあり、ジャズ・ピアノも学んだ。マルタ・アルゲリッチ、ディミトリ・バシキロフといった著名なアーティストのマスタークラスを受講。1997年、リリーはカーネギー・ホールで行われた熱帯雨林財団のチャリティ・ガラ・コンサートで、はじめて公開の場で演奏を披露、そのライヴはCD化された。父であるミッシャ・マイスキーや、アルゲリッチらとの室内楽録音にも参加し、アンサンブル能力の高さと自在な演奏で話題となっている。音楽祭出演多数。
5414706-10392
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(HYBRID_SACD)
忘れられた調べ [Forgotten Melodies]
 レヴィツキ:愛のワルツOp.2/アラベスク・ヴァルサントOp.6
 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 Op.36(ホロヴィッツ版)
 メトネル:忘れられた調べ第1集 Op.38
  〔回想のソナタ/優美な踊り/祝祭の踊り/川の歌/田舎の踊り/夕べの歌/森の踊り/回想的に〕
 ポリーナ・レスチェンコ(P)
 現在ベルギーに在住し活躍するロシアの女流ポリーナ・レスチェンコ。アルゲリッチが認め、可愛がる才能の持ち主で、日本でも評価が急上昇している。今回のアルバムはロシアもが、若い美女らしからぬオタク臭ぷんぷんなレパートリーに感心させられる。いずれもピアニスティックな点が共通で、彼女の自信のほどが伺える。自身が優れたピアニストでもあったミッシャ・レヴィツキ(1898-1941)は甘く上品なピアノ小品をいくつか残していて、ピアノを弾かれる方々なら自分で奏でてみたくなる宝石のような。レスチェンコの甘やかな演奏はピアノの美しさを最高に味あわせてくれるもので震えて来る。ラフマニノフの難曲ソナタもホロヴィッツ版を使用。これはラフマニノフの了承のもとホロヴィッツが原典版と改訂版の良い所取りをして、さらに効果的なパッセージを加えた物。ホロヴィッツ自身の演奏を彷彿させる凄さ。メトネルの「忘れられた調べ第1集」は全8曲から成り、その全曲を収録。雪の降るロシアの風景が目に浮かぶような「回想のソナタ」をはじめ、ピアノの魅力を存分に発揮した作品の連続でレスチェンコの超絶技巧を満喫。ピアノ好き失神間違いなしの恍惚の1時間を味わえる。
5414706-10382
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(HYBRID_SACD)
セルジオ・ティエンポ
 リスト:死の舞踏 S.126(*)/
     ペトラルカのソネット第47、104、123番(#)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 Op.23(+)
セルジオ・ティエンポ(P)
イオン・マリン指揮(*)
アレクサンドル・ラビノヴィッチ=
 バラコフスキー指揮(+)
スイス・イタリアーナo.(*/+)
 録音:2004年6月18日(*)、2005年6月29日(+)、ルガーノ音楽祭、スイス、ライヴ〔拍手入り〕(*/+) /2011年7月26日、セッション(#)。キーシン、リフシッツと世代を同じくする、今やベテランのティエンポによるライヴを中心とした1枚。驚異のテクニックで聴衆を圧倒したリストから、情感あふれるチャイコフスキーまで、臨場感たっぷり。。幼少の頃より神童と騒がれ、これまでにリリースしてきたCDは全て好評を博し、数々の賞を授与されている。今回はその中でも一押しの一枚。特にチャイコフスキーのピアノ協奏曲は会場の熱気も帯びて大盛り上がり。
5414706-10372
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(HYBRID_SACD)
バッハ(1685-1750):
 ゴルトベルク変奏曲 BWV988
アレクサンダー・グルニング(P)
 録音:2011年4月19日-21日、セッション。名門ブリュッセル王立音楽院を優秀な成績で卒業し、さらにモスクワ音楽院でかの有名なレフ・ナウモフやヴィクトル・メルジャーノフの薫陶を受けたアレクサンダー・グルニングが、ヨーロッパのツアーで大絶賛されたゴルトベルク変奏曲をリリース。アレクサンダー・グルニングは1973年、ベルギー生まれ。名門弛みない研鑽で培ったテクニックと詩情のある音楽性は、これまでヨーロッパのツアーを展開する中で絶大なる評価と人気を博してきた。また、クラシックだけではなくジャズや映画音楽にも幅広く関心を示し、音楽全般に行き届いた広い視野の持ち主。
5414706-10362
(HYBRID_SACD)
廃盤
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト長調 Op.40
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
ベートーヴェン:ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50
フィリップ・クイント(Vn)
カルロス・ミゲル・プリエト指揮
ミネリアso.
