# Google, Yahoo, Goo, Bing 等の検索サイトから当ページへ直接アクセスされた方は、当店のトップページへどうぞ(別ウィンドウ、または別タブで開きます)




スリーシェルズ
[THREE SHELLS/国内盤]


 日本の作曲家の聴く機会の少ない知られざる作品を掘り起こし、それら名曲に今一度接する楽しみを広く提供したいという趣旨のもとに設立されたレーベル。
 なお、このレーベルの「世界初CD化」というのは、「CDでは世界初録音」という事を意味するようで、その多くは世界初録音であると思われます。
 #初期のアイテムには長期レーベル品切れの物があります。


3SCD-0064
buyボタン
\3055(税抜\2778)
冨田勲メモリアルコンサート〜冨田勲(1932-2016):
 コムポジション愛/ジャングル大帝のテーマ/ビッグ X 主題歌/「キャプテンウルトラ」組曲/
 「 NHK のための映像音楽」より
   〔きょうの料理/新日本紀行テーマ/大河ドラマ「花の生涯」/大河ドラマ「徳川家康」/大河ドラマ「勝海舟」〕/
 「ノストラダムスの大予言」組曲/「マイティジャック」組曲/アンコール「マイティジャックの歌」

 藤岡幸夫指揮オーケストラ・トリプティーク[コンサートマスター:三瀬俊吾]
 冨田勲メモリアルcho.、杉並児童cho.
 録音:2018年9月17日、東京国際フォーラム・ホールC、「冨田勲 映像音楽の世界 Sounds of TOMITA 」、ライヴ|解説:小林淳|録音:上埜嘉雄|編集:磯部英彬|ジャケットアートワーク:宇川直宏|CDデザイン:山口翔悟|プロデュース:西耕一|公演監修:樋口尚文。
 ■庵野秀明監督からのコメント『「マイティジャックの歌」は、僕が人生で一番繰り返し聴いている大好きな音楽です。その曲がオーケストラの生音で聴けるとは、感激です。生きててよかったと実感してます。それだけでも感涙モノなのところに、ジャングル大帝、リボンの騎士、ビッグX、新日本紀行のテーマ、勝海舟、キャプテンウルトラにノストラダムスの大予言まで聴けるとは、本当に生きててよかったです。』(2018年7月30日 庵野秀明)。
 「冨田勲 映像音楽の世界 Sounds of TOMITA 」として2018年9月17日に東京国際フォーラムで行われた伝説のメモリアルコンサートがついにCD化! 小林淳(評論家)による約1万字の書き下ろし解説と、コンサートパンフレット掲載のメッセージを収録。上埜嘉雄による高精細録音を、磯部英彬による迫力のサウンドバランスで再現した感動の録音!庵野秀明監督から「マイティジャック」を生オーケストラで聴けることへの感激のメッセージが届くなど、コンサート開始前から話題になったイベントであり、司会は樋口尚文(公演監修も)と中江有里が担当。花の生涯、徳川家康、勝海舟など「大河ドラマのテーマ音楽」や「マイティジャック」「キャプテンウルトラ」「ノストラダムスの大予言」などの特撮音楽、手塚治虫のアニメ音楽などを大特集。藤岡幸夫の指揮により、シンセサイザーを加えたオーケストラにダンスや合唱も参加しての圧巻のステージに、来場したファンは、鳴り止まぬ拍手で色褪せぬトミタサウンドへ喝采を送った。アニメ映画音楽、現代音楽、日本の作曲家の演奏に定評のあるオーケストラ・トリプティークのエネルギッシュな演奏がトミタサウンドを新たな時代に届けるような歴史的なコンサートとなった。会場を埋め尽くした1200人の観客と合唱団、児童、ダンスの皆さんによる「マイティジャックの歌」をアンコールとして特別に収録。力強く、どこか儚い、胸に熱く響き渡るトミタサウンドが甦る。
3SCD-0063
buyボタン
\3055(税抜\2778)
300本
限定プレス
芥川也寸志、武満徹:太平洋ひとりぼっち〜音楽大全
 ■本編使用楽曲
  メイン・タイトル (DB-1 M-1-2) /出発 (DB-1A M-2) /夜の街 (M-3) /西宮港脱出 (DB-2 M-3A) /
  風〜暗雲 (DB-3 M-4) /回想 - 青年と父 - (DB-6A M-6) /太平洋へ (DB-6A M-7 エコー) /
  回想 - 青年と母 - (M-7A) /嵐の後で (DB-8 M-8) /10:自分との会話 (M-9 エコー) /
  回想 - 青年と先輩 - (DB-10 M-10) /回想 - 先輩の忠告〜青年と犬 - (DB-10 M-11) /
  青空の下で (DB-10 M-12-2) /マーメイド (M-13) /黄昏 (DB-13 M-14) /朝 (DB-14 M-15-2) /
  凪 (M-イメージの原音-1) /太陽の下で (M-17) /回想 - 青年・母・妹 - (M-18) /
  パール (DB-17 M-19-2) /サンフランシスコ (M-20-3) /上陸 (DB18A M-21-2) /エンディング (M-22)

 ■ボーナス・トラック
  □本編用編集済楽曲 M-3・M-3A / DB-18 M-20-4 |□加工前素材曲 DB-6 M-7-4 / DB-8A M-9
  □本編使用楽曲別テイク  M-1 (KEEP) / DB-6 M-7-1 (KEEP) / DB-6 M-7-2 (KEEP) / DB-6 M-7-3 (KEEP) /
                   DB-10 M-12-1 / DB-14 M-15-1 / M-19-1 / M-20-1 / M-20-2 / M-21-1

  □本編未使用楽曲  DB-5 M-5 (OK) / M-12A-1 (KEEP) / M-12A-2 (OK) / M-16 (OK) / M-18イ (OK) /
               M-イメージの原音-2 (OK) / M-EXB-1 (NG) / M-EXB-2 (OK) / 練習用3つ I /練習用3つ II /練習用3つ III

 ■40ページ・ブックレット収録詳細内容〔執筆:上妻祥浩(特記以外)〕:
  カラースチル写真集 (2P) /モノクロスチル写真集 (2P) /曲目一覧 (2P) /
  映画「太平洋ひとりぼっち」について (4P) /芥川也寸志と武満徹―二大音楽家の共作― (2P) /
  市川崑の映画音楽を手がけた作曲家たち (1P) /このCDについて (1P) /作品データ (3P) /
  楽曲解説 (9P) /「畏友」と「恩人」、二人の航海(徳永洋明) (4P) /プレスシート (6P?)
 企画構成:上妻祥浩(映画研究・解説)|解説:コ永洋明(作曲家、新・3人の会)|プロデュース:西耕一(スリーシェルズ)|協力:日活|原盤:日活株式会社|(C)日活株式会社。※収録音源はマスターテープ由来のノイズがございますことをご了承ください。※映画の演出上のカットアウトなども可能な限り手を加えず収録してございます。 日活全面協力!日本映画史に残る感動の名作のサウンドトラックCD完成! 映画のために録音された BGM 48曲、時間にすると73分を超える音楽を収録。「分厚い解説書がついていて欲しい」というファンのリクエストにお応えして A5 サイズ40ページのブックレットと、音楽CDという新たな「SOUNDTRACK CD BOOK」形式の実験的な発売となる。40ページBOOKの中身は、秘蔵のカラー、モノクロのスチル写真、音楽録音シートなど多数掲載! 映画評論家の上妻祥浩による楽曲ごとの詳細な解説と、新・3人の会の徳永洋明による、芥川也寸志と武満徹の音楽作法とその交友を踏まえた作品分析など豊富な内容となっている。読み物としてだけでなく資料価値も極めて高いBOOKとなった。音楽CD部分は、芥川と武満が本作のために作曲・録音したオリジナル楽曲のOKテイクをはじめ、別テイクや本編未使用曲も含めてすべて収録し、ディジタルリマスタリングによるノイズ除去など音質を向上させて、究極の大全を完成した。壮大で美しいメインテーマをはじめ、主人公の不安な心情を表現した前衛音楽的な響きを持つ曲などバラエティに富んだ楽曲が揃い、巨匠同士のタッグが生んだ珠玉のアルバムとなった。これまで本作の楽曲は、武満の作品集などに抜粋して収録されたことは何度かあったが、今回ついに完全収録による単独音盤化が、初めて実現した。感動の名作を盛り上げた素晴らしい音楽の数々が、その背景を詳細にまとめたCD& BOOKとして甦る。芥川也寸志、武満徹、市川崑、石原裕次郎など夢の共演を記録した伝説の映画音楽の完全盤が登場!!
3SCD-0062
buyボタン
\3055(税抜\2778)
渡辺宙明音楽選1
 ■ CBC 歌謡 水たまりの歌/沈丁花が匂います/ひぐらしの笛(*) /追分船頭さん(*) /フランテンの唄(*)
 ■歌のおもちゃ箱
  □歌のおもちゃ箱「雨ぼうず」
   歌のおもちゃ箱テーマ/ポロンポロン、てるてる坊主/16人のてるてる坊主/間奏曲/ちょん切られたくない/
   てるてる坊主のマーチ、遠い国へ/夜の交番、私の目玉は赤信号/フクロウとてるてる坊主/チョチョッキン/雨はオイラの命水/
   ケロケロ族とてるてる坊主/てるてる坊主は雨ぼうず/お巡りさんとケロケロ族/嗚呼!水が抜けてしまった/
   ケロケロ族、困った/間奏曲/雨乞いの歌(ケロケロ族)/こんな雨ではダメだ/雨ぼうず、祈りの歌/ポロンポロン/
   降り注ぐ雨/雨に消えた雨ぼうず/さようなら/水晶の玉は、雨ぼうずの涙/歌のおもちゃ箱エンドテーマ