5414706-10352
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(HYBRID_SACD)
MYRIAM FUKS 〔ミリアム・フックス〕〜 VER BIN IKH!
 Vi Ahin Zol Ikh Geyn 〔私はどこへ行けばよいのか〕
  (S. Korn - Teuer aka Igor S. Korntayer / O. Strokh)[ゲスト:エフゲニー・キーシン(P)]/
 Far Dir Mayne Tayer Hanele aka Klezmer Csardas from Klezmer Karma (R. Lakatos / M. Fuks)
  [ゲスト:アリッサ・マルグリス(Vn) ナタン・フロード(Va) ポリーナ・レスチェンコ(P)]/
 Malkele, Schloimele (J. Rumshinsky) (*)
 [ゲスト:サリーナ・コーン(歌) フィリップ・カテリーヌ(G) オスカー・ネーメト(B)]/
 Deim Fidele (B. Witler) (*)[ゲスト:ローラ・フックス(歌) ミヒャエル・グットマン(Vn)]/
 Yetz Darf Men Leiben (B. Witler) (*)[ゲスト:ポール・アンバッハ(歌)]/
 Greene Bletter (M. Oiysher) (*)[ゲスト:ロビー・ラカトシュ(Vn)]/
 Die Saposhkeler' (D. Meyerowitz) (*) / Pintele Yid (L. Gilrot / A. Perlmutter - H. Wohl) (*)
  [ゲスト:ザハヴァ・ゼーヴァルト(歌)]/
 Als In Einem Is Nicht Dou Ba Keiner (*) / Dous Gezang Fin Mayne Hartz (*) (B. Witler)
  [ゲスト:ミリアム・ラカトシュ(歌)]/
 Schlemazel (B. Witler) (*)[ゲスト:エドゥアルト・ベーア(歌)]/
 Nem Der Nisht Tsim Hartz (*) / Hit Oup Dous Bisele Koyer' (*) (B. Witler)
  [ゲスト:ミシェル・ジョナス(歌)]/
 Schmiele (G. Ulmer) (*)[ゲスト:モナ・ミオデツキ(歌) ロビー・ラカトシュ(Vn)]/
 Ziben Gite Youren (D. Meyerowitz) (*) / Bublitchki [Beygeleich] (Trad.)
  [ゲスト:アレクサンダー・グルニング(P)]/
 Ver Bin Ikh? (B. Witler)[ゲスト:ミッシャ・マイスキー(Vc) リリー・マイスキー(P)]/
 Der Rebe Menachem (A. Gurning / M. Fuks - M. Rubinstein)[ゲスト:マルタ・アルゲリッチ(P)]

 ミリアム・フックス(Vo) ロビー・ラカトシュ(Vn1;*)
 クラウディア・バーロー(Vn2;*) クリステル・ボルグレーヴェンス(Cl;*)
 アルド・グラナート(アコーディオン;*) ラースロー・バログ(G;*) オスカー・ネーメト(Cb;*)
 録音:2013年11月、2014年2月-3月、5月。ミリアム・フックスはユダヤ・クレズマー音楽の歌の女王。その存在感、歌唱力と表情は、クレズマー界のエディット・ピアフと言えるだろう。そんな彼女がユダヤの歌をあつめた新譜をリリース。ヘブライ語の歌詞で力強く哀愁漂う歌を披露している。注目なのが、共演陣!アルゲリッチ、キーシン、マイスキーら、超豪華な顔ぶれ。キーシンが、絶美のピアノの音色で哀愁漂う世界へといざなう前奏は、この世のものとは思えぬ美しさ。つづくフックスの歌もキーシンのピアノと非常にマッチしている。アルゲリッチもマイスキー父娘も世界に浸りきった演奏を展開。ちなみにキーシン、アルゲリッチ、マイスキーが歌手と共演した演奏のCD登場は初。注目ポイント満載の1枚。
5414706-10342
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(HYBRID_SACD)
Piemontesi Recital
 ヘンデル:組曲 変ロ長調 HWV.434
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
 J.S.バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV.825
 J.S.バッハ/リスト編曲:幻想曲とフーガ ト短調 R120 SW 463
 リスト:オーベルマンの谷
  フランチェスコ・ピエモンテージ(P)
 1983年スイス生まれの俊英、ピエモンテージのソロ・デビュー盤。バロックの2大巨匠ヘンデルとバッハ、そしてロマン派のリストとブラームスを並べ、個々の巨匠の魅力を提示するだけでなく、リストやブラームスがいかにバロックのこれらの巨匠から大きな影響を受けたか、ということを実感させるプログラム。ピエモンテージは実に美しい音、そして装飾や絶妙な間の取り方では抜群のセンスを魅せ、そして対位法の立体的な響かせ方では知性を感じさせる。もちろん抜群の技巧もあわせもち、器の大きさを感じさせる期待の若手ピアニスト。
 フランチェスコ・ピエモンテージは1983年スイス生まれ。2007年エリザベート王妃国際音楽コンクールで第3位を獲得し、また、アルフレート・ブレンデル、セシル・ウーセ、アレクシス・ワイセンベルク等、偉大なピアニストからも知遇を得て、国際的な注目を集めている。これまでに、バイエルン放送so.、BBC響、BBCフィル、イスラエル・フィル、また指揮者では、ビエロフラーヴェク、オラモ、ペトレンコ、プレトニョフ、ポッペン、キタエンコ等と共演。また、特にマルタ・アルゲリッチからは絶賛され、彼女が主宰するルガーノ音楽祭に毎年出演している。今シーズンも様々な音楽祭等でひっぱりだこで、これから日本でもこの名を見る機会が増えてくることだろう。
5414706-10332
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Tango Rhapsody
 ピアソラ:ミケランジェロ 70(F.フシド編曲)/レビラド(P.シーグレル編曲)
 P.シーグレル:エル・エンペドラド/サンドゥンガ/アスファルト?
 F.フシド:2台のピアノと管弦楽のための「タンゴ・ラプソディ」(*) / P.シーグレル:ミロンゲータ
 ピアソラ/P.シーグレル編曲:天使の死/アディオス・ノニーノ / フシド/コーデラー:瞳の奥の秘密

  デュオ・レヒナー・ティエンポ[カリン・レヒナー、セルジオ・ティエンポ(P)]
  ヤツェク・カスプシク指揮スイス・イタリアーナo.
 録音:2011年1月、オーディトリアム・ステリオ・モロ(*以外) /2010年6月22日-24日、パラッツオ・デイ・コングレッシ、世界初演時(*)、以上 ルガーノ、スイス、ライヴ。(*)は世界初録音。デュオ・レヒナー・ティエンポは、カリン・レヒナー&セルジオ(・ダニエル)・ティエンポの姉弟からなる、かのアルゲリッチにも認められたピアノ・デュオ。今回はまさにアルゼンチン・タンゴ尽くしのプログラム。ピアソラの名曲の数々を連発する超絶技巧と多彩な表現力で演奏していることも注目されるが、本アルバム最大の聴き所は、映画音楽などでも活躍するフェデリコ・フシドがこのデュオのために作曲した「タンゴ・ラプソディー」。2010年ルガーノ音楽祭で行われた世界初演のライヴ音源。2台のピアノとオーケストラのための本作は、一つの男女の恋愛劇を見ているようなドラマティックな展開が魅力的。艶やかで流麗な旋律もあれば、感情をぶつけ合うような激しい掛け合いもある。カスプシク率いるスイス・イタリアーナo.の鮮烈な演奏も見事だが、やはり聴きどころはレヒナー&ティエンポ姉弟の息を呑む熱演。ボーナスDVDではこの演奏風景を収録。演劇のようなパフォーマンスもあり、タンゴ・ラプソディーを情熱的に「演じる」姉弟の演奏模様は必見。
 #ボーナスDVDはPAL方式のため、国内の通常映像機器では再生出来ません。また、パソコン等での再生保証もございません。
5414706-10312
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La Belle Époque
 ダリウス・ミヨー:
  スカラムーシュOp.165b(2台4手)
 ラヴェル:ダフニスとクロエ(2台4手)
 フォーレ:ドリー組曲(4手連弾)
 ドビュッシー/ラヴェル編:
  夜想曲「雲」/「祭」(ラヴェルによる2台4手版)
 ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台4手)
デュオ・レヒナー・ティエンポ
[カリン・レヒナー、
 セルジオ・ティエンポ(P)]
 録音:2008年11月。
 アルゲリッチに認められ、ルガーノ・フェスティヴァルにも出演経験のあるティエンポ姉弟による連弾&2台ピアノ作品集。1990年代には姉弟で来日もしており、また、セルジオ・ティエンポは、チェロのマイスキーの信頼も厚く、伴奏者をたびたび務めるなど活躍している。ベル・エポックと題されたこのアルバム、フランスの2台ピアノと連弾作品の名曲ばかりを集めた魅力あるプログラム。
 『ボーナスDVD (PAL方式) 付』と記載されているが、内容詳細不明。また、ボーナス盤の再生保証は無いものと思われますので、あらかじめご了承下さい。
5414706-10182
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廃盤
ファイアー・ダンス〜ラカトシュ・アンサンブル
 ヨージェフ・バログ:火の踊り/ジプシー・ボレロ/
           チッコム・パラフレーズ
 ミシェル・ルグラン:パパ、見守っていて
 チック・コリア:チフリコ(ゴット・ア・マッチ)
 ロシア民謡:バラノチカの飴
 R.ラカトシュ:私の歩むべき道は
 レオー・ヴェイネル:ディヴェルティメント
 シャルル・トレネ:残されし恋には
 R.ラカトシュ:イントロ
 日本民謡:さくらさくら
 ジョン・ルイス:ジャンゴ
 I.チャーンパイ:ビハリの思い出
 J.ビハリ:カティよ、おいで
 カールマン・チェーキ:6月11日の夜想曲
ロビー・ラカトシュ(Vn)
ラカトシュ・アンサンブル
[ラースロー・ボーニー(Vn)
 カールマン・チェーキ(P)
 エルネスト・バンゴー
 (ツィンバロン)
 オスカール・ネーメト(Cb)
 アッティラ・ロントー(G)]
 録音:2004年12月13日-14日。
 ハンガリーのジプシー・ヴァイオリン名門一家出身で、ブダペストのベーラ・バルトーク音楽院でクラシック音楽も学び、弱冠19歳にして首席で卒業、数々の巨匠たちとの共演を果たし、その腕前をメニューインも絶賛したという鬼才、ロビー・ラカトシュによるレーベル移籍後第1弾だったもの。オリジナル曲、フランス映画音楽の巨匠ミシェル・ルグラン、ジャズ・ピアノ界の巨人チック・コリア、そしてロシア民謡から日本民謡「さくらさくら」まで、ジプシー音楽に限らず濃厚にそして楽しく、まさに“燃え上がる "ような怒涛のパフォーマンスを聴かせる。中でもヨージェフ・バログの「火の踊り」はラカトシュの得意作で、民族的曲調とラカトシュ率いるアンサンブルの絶妙なパフォーマンスを楽しむことが出来る。
イディッシュ・ママ(全20トラック)
 小さなイディッシュのメロディー/Romania/ひなぎくの花/イディッシュ/タバコ/石から生まれた/
 私は負け犬/私の愛しい子/ドント・クライ・ママ/何ができる?だってアメリカよ!/他

  ロビー・ラカトシュ(Vn) ラースロー・ボーニー(第2Vn)
  ミリアム・フックス(歌) アルド・ガラント(アコーディオン)他
 録音:1987年-1998年。
 ハンガリーの伝説的なジプシー・ヴァイオリニストの家系に生まれ、ブダペストのベーラ・バルトーク音楽院でクラシック音楽も学び、弱冠19歳にして首席で卒業、数々の巨匠たちとの共演を果たし、その腕前をメニューインも絶賛したという鬼才、ロビー・ラカトシュ。彼が参加した新譜は、イディッシュ(ユダヤ)民謡のスペシャリスト歌手、ミリアム・フックスのアルバム。フックスの力強く、どこか懐かしさを感じさせる歌声は、どことなくエディット・ピアフを思わせるような、聴く者を金縛りにかけるようなマジックに満ちている。彼女の歌声に、ラカトシュのヴァイオリンのすすり泣き節が炸裂して絡み、さらにアンサンブルのアコーディオンの音色なども加わり、郷愁味たっぷり、魅力たっぷりの1枚となっている。
5414706-10272
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ポリーナ・レスチェンコ
 J.S.バッハ/リスト編:前奏曲とフーガ イ短調
 J.S.バッハ/ブゾーニ編:シャコンヌ