  □歌のおもちゃ箱「僕の日記3 初秋の空」
   歌のおもちゃ箱テーマ/秋がくる/僕の日記、夏の終わりに/朝からジイジイ蝉の声/正チャンが暑気あたり/間奏曲/
   正チャンとぼくと金魚/お庭は花盛り/裏の畑の案山子/ウエムラさんの送別会/正チャンのタコ踊り/
   ウエムラさんの嬉し涙/ほたるほたる/田舎へ絵の具を届けに行く/間奏曲/ネッコちゃんのお父さん/滝に行った話/
   川原にて/すいすいトンボ/蛇の想い出/正チャン蛇に追われる/間奏曲/お土産は、鮎とゴリ/バスで帰る〜エンドテーマ

  □歌のおもちゃ箱「仲良し劇場」BGM  M コール、仲良し劇場テーマ/ Mコール、エンドミュージック〔1−3〕
  □歌のおもちゃ箱「水たまりの歌」 水たまりの歌〔1、2、3番〕(2種)
 ■渡辺宙明インタビュー(聞き手:田野倉健之)
  渡辺宙明指揮 CBC o. 、 CBC ポッポ会 (cho.) 、CBC cho./他
  石井千穂、泉ケイ子、伊東満、春日八郎(Vo)他
 音源:渡辺宙明所有マスターテープ(無印) / SP 盤(*) 〔音源提供:渡辺宙明、田野倉健之〕|解説・プロデュース:西耕一|協力:早川優、松谷敦、田野倉健之、小林孝志。※収録音源はマスターテープ由来のノイズがございますことをご了承ください。※映画の演出上のカットアウトなども可能な限り手を加えず収録してございます。ラジオ歌謡や子供のためのラジオミュージカルなど最古の宙明作品をCD化!現在放送中の「機界戦隊ゼンカイジャー」の音楽で絶好調の渡辺宙明先生。2021年8月19日には96歳を迎える。作曲家デビュー以来、数え切れないほどの作品を世に送り出してきた。この度、その御本人が保存していた録音からアーカイブするシリーズが開始された。今回は、作曲家デビューとなったCBCラジオ音楽を中心に、SPレコードやオープンリールテープからのCD化。60年以上前のラジオ歌謡やラジオミュージカルなど、美しいメロディと叙情的な音楽の宝庫。團伊玖磨門下の渡辺宙明、と安易につなげてはいけないが、しかし、やはりこのメロディ、このオーケストレーションは、日本音楽界の正統派の血脈を感じること多し!今こそあらためて聴いて欲しい。令和につながる渡辺宙明先生の原点を是非お聴き頂きたい。※マスターテープ、マスター音源についてマスターテープの保存状態は60年以上の前のものとは思えないほど良質なものが多かったため、なるべくマスターの音質のままのマスタリングした。SP盤については、盤が割れたものしか発見されなかった楽曲が2曲あり、レーザーターンテーブルで再生をした後、ディジタル上で音飛びノイズを削っていく作業を行った。経年劣化によるノイズはある。そして、すべてモノラル音源となるが、作品のクオリティの高さはもちろん、1950年代のラジオ放送の演奏レベルや音質の良さは特筆されるべきだろう。放送史、児童音楽史、ラジオ音楽など様々な意味でも貴重な資料となることだろう。
3SCD-0061
buyボタン
\3055(税抜\2778)
黛敏郎の秘曲〜江ア昭汰のピアノ演奏による
 黛敏郎編曲版「君が代」(江ア昭汰編曲|ピアノ1台4手連弾版|多重録音)/
 ピアノのための12の前奏曲 Op.0 (1945-46) より〔第1曲 行進曲 ハ長調/第2曲 アラベスク イ短調〕/
 バレエ「かぐや姫」のスケッチによる3つのシーン〔石の花瓶の踊り(#) /金の枝の踊り/鳳凰の踊り(#) 〕/
 ウェディング・シンフォニー(1987) (江ア昭汰編曲|ピアノ版)
  〔 M1 入場[きらめく光の中で]/ M2-M3 ケーキ入刀[夢ときめく頃]/ M4 乾杯[希望とともに]/
    M5 色直し中座[あゆみ]/ M6 色直し入場[朝もや]/ M7A キャンドルサービス[月の光をあびながら]/
    M7B メインキャンドル点火[愛の光につつまれて]/ M8 子供からの花束[夢みる天使]/
    M9 花束贈呈と謝辞[メッセージ]/ M10 送賓[明日を見つめて]〕/
 0系新幹線放送メロディ(1968) /マルチピアノのためのカンパノロジー/
  PASSACAGLIA (1997)[未完、絶筆](江ア昭汰編曲|ピアノ1台4手連弾版|多重録音)

 江ア昭汰(P|使用楽器: C. Bechstein S 〔調律:中川祐美子〕
 録音:2021年1月31日、カーサモーツァルト、原宿| (#):世界初録音|企画・解説:西耕一|演奏・デザイン・録音編集:江崎昭汰|録音・エレクトロニクス:磯部英彬。 音階があまりにも前衛的で一般の乗客から「不気味」とまで評され、1968年から1972年までしか使用されなかった伝説の「0系新幹線放送メロディ(チャイム)」も収録。2021年1月31日に、無観客公演として開催された江ア昭汰のピアノ演奏による「日本の作曲家・秘曲探訪/黛敏郎ピアノ作品集」をCD化! ピアノ編曲版を含む数々の秘曲が世界初録音された。雅楽を意識した黛敏郎編曲版「君が代」は、ピアノに編曲しても荘厳!未完の遺作となった「パッサカリア」は傑作を予感させる冒頭部分だけだが、天才音楽家の数々のシーンを思わせる。近年発見された3つの組曲版「バレエ「かぐや姫」」は、幻のバレエ音楽の片鱗を味わえる。黛敏郎考案による電子とアナログを融合させた「マルチピアノによるカンパノロジー」の電気梵鐘効果。結婚式のBGMとして作曲された「ウェディング・シンフォニー」は、映画音楽における黛を思わせる明快なメロディーと壮麗なる響き、そして日本情緒の融合!それだけでなく日本の儀礼音楽としての側面と東洋的時間感覚もそこはかとない隠し味となっている。お馴染みの「0系新幹線メロディ」や「作品第0番」も収録している。無観客公演の関係者用として一部で知られるにはもったいない、詰め込むだけ詰め込んだ黛ワールド全開のCD誕生。
3SCD-0060
buyボタン
\3055(税抜\2778)
500本
限定プレス
湯浅譲二: EXPO'70 「せんい館」のための音楽
 スペース・プロジェクション「アコ」の音楽/ファッション・ショーの音楽/回廊Aの音楽「パターンスライドの音楽」/
 回廊Bの音楽「カラーゴーラウンドの音楽」/回廊Bの音楽「カラーゴーラウンドの音楽素材1-4」/
 ルネ・マグリットの男の音楽「人形A」〔その1/その2〕/スペース・プロジェクション「アコ」の音楽(完成版)
 ソース:マスター・テープ、湯浅譲二所有・提供|ディジタル化時使用機器:再生デッキ STUDER A812 /ケーブル Acoustic Revive 社協力|企画監修:川崎弘二、西耕一|解説:阪本裕文|協力:湯浅譲二、湯浅玲奈|※マスターテープの劣化によるノイズなどございますことをご了承くださいませ。
 作曲家・湯浅譲二氏が所有保管していたマスターテープを発掘&高音質ディジタル化!「スペース・プロジェクション・アコ」のための2chマスターテープ発見& CD化!今回、CD化されるのは、せんい館の天井、床などを取り囲む25系統のスピーカー群で再生された多チャンネル音源ではなく、テープ加工・編集用の素材として収録された2chのオーケストラ曲のマスター音源。しかし、それは「素材」といってしまうにはあまりに勿体ない。それだけでも鑑賞できる作品だった。これまで知られた音源より数段鮮度の高いサウンドも必聴。これは大発見と言って良いだろう。同じく湯浅譲二氏保管マスターテープには「スペース・プロジェクションのための音楽」も、これまで知られているものより音質の良いものが記録されていた。こちらも新発見。今回は、純粋な管弦楽のみの版と、完成版の両方を収録して比較鑑賞が可能となった。湯浅譲二が大阪万博「せんい館」のために作った先鋭的なサウンドが甦る。
 トールケース仕様・特殊A5判のジャケットは両面カラーで写真家・遠藤正による大阪万博せんい館のスチール写真を使用。附録冊子は2種類。・川崎弘二「日本万国博覧会の電子音楽第1巻・せんい館」(40ページ)・写真家・遠藤正による「せんい館写真集」(8ページカラー)「日本の電子音楽」「武満徹の電子音楽」などで知られる川崎弘二とスリーシェルズの西耕一の共同企画で作られた湯浅譲二CD完成。
 収録された音楽について:[スペース・プロジェクション「アコ」の音楽]湯浅作品でも最も先鋭的な音響の一角を担う作品。純粋に管弦楽曲の断片として作曲されたそのマスターを発見![ファッション・ショーの音楽]「せんい館」で開催されたファッション・ショーのための音楽を発見!湯浅の職人的仕事を発見。[回廊Aの音楽「パターンスライドの音楽」]鳥の鳴き声や子供たちの遊ぶ声をミックスして超現実的な夢幻空間を演出したテープ音楽[回廊Bの音楽「カラーゴーラウンドの音楽」]特殊奏法を駆使したエレキギターによるアブストラクトサウンドが炸裂[ルネ・マグリットの男の音楽「人形Aその1」「人形Aその2」]湯浅譲二、武満徹、谷川俊太郎らの若き日の声も使用されたテープ作品「ヴォイセズカミング」の「インタビュー」に結実する別バージョンを収録。「あのー」「そのー」「やはりなんというか」「やっぱりどうしても」「ある意味で」・・・。[スペース・プロジェクション「アコ」の音楽(完成版)]「せんい館」内部で25系統のスピーカー群で再生された音をマイク収録したと推測される2chテープのマスターを発見!これまで音盤化されていたものよりリアルで鋭いサウンドが味わえる。
3SCD-0059
廃盤/入手不能
湯浅譲二の映画音楽〜松本俊夫監督「薔薇の葬列」「母たち」「わたしはナイロン」
3SCD-0058
buyボタン
(2CD)
\3055(税抜\2778)
會田瑞樹、いつか聞いたうた〜ヴィブラフォンで奏でる日本の叙情
 *春 1. Sakura /細川俊夫(日本古謡)2. お菓子と娘/森ミドリ(西條八十作詞・橋本国彦作曲)
    3. 花/水野修孝(武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲)4. 荒城の月/山本菜摘(土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲)
    5. この道/佐原詩音(北原白秋作詞・山田耕筰作曲)

 *夏 6. ほたるこい/今堀拓也(わらべ歌)7. われは海の子/佐原詩音(文部省唱歌)
    8. てぃんさぐぬ花/吉原一憲(沖縄県民謡)9. どどさい節/白藤淳一(岩手県雫石町民謡)
    10. はないちもんめ-ひらいたひらいた-あんたがたどこさ/国枝春恵(わらべ歌)
    11. 長谷観世音火伏の虎舞/大畑眞(宮城県登米市民俗芸能)
    12. (ボーナス・トラック)浜辺の歌1943 /會田瑞樹(林古渓作詞・成田為三作曲)(*)

 *秋 1. 残芯の汽車ぽっぽ/山本純ノ介改編(本居長世作詞作曲)2. 無名の歌/木下正道(文部省唱歌)
    3. 琵琶湖就航の歌/會田瑞樹(小口太郎作詞・吉田千秋作曲)
    4. 赤とんぼ/薮田翔一(三木露風作詞・山田耕筰作曲)5. 紅葉/會田瑞樹(高野辰之作詞・岡野貞一作曲)
    6. 揺籠の歌〜夕焼け小焼け/福嶋頼秀(北原白秋作詞・草川信作曲)

 *冬 7. 五木の子守歌/徳永洋明(熊本県球磨郡五木村民謡)8. ペチカ/清道洋一(北原白秋作詞・山田耕筰作曲)
    9. 星めぐりの記憶/羽根玲夢(宮沢賢治作詞作曲)10. ふるさと/権代敦彦(高野辰之作詞・岡野貞一作曲)

  ※曲名/編曲者(原作)を記している

 會田瑞樹(ヴィブラフォン)
 録音:2020年8月5日-7日、かなっくホール(*以外) /2020年9月22日、亀戸、東京(*) |プロデュース:西耕一|録音・編集:磯部英彬|巻頭文:小沼純一|解説:會田瑞樹|ケーブル協力: Acoustic Revive |装丁画:きむらめぐみ|アートワーク:竹田知弘|写真:薮田翔一。本CDのために新しく生み出された作品を中心に、楽曲の新たな姿とヴィブラフォンの深い可能性を映し出す画期的な作品集となった。ヴィブラフォンの豊かな響きで、日本の旋律を奏でたい。国際的に活躍する音楽家・會田瑞樹(あいたみずき)。新CDを作るに至るきっかけは、日本を代表する作曲家・細川俊夫が會田のために編曲した「sakura」だった。様々なコンサートが中止になり、世界全体が落ち込んでいた4月、満開の桜も虚しく散りゆくなか、細川から會田へ1曲の楽譜が届いたことから。ヴィブラフォンの豊かな倍音をまとった日本古謡「さくら」の夢幻的な美しさは、CDの1曲目を飾っている。この曲をきっかけに、普段は前衛的なサウンドを推進する會田が、原点に立ち返り、日本のメロディーに挑戦した。これまで會田とコラボレーションを行ってきた日本の作曲家たちに、日本のメロディーとヴィブラフォンの魅力を新たなアレンジによって引き出す作品をとお願いした。會田瑞樹の提案に日本の作曲家とクリエイターが結集!四季をテーマに日本のメロディーをアレンジ日本のメロディーをヴィブラフォンで奏でる。作曲家たちのセレクションは、滝廉太郎、山田耕筰、わらべうた、民謡、子守歌など、誰もが知る「日本のこころ」と形容できそうな名曲たち。四季をテーマに春夏秋冬の4つのパートにわけて収録された2枚のCDには、原曲に忠実なものから、驚きの芸術的なアレンジまで、ヴィブラフォンのサウンドをたっぷり味わうことが出来る。アレンジャーは、水野修孝、森ミドリ、国枝春恵、山本純ノ介、木下正道、今堀拓也、佐原詩音、薮田翔一など幅広いメンバーを揃えている。特にDISC2のラストには、権代敦彦による「ふるさと」のアレンジは必聴。原曲のエッセンスを濃厚に煮詰めた恐ろしいほどに深遠なサウンドが交響する10分を超える大作。あまりの重厚さにスタッフ、関係者も度肝を抜かれたほど。編曲と侮るなかれ! 収録には入念な準備を経てAcoustic Reviveのケーブルを使い、高音質の2枚組CDとして完成した。---16ページ全カラーの美しいブックレット。言葉と音楽と記憶が寄り添うCD--- CD序文は、文筆家で詩人の小沼純一による鮮やかな言葉が幻想的な幕開けを暗示する。曲解説は會田瑞樹によるもので、堅苦しいものではなく、楽曲や作曲家について、そして自信の経験・記憶も踏まえたエッセイ風の語り口となっている。各楽曲の歌詞も掲載され、CDを聴きながら思いを巡らし、口ずさむことも出来る。
3SCD-0057
buyボタン
(2CD)
\4400(税抜\4000)
團伊玖磨:映画音楽集成〜東宝編
 「宮本武蔵」より〔 M-1 T2 / M-2 T3 / M-6 / M-9 / M-19 〕/「続 宮本武蔵」〜 一乗寺の決闘 M-13 /
 「決闘巌流島」より〔 M-1A / M-8 T2 / M-16 / M-24A 〕/「麦笛」〜 M-4 /
 「夫婦善哉」より〔 M-1 / M-24 〕/「乱菊物語」〜 M-1 /「白夫人の妖恋」」〜 M-25 再編集/
 「雪国」より〔 M-1 T2 / M-3 / M-7 / M-19 / M-24 / M-32 〕/
 「雪国(カンヌ版)」〜 M-1 T2 /「善太と三平物語 風の中の子供」〜 M-1 T4 /
 「無法松の一生」より〔 M-1 T3 / M-7 T3 / M-9 / M-11 T2 / M-27 T2 / M-32 T2 / M-35 T3 〕/
  O. S. C. (*) /「太平洋の嵐」タイトルクレジット(*) /「世界大戦争」タイトルクレジット(*) /
 「太平洋の翼」タイトルクレジット(*) /「キスカ」タイトルクレジット(*) / Pi (*) /
 「孫悟空」より〔 M-12 / PS-12 T2 / M-25 / PS-69 / M-30 / M-31 〕/
 「潜水艦イ-57降伏せず」より〔 M-14 A8 / M-24 〕/「戦国群盗伝」〜 M-1 /
 「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」より〔 M-1 / M-17B / M-27 T2 / M-33 〕/
 「ふんどし医者」より〔 M-1 / M-4 〕/「地の涯に生きるもの」より〔 M-1 / M-5 〕/
 「ゲンと不動明王」より〔 M-1 / M-4 / M-11 / M-19 / M-30 / M-33 〕/「世界大戦争」より〔 M-3 / M-33 〕/
 「太平洋の翼」より〔 M-1 / M-10 〕/「独立機関銃隊未だ射撃中」〜 M-1 /
 「のら犬作戦」より〔 M-1 / M-27 / M-31 〕/「がらくた」〜 M-1 T2 /
 「太平洋奇跡の作戦 キスカ」より〔 M-7 / M-13 T2 / M-23 〕/
 「戦場にながれる歌」より〔 M-1 T2 / M-9 / M-17 / M-27 〕
  (*):ボーナス・トラック|#収録音源はマスターテープ由来のノイズがございますことをご了承ください。|#※映画の演出上のカットアウトなども可能な限り手を加えず収録してございます。|企画:西耕一(スリーシェルズ)|序文:團紀彦、小林淳|解説:朝倉一|デザイン:田代亜弓|協力:團紀彦、東宝ミュージック、團伊玖磨アーカイヴズ|原盤:東宝株式会社|(C)東宝株式会社。本邦初となる「團伊玖磨/映画音楽集成東宝編」堂々完成。歌劇「夕鶴」や「ぞうさん」「ラジオ体操第二」でも知られる国民的作曲家・團伊玖磨(だん・いくま/1924-2001)が東宝映画に残した全24作品から選びぬいた音楽集成CD 。美しいメロディーと血湧き肉躍るサウンドが満載の傑作選2枚のCDには約160分、69トラックを収録。團伊玖磨の珠玉の映画音楽が満載されている。朗々と奏でられる美しいメロディーや、血湧き肉躍るオーケストラサウンドなど、まさに充実の聴き応え。クラシックの交響作品として味わえるような「壮大」で「長尺」の作品もあり、シンフォニスト團伊玖磨の面目躍如たる傑作群がCDになる喜びは語り尽くせない。主に1954年から1970年初頭かけて約120作品もの映画音楽を手掛けた團伊玖磨。そのなかで最も力を注いだ東宝映画に残した24作品より選びぬいた傑作選と言える。戦後の日本映画界をリアルに記録した付属音源も貴重。録音時に吹き込まれたタイトルクレジット等、なかなかCDなどで公開されない重要な資料となることだろう。マスターテープから吟味した原音をCDに収録音源は可能な限りマスターテープにまで遡り、ニューリマスターを敢行。より高音質なCDにするため、正副(メイン/サブ)両テープが残る作品は音質比較を行い、より最良の音源を収録した。また原音の持ち味を充分に引き出すため、リマスターに際しては最小限の整音しか行っていない。再生機は STUDER A812、高音質&原音再生で知られるACOUSTIC REVIVE社製のケーブルを使用した。充実の解説書。論文や付属資料が掲載解説書は20頁カラー。團伊玖磨の御子息である團紀彦の巻頭言や、映画評論家の小林淳による重厚な論文、團伊玖磨アーカイヴズの朝倉一による詳細な楽曲解説が掲載されている。付属資料も最新の研究結果を踏まえたものであり、キューシートや、團伊玖磨の映画音楽作品116作品をリスト化したフィルモグラフィー、團伊玖磨アーカイヴズの提供による写真も掲載されている。東宝映画を彩った雄大な團伊玖磨サウンドを再発見!東宝映画を彩った團伊玖磨の雄大なるオーケストラサウンドは、根強い人気を持ち、これまでも作品集CDを望む声があった。国際的な映画賞でも評価されていて、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した傑作「無法松の一生」(1958)やブルーリボン音楽賞を受賞した「雪国」(1957)は、今までレコードもCDも発売されなかったのが不思議なほど、演奏も録音も、当時最高のメンバーを集めた映画芸術の最高の仕事が残されている。そして幅広い世代に高い人気を誇る特撮映画の「世界大戦争」(1961)や「太平洋奇跡の作戦キスカ」(1965)等の仕事は、團伊玖磨の重厚なサウンドと、骨太なメロディー、そして活き活きとしたリズムが横溢する傑作ばかり。どの仕事でも一切妥協なく貫いた、團伊玖磨の映画音楽を体系的に聴くことのできるCDが完成した。映画黄金期を彩った團伊玖磨の映画音楽。その仕事を体系的に聴くことのできる本邦初のCD!團伊玖磨ファン、映画音楽ファン、近代音楽研究者必聴!
3SCD-0056
buyボタン
(2CD)
\4400(税抜\4000)
300組
限定プレス
佐藤勝:戦争と人間音楽大全
 ■戦争と人間 第一部「運命の序曲」
  ダイニチマーク〜日活マーク (M-1-1) /メイン・タイトル (M-2-2) /紅槍匪の襲来 (M-2A-1) /紅槍匪去る (M-3-1) /
  狼の仕事(胡弓)/拓郎と山川 (M-4-1) /三・一五事件 (M-5-1) /伍代家 (PS-42-2) /順子と耕平〜由紀子と柘植 (M-6-1) /
  由紀子と矢次〔 I (M-7-1) / II (M-8-1) 〕/北伐軍〜済南 (M-9-1) /済南事件 (M-10-1) /北伐軍、北京へ (M-10-EX) /
  高畠と素子-再会- (M-12-1) /兄弟の絆 - 面会 - (M-13-1) /奉勅命令下らず (M-14-1) /謀略 (M-15-1) /奉天事件 (M-16-1) /
  二つの祖国 (M-17-1) /由紀子のピアノ I (PS-117-1) /満地紅旗〜休憩 (M-18-1) /休憩〜昭和五年一月 (M-19-1) /
  雪原の逃亡 (M-20-1) /むかし話 (M-21-1) /第一次間島暴動 (M-23-1) /高畠と素子 - 救出 - (M-24-1) /
  ストライキ弾圧 (M-25-1) /俊介の葛藤 (M-26-1) /刺客〜柘植の来訪 (M-27-2) /由紀子と柘植 - 書斎にて - (M-28-1) /
  紅槍匪の襲撃 (M-29-2) /捜索行 (M-30-1) /万才事件 (M-31-2) /故郷の空 (198Bの唄〔故郷の空〕) /
  兄弟の絆 - 別れ - (M-32-2) /中村大尉事件 (M-32A-1) /柳条溝事件 (M-33-1) /戦場の蝶〜新聞配達 (M-34-1) /
  兄弟の絆 - 死亡報告 - (M-35-1) /瑞芳と服部 I (M-36-1) /激動の満州 (M-37-1) /
  由紀子と柘植 - 金沢にて - (M-38-2) /エンド・タイトル (M-39-1) /第一部 未使用楽曲 (M-2-1)