 グノー/リスト編:歌劇「ファウスト」のワルツ
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ポリーナ・レスチェンコ(P)
 アルゲリッチの秘蔵ッ子、ポリーナ・レスチェンコは、ベルギー出身。アルゲリッチをはじめ、カプソン兄弟、マイスキー、ハインリヒ・シフといった名だたる奏者たちからの信頼も篤い演奏者。シューマン:幻想小曲集Op.73(品番:5414706-10192)では、ウィーンの名教授シュヴァルツベルグと、シューマンを録音。また、プロコフィエフ:作品集(5414706-10212)では、アルゲリッチと、プロコフィエフの交響曲第1番の2台ピアノ版を共演している。
 avanticlassic で初のソロ・アルバムとなる今回、彼女が選んだのは実に壮観な作品群。バッハへの揺るぎない尊敬の念に満ちたこのブゾーニによる編曲は、同時にリストへと結ばれる線でもある。つづくリストの作品は、バッハへの神聖なる愛(シャコンヌ)、極度に集中した内面の心の動き(ソナタ)、「魔」からのたえざる誘惑に抗おうとする人間(ファウスト〜)、リストという人間の内面が濃厚に感じられる作品群。極度に高度なテクニックを通して表現される「人間」の根源には何があるのか、最後の一音まで聞き逃すことのできない驚異的な演奏となっている。
5414706-10252
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ゴメス=マンズール
 リスト:コンソレーション第3番/バッハのカンタータ「泣き、嘆き、憂い、おののき」による前奏曲
 ショパン:マズルカ Op.33 No.4  / シューベルト:即興曲集 Op.90 より Nos.2, 3, 4
 シューマン:ノヴェレッテ Op.21 No.1 /「子供の情景」〜トロイメライ
 ラフマニノフ:前奏曲集 より〔 Op.32 Nos.5, 10, 12 / Op.23 No.5 〕
 スクリャービン:練習曲集 より〔 Op.8 No.1 / Op.2 No.1 〕

 アドリエル・ゴメス=マンズール(P)
 1989年ブエノスアイレス生まれの熱き血が流れるアドリエル・ゴメス。7歳にしてコンサートデビュー、2001年-2002年にはブエノスアイレスで開催されたアルゲリッチ音楽祭にも出演したというまさに早熟の天才。そんな彼の17歳の時の録音は、冒頭のコンソレーションから、すでに枯淡の境地ともいえるような若者とは思えない精神性。それでいて、若人ならではの瑞々しい音色、瑞々しい感性も感じさせる不思議な演奏。スクリャービンの靄のかかったような世界も気品ある世界にまとめられている。今後の活躍に目が離せない、期待の新人の登場。
5414706-10232
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フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
シューマン:幻想小曲集 Op.73
ドーラ・
 シュヴァルツベルグ(Vn)
マルタ・アルゲリッチ(P)
 録音:2005年12月。5.1サラウンド。
 フランクのヴァイオリン・ソナタは音楽史上の名曲として親しまれており、これまでにも数々の録音がある、ここに新たに殿堂入りの名演だと断言できるものが登場。冒頭からやや遅めのテンポ設定に驚かされるが、そんな驚きも一瞬のこと、アルゲリッチの熱く厚いタッチによる和音が二度目に奏でられるときには完全にノックアウトされてしまう。ものすごい集中力と引力。続くヴァイオリンの繊細な響きで奏でられる旋律のひとくだりでもう完全に引きこまれてしまう。第2楽章のうねりにうねるピアノはアルゲリッチならでは、激しく熱いタッチに心がぞわぞわする。ドビュッシーもシューマンも言うこと無し。ぴったりと息の合ったアンサンブルは見事としかいいようがない。
 アルゲリッチのフランクとシューマンの録音は何種類か存在しているが、SACDハイブリッドDSD録音での登場ははじめて。どの曲をとってもお勧め二重丸ポイントだらけ、録音をとっても最高の音質、アルゲリッチのピアノの生々しい迫力と、シュヴァルツベルクのヴァイオリンの熱さに身を包まれる喜びを味わうことのできる何拍子もそろった一枚である。