 ■戦争と人間 第二部「愛と悲しみの山河」
  日活マーク (M-1) /昭和十年二月 (M-2) /イン・タイトル (M-3) /俊介と灰山 (M-5) /
  俊介と温子 - 再会 - (M-6) /俊介の想い (M-7) /偽りの心 (M-8) /731部隊 (M-9-2) /白の逃亡 (M-11) /
  ハルピンのダンスホール〔 I (M-12) / II (M-13) 〕/由紀子のピアノ〔 II (PS-55-2 前半) / III (PS-55-2 後半) 〕/
  相沢事件 (M-14) /俊介と温子 - 傷心 - (M-15) /順子のハープ (M-16) /幼子の埋葬〜遊撃隊 (M-17) /決別 (M-18) /
  雪原の埋葬〜休憩 (M-20) /処刑 (M-21) /関東軍進撃開始 (M-25) /順子の想い (M-26) /耕平と島津 (M-27) /
  望郷 (M-28) /由紀子と温子 (M-22) /俊介と温子 - 再会 - (M-23) /狩野の脅迫 (M-24) /俊介の葛藤 (M-28A) /
  瑞芳と服部 II (M-31) /服部の帰宅 (M-32) /奉天の朝 (M-33) /最後のあがき (M-34) /盧溝橋事件 (M-35) /
  順子と耕平 - 想い - (M-37-2) /第二部 未使用楽曲 (M-9, M-19, M-29, M-37)

 ■戦争と人間 第二部「完結篇」
  日活マーク (M-1-3) /メイン・タイトル (M-2-1) /耕平の回想 (M-3) /順子と耕平〜俊介と苫 (M-4) /陸軍省の懇請 (M-5) /
  順子の告白 (M-6) /国家総動員法 (M-7) /苫の想い (M-8) /政府大本営連絡会議 (M-9-2) /三十キロ強行軍演習 (M-10-2) /
  消灯ラッパ (M-11-3) /耕平の戦い (M-12-2) /戦地へ (M-13-1) /徐州作戦発動 (M-14) /銃剣刺突訓練 (M-3A)/
  躊躇 (M-15) /強制労働 (M-16) /脱走者の運命 (M-17) /釈放〜休憩 (M-18) /休憩音楽=愛の旅人= (主題歌-2) /
  休憩〜東條の演説 (M-19) /谷田の死 (M-20) /耕平からの手紙 (M-22) /苫 (M-23) /ハイラル陸軍病院 (M-24) /
  戦場の朝 (M-25) /自決 (M-26-3) /彷徨 (M-27) /軍律という化け物 (M-28) /戦火は世界へ (M-29-2) /
  第三部 未使用楽曲 (M-10-1, M-12-1, M-13-3, 主題歌-1, M-21, M-22A, M-29-1, M-29-3, M-30)
 企画構成:上妻祥浩(映画研究・解説)|プロデュース:西耕一(スリーシェルズ)|マスタリング:仁木高史(スリーシェルズ)|デザイン:田代亜弓|原盤・協力:日活株式会社|(C)日活株式会社。※収録音源はマスターテープ由来のノイズがございますことをご了承ください。※映画の演出上のカットアウトなども可能な限り手を加えず収録してございます。日活全面協力! 日本映画史に残る超大作のサウンドトラックCD完成!「佐藤勝/戦争と人間音楽大全」。三部作に使用されたBGM122曲を収録!「人間の條件」の五味川純平による大河小説を、社会派映画の巨匠・山本薩夫監督が映画化。日活が社運を賭けた超大作として製作し、1970年から73年にかけて全三部が公開された。浅丘ルリ子、高橋英樹、吉永小百合、石原裕次郎ら日活のスター俳優をはじめ、北大路欣也、山本圭、滝沢修、芦田伸介、高橋悦史、三國連太郎、栗原小巻、加藤剛など、当時の日本映画を代表する豪華キャストが、日本の中国大陸進出の混乱の中に巻き込まれた人々がそれぞれの生き方を貫こうとするさまざまな人間ドラマを演じる。総上映時間9時間23分、日本映画でも屈指のスケールを誇る壮大な作品。音楽担当は、日本映画界を代表する名作曲家・佐藤勝。本作は彼と山本の初コンビ作品だが、二人はこの後も「華麗なる一族」(1974)や「あゝ野麦峠」(1979)などの社会派エンターテインメント大作でタッグを組んでいくことになる。
3SCD-0055
buyボタン
\3055(税抜\2778)
芥川也寸志、伊福部昭〜藤岡幸夫、東京シティ・フィル
 芥川也寸志:交響曲第1番(1954/55) (*)
 伊福部昭:舞踊曲「サロメ」(1948, rev.1987) (#)
藤岡幸夫指揮
東京シティpo.
 録音:2019年8月6日、ミューザ川崎(*) /2019年11月9日、東京オペラシティ(#) |解説:藤岡幸夫、小林淳、徳永洋明|協力:伊福部家、芥川眞澄、東京シティ・フィル、藤岡幸夫|録音、ミックス、バランス:上埜嘉雄(編集補・今堀拓也)。[日本の傑作を名演でCD化]藤岡幸夫指揮東京シティ・フィルの初CD完成!かつてない灼熱のサウンドによる名演で伊福部昭のサロメと芥川也寸志の交響曲第1番を高音質CD化![日本の傑作を残したい。藤岡幸夫入魂の企画]このCDは、「日本の傑作を後世に残したい」と活動する指揮者の藤岡幸夫と東京シティ・フィルの熱意に応えたスタッフが集って完成した。世界中のオーケストラで活躍する指揮者の藤岡幸夫のライフワークは日本の作品を普及すること。その藤岡が、2019年4月から東京シティ・フィルの首席客演指揮者に就任したタイミングでこのCD録音が計画された。[全4楽章、30分を超える「交響曲第1番、全7楽章、40分を超える「サロメ」]収録されたのは2作、いずれも必聴の大作。芥川也寸志(1925-1989)の「交響曲第1番は、全4楽章で30分を超える日本の作曲史上の傑作。芥川が残した唯一の番号付きの交響曲であり、初演後にソ連へ密入国して、ショスタコーヴィチやハチャトゥリアンなど多くの作曲家と交流してその経験を元に改作された。芥川の特徴である、明朗快活なアレグロだけでなく暗鬱重厚なるシリアスなサウンドも鳴り渡る。今回の演奏・録音に際して、芥川による直筆オリジナル譜を検証した外山雄三、徳永洋明による校訂資料を統合して、決定版の楽譜を整備した。伊福部昭(1914-2006)の「サロメ」は、当初バレエ音楽として1948年に作曲され、100回以上のバレエ上演が行われた戦後バレエ界の記念碑的傑作。その後、音楽だけで成立するコンサート版(1987)として改訂作曲された。伊福部は、この作品を非常に気に入っていたようで、晩年まで箏曲として編曲するなど生涯愛したテーマだった。伊福部が最高に円熟していた70代の壮麗なオーケストレーションで愛と死の交錯する狂乱の音楽が展開される。20年以上倉庫に眠っていた楽譜を藤岡幸夫が再発見して、バレエ版の楽譜も検証して、入念な準備を経て作られた決定版の演奏収録となった。録音は、無観客レコーディングではなく、歴史的な再演の日にコンサートに集った観客の熱気も受けつつ、その拍手や歓声などの一度きりの空気感も収録した、高音質、高精細の録音となっている。CDで聴いても、手に汗握るようなあの日の感動と興奮が甦るようだ。日本の音楽史に燦然と輝く傑作がここに発売される。
3SCD-0054
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭百年紀 Vol.1 ・改〜爆音リマスター
 「銀嶺の果て」より/国鉄組曲(国鉄、つばめを動かす人たち、雪にいどむ、より)/
 ゴジラ組曲(*) /海底軍艦組曲/地球防衛軍組曲/
 交響ファンタジー「ゴジラ VS キングギドラ」より〔 V - VII 〕
  齊藤一郎 指揮オーケストラ・トリプティーク、女声合唱:伊福部昭百年紀cho. (*)
 録音:2014年2月1日、すみだトリフォニーホール|初出・旧品番: 3SCD-0016|2020年新リマスター。『※爆音リマスターの百年紀「改」完成! 2014年2月1日に開催された伊福部昭百年紀Vol.1は今も語り草とされる伝説的なコンサートでした。そこで演奏された「ゴジラ」「海底軍艦」「地球防衛軍」「キングギドラ」「国鉄」などの超絶的な演奏が、さらなる爆音仕様で甦ります。しかも、「もっと激しく!」「もっと爆音で!」「もっと泥臭く!」という飽くなき希望・欲望に応えた爆音MIXでの改訂版です。通常のサウンドでは満足できないファンのために伊福部昭の新たな側面を引き出す「爆音リマスター」によるCDが完成しました。その名も「伊福部昭百年紀Vol.1・改」御期待ください。』
 ■「百年紀・改」のリマスター方針について(西耕一)『2019年までに7回のコンサートを開催した伊福部昭百年紀。我らが巨匠・伊福部昭の映画音楽を中心に、モノラルや光学録音しか残されていない幻の作品上演など、様々に展開している。特に鮮烈な印象を残しているのは2014年2月1日の「Vol.1」であった。そのライヴCDは「伊福部昭百年紀Vol.1」として発売されたが、すみだトリフォニーホールの広大な空間で悠然と鳴動するオーケストラを自然な響きで記録した。その後、シリーズを続ける中で、コンサートの追体験とは違うCDの在り方を考えるようになった。誤解を承知で言えば「爆音仕様の伊福部サウンド」。CDならそれも可能ではと考えた。そこで、電子音楽家として世界で活躍する磯部英彬(無類の宇宙好き)と会議を重ね、「伊福部サウンドの迫力を最大に引き出すように」と編集方針を固めた。2014年2月のマルチトラック音源から、リハ、本番の全素材を活用してミックスダウン。現代音楽や電子音楽で使われるソフトも駆使して試行錯誤を繰り返し、極上のリマスターが完成した。その一部は2017年の「伊福部昭百年紀ベスト」にも収録されたが、今回、再リマスターして「百年紀・改」に収録された。同じ演奏でもここまで変わる。どちらも良いのだ。旧盤と本盤を聴き比べて録音芸術の楽しみを味わって頂きたい。』
3SCD-0053
buyボタン
\3055(税抜\2778)
渡辺岳夫(1933-1989):音楽祭
 「白い巨塔」組曲(1978)
  〔メインタイトル/テーマ/手術の曲/対立/佐枝子のテーマ/異常を認める里見(手術パターン)/誤診(重く流れて)/
   裁判の曲/財前の裏側(わびしく)/怒り 9-3 /エンディング/メインタイトル-セリフ-テーマ〕/
 「天才バカボン」組曲(1971)〔バカ田大学校歌(2種)[ Instrumental /歌入り]/主題歌/ M2 パパのテーマ/
                M6 B ハジメのテーマ/ M12 怪しげに/ M29 / M8 B /予告編の音楽〕/
 「巨人の星」組曲(1968-71)
  〔ゆけゆけ飛雄馬 Instrumental / M60 / M2 / M74 / M15 / M17 / M49 / M109 /青雲高校応援歌「青雲健児の歌」/
    M31 / C (巨人の星オープニングより)/ M32 B / M109 / M106(M1) / M32 / M97 / M107 T2 /
    M225 オズマのテーマ/ M228 / M42 / M214 / M120 / M211 / M127 / M204 / M91 /ゆけゆけ飛雄馬 歌入り〕/
 「アルプスの少女ハイジ」(1974) 〜主題歌「おしえて」(Instrumental)
 「フランダースの犬」(1975) 〜主題歌「よあけのみち」(Instrumental)
 「機動戦士ガンダム」組曲(1979)〔主題歌「翔べ! ガンダム」/ H-6 サブタイトル/ A-3 長い眠り/
                F-1 ガンダム大地に立つ/ B-3 サスペンス/ F-2 颯爽たるシャア/ C-3 戦いへの恐怖/
                A-1 悲愴、そして決然と/ F-3 勇壮なるガンダム/ D-1 安堵/ D-2 悲しみ〕/
 以下アンコール 翔べ! ガンダム/ゆけゆけ飛雄馬/天才バカボン