 アーティスト写真に関するアヴァンティ・クラシックレーベルのフレデリック氏からのコメント(輸入元提供の和訳のまま):
 「シュヴァルツベルクは、気管の病気のために喉を手術したことがあります。今でも喉のあたりには手術のためにのこってしまった痕があり、彼女はいつもスカーフを首に巻いて写真を撮ります。そんなシュヴァルツベルクを思って、アルゲリッチはこのディスクのアーティスト写真を撮影する時に、自ら彼女のスカーフを半分自分の首元に巻いたそうです。いや〜、アルゲリッチってほんっとに素晴らしいですね。」
5414706-10212
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アルゲリッチやラカトシュが参加
 プロコフィエフ:
  交響曲第1番「古典」(2台ピアノ版/寺嶋陸也 編曲/1998)(*)/
  ピアノ・ソナタ第7番/チェロとピアノのためのソナタ ハ長調Op.119 (#)
 チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出Op.42〜第3曲「メロディー」(+)
 プロコフィエフ:3つのオレンジへの恋Op.33
   〜行進曲(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)(+)
 ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14(#/+)
  ポリーナ・レスチェンコ(P;*以外/第2P;*) マルタ・アルゲリッチ(第1P;*)
  クリスティアン・ポルテラ(Vc;#) ロビー・ラカトシュ(Vn;+)
 録音:2005年4月7日-9日、5月15日。
 新鋭レスチェンコ、大御所アルゲリッチに、なんとラカトシュという異色の顔合わせによる(といってもさすがにアルゲリッチとラカトシュの直接共演は無いが)、プロコフィエフを中心としたロシア物アルバム。(*)はアルゲリッチの委嘱により編曲されたもので、アルゲリッチお気に入り。ポリーナ・レスチェンコは2005年現在23歳の若手で、2004年にアルゲリッチの肝いりにより、EMIからCDデビューを果たしている。どんな難曲でも弾きこなしてしまうほどのテクニックを持ち、アルゲリッチに劣らぬ気迫でバリバリ聴かせてくれる。そして、ハンガリーのジプシー・ヴァイオリンの名門ラカトシュ家の7代目、ロビー・ラカトシュによる2曲も注目の的。
5414706-10202
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シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ペドロ・ブルメスター(P)
 ブルメスター(1963-)は2005年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも参加したポルトガルの奏者。国内代理店によると「ポルトガルのトップ・ピアニスト」とのこと(マリア・ジョアン・ピリスのことを忘れているような・・・)。来日公演では卓越したテクニックと見事な音楽性で聴衆を魅了した。このアルバムでもシューマンとリストという大曲を伸びやかに難なく弾きこなしている。
5414706-10192
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シューマン
 幻想小曲集Op.73/
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.105 /
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.121
ドーラ・
 シュヴァルツベルク(Vn)
ポリーナ・レスチェンコ(P)
 録音:2004年11月15日-17日。D.シュヴァルツベルクはアルゲリッチとの共演も多いソビエト出身の奏者で、マスタークラスの講師やコンクール審査員も数多く務め、ルガーノ・フェスティヴァルや別府音楽祭の常連でもある。幻想小曲集Op.73はクラリネットとピアノによる版が一般的だが、シュヴァルツベルクのヴァイオリンは非常に甘美で美しい。ポリーナ・レスチェンコの厚いサポートも聴き所。


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