 松井慶太指揮オーケストラ・トリプティーク、ヒーローコーラス(cho.)
 録音:2017年9月3日、新宿文化センター、ライヴ|録音:上埜嘉雄|編集:今堀拓也|企画・発売元:スリーシェルズ|解説:西耕一|協力:渡辺家、藤田純二、前川陽子、小林淳、貴日ワタリ。渡辺岳夫について「巨人の星」「機動戦士ガンダム」など、誰もが知る主題歌とBGMを作った男。それが作曲家 渡辺岳夫(1933-1989)。作曲家の渡辺浦人の長男として生まれ、父の仕事を手伝い音楽の道へ。FEN(進駐軍ラジオ)でアメリカのジャズを聴いて、ドラムやポピュラー音楽もマスターした。その後、パリで最高の作曲技術を学んで帰国。アニメ、ドラマなど幅広くBGM 、主題歌を作曲して、映像と音楽の可能性を追求し、週に10本以上の番組を抱えながら20数年間で1万曲を超える作品を残した。亡くなって30年を越えた今も、ファンからは「ナベタケ」サウンドと呼ばれ、世界で愛されている。このCDは、2017年に開催され、話題となった奇跡の音楽祭の待望のライヴCD 。
3SCD-0052
buyボタン
\3055(税抜\2778)
小松左京音楽祭
 伊福部昭 作曲:映画「ゴジラ」〜メインタイトル
  (使用ピアノ:メイソンアンドハムリン、元東宝スタジオ)
 冨田勲 作曲:テレビドラマ「宇宙人ピピ」主題歌(Instrumental)
 平尾昌晃、京建輔 作曲:映画「エスパイ」より〔東宝マーク/ヨーロッパ国際特急/見知らぬ国へ(Instrumental)〕
 羽田健太郎 作曲:映画「さよならジュピター」より
  〔後奏(間奏曲)/「さよならジュピター」メイン・テーマ/大赤斑への接近/宇宙船団臨戦態勢/
   カルロス爆破準備完了/小惑星での葬儀/「さよならジュピター」サブ・テーマ〕
 田中正史 作曲:ラジオドラマ「日本沈没」
 佐藤勝 作曲:映画「日本沈没」より
  〔東宝マーク/日本列島/「日本沈没」テーマ II /渡老人/「日本沈没」テーマ I /
   東京壊滅 II / D2 計画 II /小野寺の叫び/沈み行く日本 II /エンディング〕
 広瀬健次郎 作曲: TV ドラマ「日本沈没」より
  〔アヴァンタイトル/主題歌「明日の愛」 TV サイズ(Instrumental)/明日の愛 テーマアレンジ/
   愛のテーマ/友情(田所のテーマ)/アイキャッチ/異変/災害/避難作戦/脱出/危機一髪/
   安堵/悲しみ/小鳥(フルートソロ)/小鳥(Instrumental)/エンディング〕
 小松左京 作詞作曲:合唱曲「ロスマリコスの奴隷」
 「炭坑節」(小松左京所有のヴィオラで演奏)(*)

 松井慶太指揮オーケストラ・トリプティーク[コンサートマスター:三宅政弘]
 金属恵比須(プログレッシヴ・ロック・バンド) ヒーローコーラス(cho.)
 伊藤美香(Vc;*|使用楽器:小松左京のヴィオラ、オリジナル楽器
 録音:2019年11月30日、成城学園内澤柳記念講堂|録音:上埜嘉雄/編集:今堀拓也|企画:スリーシェルズ|解説:小林淳、乙部順子、樋口尚文、西耕一、樋口真嗣(談)|譜面復元:今堀拓也(TV版日本沈没、宇宙人ピピ、さよならジュピター)、吉原一憲(エスパイ、ラジオ版、映画版日本沈没)|協力:世田谷文学館、毎日放送、ニッポン放送、文学座、河内優樹、箕輪克彦、三好寛(ATAC)、オーライタロー、石田達也、小松左京ライブラリ。小学2年で「日本沈没」を観て人生が変わってしまったという樋口真嗣監督を中心に、小松左京の元マネージャー乙部順子、映画監督の樋口尚文、音楽プロデューサーの西耕一が結集!日本が世界に誇るSF作家 小松左京の生誕88年を記念して行われた奇跡の音楽祭!ラジオ、テレビ、映画、3つの「日本沈没」を彩ったサウンドが復活!松井慶太指揮のオーケストラ・トリプティークとプログレバンド金属恵比須の初コラボとしても注目を集めた。CDジャケットは、生頼範義の原画を使った樋口真嗣による装丁!小松左京の作曲による幻の合唱曲や、小松左京所有のヴィオラの演奏録音も収録!伊福部昭が選定したメイソン&ハムリンのピアノを使ったこだわりのサウンドも高音質で収録!小松左京の破格の想像力を原作として生まれたサウンドの数々を爆音で存分に味わおう。ラジオ、テレビ、映画、3つの「日本沈没」を彩ったサウンドが甦った。1964年から9年かけて執筆された「日本沈没」。1973年に刊行され、大ブームとなった。同年10月からラジオドラマが放送され、年末に映画公開、翌年にはテレビシリーズに展開された。大迫力のオーケストラサウンドが災害の恐ろしさ、自然の厳しさを描く。しかし、危機に瀕してもあきらめない人類を、愛と希望のメロディーが歌い、支える。愛のため、家族のために生きるものたちを勇気づけた音楽。それらは、今聴いても色褪せることなく、心に響き渡る。これらを作った作曲家は、日本映画界に欠かせない作曲家たちが佐藤勝、田中正史、広瀬健次郎。作曲家の特徴についてグルーミーなスコアによる映画版「日本沈没」は佐藤勝(黒澤映画、岡本喜八映画、ゴジラや特撮映画でも知られる)の音楽。ラジオドラマ版「日本沈没」の音楽は「黄金バット」「サスケ」「妖怪人間ベム」といったジャジーな名曲を生みだした田中正史。ダイナミックなリズム感とセンチメンタルなメロディラインのテレビ版「日本沈没」は広瀬健次郎(ガメラ、若大将シリーズなどの音楽だけでなくアニメ「ど根性ガエル」の音楽でも知られる)。いずれも日本作曲界の巨匠でありながら、なかなか生で聴く機会のできない偉人たち。日本の名だたる映画監督が認めた佐藤勝、田中正史、広瀬健次郎のサウンドがついに復活の日をむかえた。特に、マスターテープが劣化して崩壊してしまったというTV版「日本沈没」の音楽は意義深い復元演奏になる。日本沈没だけでない、名曲たちテレビドラマ「宇宙人ピピ」では、金属恵比須の木大地によるモーグ・シンセサイザーの音色が際立つ。オーケストラとシンセの共演とも言うべきキュートでスペイシーなサウンドに引き寄せられる。映画「エスパイ」では、70年代の輝かしいストリングスサウンドや、クラシック、ロック、ラテン、ボサノヴァなど、様々なジャンルの音楽を統合した平尾昌晃と京建輔の音楽が冴え渡っている。まるで「ボレロ」のごとくオーケストラとバンドが盛り上がる、「見知らぬ国へ」は必聴。そして、小松左京が製作総指揮を行った「さよならジュピター」の羽田健太郎によるオーケストラサウンドは、爽快にして壮麗!宇宙空間を彩るきらびやかなサウンドストリームを味わえる。オーケストラ・トリプティークの最も得意な音楽である「ゴジラ」のテーマも収録している(元東宝スタジオ所有のピアノ、メイソン&ハムリンを特別に使用)。※使用されたピアノは、東宝スタジオ録音センター(現ポスト・プロダクション・センターII)で、映画音楽に長年使用されてきた物。1957(昭和32)年の同センター開設直後、作曲家の伊福部昭が指定して東宝が購入した。メイソン・アンド・ハムリンはニューヨーク・スタインウェイに次ぐアメリカの名器と呼ばれ、日本には数台しか存在しないと言われる貴重なピアノ。小松左京の作詩・作曲作品や、その所有楽器の音も収録!驚きなのは、今回お蔵出しとなった、小松左京が作詩・作曲した男声合唱曲「ロスマリコスの奴隷」と小松左京が実際に演奏していた「ヴィオラ」(ピリオド楽器)を使って演奏した小松左京お気に入りの曲「炭坑節」。原作による音楽だけでなく、実際に作詩・作曲、所有楽器までを収録したのは「小松左京」の名前を冠した音楽祭としてこれ以上のものはないこだわりだろう。演奏は松井慶太指揮のオーケストラ・トリプティークと金属恵比須!オーケストラ・トリプティークは樋口真嗣監督が「メロディーが刺さり音圧に感情をぐわんぐわん揺さぶられる」と絶賛するエネルギッシュな演奏が人気であり、テレビ、ラジオなどで特集された楽団。金属恵比須は頭脳警察や嶋政宏と共演を重ねていて、音楽界だけでなく、文学界にも幅広いファンを持つ、新世代プログレッシヴグループ。通常のクラシックコンサートとは違って、エレキギター、エレキベース、ドラム、シンセサイザーなどが共演!オーケストラサウンドとロック&プログレサウンドが融合・炸裂している。小松左京の果てしなき魅力を元に生まれたサウンドたち。ジャケットデザインや選曲まで樋口真嗣監督が関わった充実のCD完成!CDは、樋口真嗣監督が「私の悲願でもある」と熱望したTV版「日本沈没」の復元演奏を含む小松左京原作による映像音楽を特集した奇跡の音楽祭を収録している。大迫力のオーケストラサウンドで描かれる災害の恐ろしさ、自然の厳しさ。どんな危機に瀕してもあきらめない人類の強い意志を、愛と希望のメロディーで音楽化している。愛のため、家族のために生きるものたちを勇気づけた音楽。それら今聴いても色褪せることないオーケストラ作品が復活! 音楽の力で明日への夢と希望を!!!
3SCD-0051
buyボタン
(3CD)
\4999(税抜\4545)
限定盤
2/12発売
TBSと日本の巨匠・團伊玖磨
 第1集「團伊玖磨その音楽/谷川俊太郎、アラブ、東京オリンピック」
  ■混声合唱のためのディヴェルティメント(1968年12月22日放送/芸術祭賞受賞記念番組)
    〔第1章「風」/第2章「愛」/第3章「祭」/第4章「巡礼」〕
   [木下保指揮日本合唱協会 宮本明恭、植村泰一(Fl)
    作曲:團伊玖磨、作詩:谷川俊太郎/制作:細谷隆夫・阿部昭・浜井誠
    放送時の團、谷川、木下の各コメント&演奏者紹介付き]
  ■シンフォニック・ルポルタージュ《アラブ》(1958年2月23日放送/特別番組)
   [新室内楽協会 近江正俊(語り)/構成・作曲・指揮:團伊玖磨/制作:門馬直美]
  ■オリンピック序曲(1964年10月10日放送/オリンピック東京大会実況中継 第1日)
    BGM:行進曲「大空」[作曲:須摩洋朔/斎藤徳三郎指揮、自衛隊中央音楽隊]
    BGM:行進曲「雷神」[作曲:スーザ/岡英男指揮、消防庁音楽隊]
    「オリンピック序曲」[作曲:團伊玖磨/斎藤徳三郎指揮
      陸・海・空自衛隊、警察、消防庁、皇宮警察、神奈川県警、各音楽隊ブラスバンド]
    電子音楽「オリンピックの鐘」[作曲:黛敏郎]
     [実況:渡辺謙太郎、ゲスト:芥川也寸志]

 第2集「團伊玖磨の人生/聴き手:倉本聰」
  ■「倉本聰・ニッポン人生録」 第17回〜19回(1997年2月9日、2月16日、2月23日放送)

 第3集「團伊玖磨が語る/音楽、タバコ、母、旅」
  ■「百万人の音楽」(1988年5月8日放送/司会:芥川也寸志、野際陽子)
  ■「暮らしのサロン」〜タバコの話(1967年10月11日放送/聴き手:高階玲子)
  ■「母を語る」(1968年5月10日放送)
  ■ 「一口ゼミナール」〜島の話(1984年7月23,24,25,26,27,28日放送/聴き手:山本文郎)
 「夕鶴」「ぞうさん」「ラジオ体操」など誰もが知る音楽を作った作曲家・團伊玖磨。 TBSのアーカイブに眠っていた「日本の巨匠・團伊玖磨」の偉大なる仕事が甦る! 谷川俊太郎と團伊玖磨が新たな合唱音楽をめざした「ディヴェルティメント」。團伊玖磨が自らアラブに赴き調査研究したシンフォニック・ルポルタージュ。日本の歴史に燦然と輝く東京オリンピックを飾った「序曲」・・・。作曲家の人生に様々な角度から光をあてた倉本聰の3時間に及ぶロングインタビュー。奇跡的に保存されていた谷川俊太郎の詩作メモや自筆原稿、ラジオ番組のオリジナルキューシートなど初公開の貴重な資料を集成したカラー28ページブックレット付属。TBSのアーカイブに眠っていた歴史的音源を厳選した豪華3枚組CDとして完成。
3SCD-0050
buyボタン
\3054(税抜\2777)
前田敦子×高良健吾で話題の映画「葬式の名人」サントラCD
 上野耕路作曲/樋口尚文監督:映画「葬式の名人」オリジナル・サウンドトラック

  〔 M1 :雪子のテーマ/ M2 :葬儀屋/ M3 :母校/ M4 :通夜/ M5 :すみれの花/ M6 :豊川の夕立ち/
    M7 :雪子の夕立ち/ M8 :夜の校舎/ M9 :とまどい/ M10 :吉田の想い/ M11 :あきおへ/
    M12 :大リーグのボール/ M13 :葬式の名人 愛のテーマ〕/
 ボーナス・トラック
  ヘンデル/徳永洋明編曲:オンブラ・マイ・フ〔 ピアノ ver.(*) /カルテット ver.(#) 〕
  フベンティーノ・ローサス/上野耕路編曲:オーバー・ザ・ウェーブス(+)

 真部裕(Vn) 多井智紀(Vc) 上野耕路(P)
 徳永桃子(S;*/#) 徳永洋明(P;;*/#)
 オーケストラ・トリプティーク団員(弦楽四重奏団)(#/+)
  [三宅政弘、三瀬俊吾(Vn) 橋奨(Va) 竹本聖子(Vc)]
 『【映像音楽の巨匠上野耕路の論理VS感覚が青春ファンタジー映画を彩る】映画の音楽を担当したのは、いまや日本の映像音楽作曲家としては不動の人気を誇る上野耕路です。日本アカデミー賞の音楽部門でも評価され、幅広いジャンルで展開される上野サウンドは映画ファンだけでない人気を誇っています。その上野と深い交友を持つ監督の樋口尚文は、この映画のために入念な打ち合わせをへて映画音楽を上野へ依頼。樋口と上野の化学反応が最高の形で映画音楽にも反映されました。青春の甘酸っぱい思い出と、現実の厳しさ、そして異世界が混じりこむファンタジーなど映画の場面を様々に彩る名曲がサウンドトラックCDとして完成されたのです。収録曲は、どれも映画のシーンが鮮烈に甦る色彩感にあふれたものです。前田敦子が演じた渡辺雪子のための「雪子のテーマ」は、CDの1曲目に収録され、雪子のひたむきな姿が音で味あわせてくれます。特筆すべきはこの映画のテーマ曲でもある「葬式の名人・愛のテーマ」でしょう。美しくも優しいメロディーは上野耕路の作品の中でも特別な輝きを放っています。【オーケストラ・トリプティークのメンバーによる「オンブラ・マイ・フ」を収録】映画「葬式の名人」のなかでも非常に印象的な場面で使用される「オンブラ・マイ・フ」(ヘンデル作曲)も収録されています。CMでも有名なこの曲を、オーケストラ・トリプティークとも関わりの深い作曲家の徳永洋明が編曲して、徳永桃子の歌唱、徳永洋明のピアノで、ピアノ伴奏バージョンと、オーケストラ・トリプティークメンバーによる弦楽四重奏を加えたバージョンの2種類を収録しています。また、映画ではSE的に使用されている「オーバー・ザ・ウェーブス」(ローサス作曲、上野耕路編曲)も収録され、マニアックなファンにも満足の完全収録サウンドトラックとなっています。』
3SCD-0049
buyボタン
\3054(税抜\2777)
伊福部昭百年紀 Vol.6
 ゴジラのテーマ(*) /ラモー:タンブラン(#) /「怪獣大戦争」組曲/「ゴジラ対モスラ」組曲/オマージュ宝田明/
 「わんぱく王子の大蛇退治」組曲/アメノウズメの踊り(+) /メーザーマーチ(+) /怪獣大戦争マーチ(+)

 藤井麻理(P;#) 水戸博之指揮(*/#以外) 宝田昭指揮(*)
 オーケストラ・トリプティーク[コンサートマスター:三宅政弘(Vn;#)]
 録音:2018年4月28日、北とぴあさくらホール| (+): アンコール|録音・編集:上埜嘉雄|企画:スリーシェルズ|解説:小林淳|協力:伊福部家、宝田明。2019年で公開65年をむかえた東宝映画「ゴジラ」(1954年/監督:本多猪四郎)。音楽を担当した伊福部昭は生誕105年、主演俳優の宝田明も芸能生活65年の記念の年を迎えた。現在大ヒット上映中のアメリカ映画「ゴジラキング・オブ・モンスターズ」と共に楽しみたいCDが発売される。100年単位で愛される伊福部昭の音楽の素晴らしさを伝えるために「百年紀」として2014年にスタートしたシリーズ Vol.6。伊福部昭の名作映画音楽を現代に甦らせるコンサートとして続いている。これまでに多くのゲストをむかえて、様々な側面から伊福部サウンドにスポットを当ててきた。 Vol.6のゲストは、1954年に「ゴジラ」で主演デビューとなった俳優の宝田明。「ゴジラは同級生」と語る宝田明が、オーケストラを指揮してあの「ゴジラのテーマ」を演奏した。宝田明は、東宝の俳優養成所時代に、伊福部昭から音楽について指導を受けていて、今回の演奏は、伊福部先生への恩返しであった、とも語っている。ミュージカルでも活躍する音楽的才能に溢れた宝田明指揮による「ゴジラのテーマ」はダイナミックでゴージャス。記念碑的な録音となった。また、宝田明出演、伊福部昭音楽による「緯度ゼロ大作戦」「コタンの口笛」「忠臣蔵」などをメドレーにした組曲も演奏、収録されている。※樋口真嗣監督のリクエストによる映画版「わんぱく王子の大蛇退治」組曲!2003年に交響組曲として再編された映画音楽「わんぱく王子の大蛇退治」。再編した折には、電気楽器をカットして通常の演奏会で取り上げやすく再編されていた。このバージョンも素晴らしいが、映画の原典版をと望む声も多かった。そのようなファンと同じ気持ちを持っていたのが伊福部昭百年紀の副委員長をつとめる樋口真嗣監督。樋口真嗣監督に「百年紀へリクエストするならば?」と質問したところ、その返答が「わんぱく王子の大蛇退治」の映画版を聴きたい。だった。カットされた楽器を復活させて、交響組曲に使われなかった楽曲も含む25分近い大作として映画版の「わんぱく王子の大蛇退治」組曲を復元!エレクトーンを含むハイブリッド編成であるオーケストラ・トリプティークの底力を味わえるクオリティーの高い演奏となった。「怪獣大戦争」「ゴジラVSモスラ」など、人気作品の組曲も収録!伊福部マーチ愛好者には絶対にはずせない「怪獣大戦争マーチ」はもちろん。映画の録音では、黒柳徹子の父・黒柳守綱が演奏したと言われるラモーの楽曲も加えた「怪獣大戦争」組曲。これまででも最高レベルのメーサーマーチ!と絶賛された演奏を含む「ゴジラVSモスラ」組曲も聴きどころ。オーケストラ・トリプティークの常任指揮者水戸博之(北海道出身)による初のフルオーケストラ編成の百年紀となった。
3SCD-0048
buyボタン
\3055(税抜\2778)
佐藤勝(1928-1999)音楽祭
 「幸福の黄色いハンカチ」(1977) 〜はためく黄色いハンカチ [M-17] /
 岡本喜八監督作品による3つの映画音楽〔「独立愚連隊」(1959)〜独立愚連隊マーチ/肉弾(1968)/吶喊(1975) 〕/
 黒澤明監督作品による3つの映画音楽〔映画「隠し砦の三悪人」(1958) /
   映画「用心棒」(1961) から M1、M28、M46-M47 /映画「赤ひげ」(1965) から M1、M7、M19、M24、M26 〕/
 ゴジラシリーズ〔ゴジラの逆襲(1955) メインタイトル/「ゴジラの息子」組曲(1967) /ゴジラ対メカゴジラ(1974) 〕/
 ゴジラ対メカゴジラより(*) /赤ひげより (*)

 松井慶太指揮オーケストラ・トリプティーク
 藤井麻理(P) 竹蓋彩花(エレクトーン)
 収録:2017年7月30日、渋谷区総合文化センター大和田さくらホール| (*):アンコール|録音・編集:上埜嘉雄|企画:スリーシェルズ|解説:小林淳|協力:佐藤家、喜八プロ、東宝ミュージック、岩瀬政雄、瀬戸伸雄、佐々木淳。ゴジラシリーズ、黒澤明映画、岡本喜八映画、山田洋次映画など、数々の映画を彩る音楽はその多くが佐藤勝の作曲であった。偉大な仕事にあらたな生命を!意義ある仕事を後世に残していこう。と行われた音楽祭が待望のCD化。失われたスコア(楽譜)を復元して再演奏、ステレオ録音の快挙!来場した樋口真嗣監督が「メロディーが刺さり音圧に感情をぐわんぐわん揺さぶられる」「ブラスファンクな金管の唸り、野蛮なリズムセクションのビート感。文字通り血液が沸騰して体温と血圧が上昇する」と絶賛した名演を収録した決定版!ゴジラ「ミヤラビの祈り」で沖縄のメロディーを取り入れた佐藤勝の美しくおおらかな音楽性にも注目。
3SCD-0047
buyボタン
\3055(税抜\2778)
7/2発売
菊池俊輔音楽祭(全作曲:菊池俊輔(1931-) )
 Dr. スランプ アラレちゃん(1981) 〜ワイワイワールド/仮面ライダー(1971) 〜レッツゴー!! ライダーキック/
 仮面ライダー V3 (1973) 〜戦え! 仮面ライダー V3 /新造人間キャシャーン(1973) 〜たたかえ!キャシャーン/
 UFO ロボグレンダイザー(1975) 〜とべ!グレンダイザー/宇宙パトロールホッパ(1965) 〜主題歌/
 暴れん坊将軍(1978) より〔オープニング + 立ち回り BGM IIII - 43 〕/「ゲッターロボ」組曲(1974) (#) /
 「バビル2世」組曲(1973) (#) /ドラえもん組曲/青い空はポケットさ/青空っていいな/ぼくドラえもん/
 ドラゴンボール Z 」組曲/レッツゴー!! ライダーキック(*) /バビル2世(*) /ゲッターロボ!(*)

 山ア滋指揮オーケストラ・トリプティーク
 録音:2017年11月11日、渋谷区文化総合センター大和田さくらホール|(*)はアンコール|楽譜復元:今堀拓也、木下紀子、スリーシェルズ制作部|組曲選曲構成:貴日ワタリ(#) |企画:スリーシェルズ|解説:西耕一、木下紀子|協力:貴日ワタリ、菊池俊輔。「昭和のアニメ音楽が再評価される理由」として、NHK「おはよう日本」で特集され、大反響を読んだ「菊池俊輔音楽祭」。そのライヴCDがついに完成した。2019年88歳を迎える菊池俊輔先生の米寿記念発売。収録曲目はお馴染みの主題歌に加えて「ドラえもん」「ゲッターロボ」「バビル2世」「ドラゴンボールZ」など!ストリングスとブラス、ドラム、エレキ楽器などを絶妙にブレンドした菊池俊輔のハイブリッドサウンドが味わえる。「バビル2世」「ゲッターロボ」「ドラゴンボールZ」あのバトルシーンを飾った音楽、いつも僕らを勇気づけてくれたヒーロー音楽。「ドラえもん」の心温まるメロディ。スネ夫のテーマ、ジャイアンのテーマなど誰も耳にしたことのある名曲は、思わずニコニコしてしまう。どこから聴いても傑作集といえるCDがついに完成した。
3SCD-0046
buyボタン
\3055(税抜\2778)
7/2発売
チャージマン研! ライヴシネマ・コンサート Vol.2 〜宮内國郎特集
  〔作曲:宮内國郎(1932-2006) /復元:今堀拓也(1978-) 〕
 宮内國郎オープニング曲集〔怪獣王ターガン(1969) /宇宙猿人ゴリなのだ(1971) /スペクトルマン・マーチ(1971) /
              ネビュラの星(1971) /トリプルファイターのうた(1972) /ほかほか家族のテーマ(1976) /
              ゴジラマーチ(1972) /恐竜戦隊コセイドン(1978) /ザ☆ウルトラマン(1979) 〕/
 組曲〔ウルトラマン(1966) /戦え!マイティジャック(1968) /ガス人間第一号(1960) 〕/
 ひばり児童合唱団によるステージ(作詞:ナック企画部)〔チャージマン研!/研とキャロンの歌〕/
 佐藤昇の語りとオーケストラによる「チャージマン研!」組曲/
 佐藤昇の語りとオーケストラによるスペシャルライヴシネマ

 橋奨指揮オーケストラ・トリプティーク 佐藤昇(朗読)
 ひばり児童cho.、ヒーローコーラス
 録音:2018年10月8日、渋谷区文化総合センター大和田さくらホール|録音:上埜嘉雄|企画:スリーシェルズ|解説:今堀拓也、西耕一|原盤協力: ICHI | (C) 株式会社 ICHI /鈴川鉄久。『※CD について 誰もが知る超カルトアニメ「チャージマン研!」。そのゴージャスで格好の良い音楽をオーケストラで楽しもうというライブの CD 化なん DA! 1回だけで満足できなかったあなたのために Vol.2 開催、CD 収録時間は今回も 78 分超え! それらがすべて今堀拓也による耳コピ復元! しかし、この復元を含む今堀拓也の仕事をイタリア大統領が評価!(6月にはイタリアで授賞式に出席予定)これは、世界最高峰の音楽家が揃って、宮内國郎の傑作音楽を現代に蘇らせるコンサートの記録である! ※ジュラルの魔王、ボルガ博士、星くんを演じた佐藤昇が生アフレコ! 注目は 44 年の時を越えて、佐藤昇氏の演じるボルガ博士が復活、そして・・・、お許しください!!! この CD には、そのドキュメント音源として当日のステージの模様が収録されています。ジュラルの魔王、星くん、ピアノの先生などを演じた俳優である佐藤昇氏をゲストに迎えた抱腹絶倒のステージがここに! 「チャージマン研!」のBGMだけでなく、主題歌、挿入歌、そして、宮内國郎の優れた音楽を特集しています。 ※「チャージマン研!」のファン以外も楽しめる宮内國郎の楽曲をコンプリート Vol.1 と Vol.2 をあわせると、宮内國郎のアニメ・特撮作品のオープニング曲をすべてコンプリートされるというマニアックなこだわりを発揮。宮内ファンのかゆいところに手が届きます。オープニング曲だけでなく、BGM 組曲もここだけでしか聴けない選曲がされています。「ウルトラマン」の BGM をマニアックにフォロー、「戦え!マイティジャック」「ガス人間第1号」など、特撮ファンも感涙の選曲。指揮は、音楽界でも随一のチャージマン研!のファンであり、アニメ・特撮音楽への深い理解でも知られる橋奨とエネルギッシュなオーケストラ・トリプティークのサウンド、ひばり児童合唱団の透明な歌声、佐藤昇の七色の声もハイレゾ収録でしっかり記録され、高品質な録音で楽しめます。すべての道はチャージマン研!に通ず! これから毎日、宮内國郎を聴こうぜ!』
3SCD-0045
buyボタン
(2CD)
\4400(税抜\4000)
芥川也寸志没30年記念〜芥川也寸志生誕90年メモリアルコンサート
   〔構成・復元:徳永洋明、清道洋一(祝典組曲第3番のみ清道オーケストラ編曲)〕
  Do Re Mi Fa Sol La Si Do ! /祝典組曲第3番「 marcia in do 」/
 映画「鬼畜」組曲/小管絃楽のための組曲 より 〔 Basso ostinato /トッカァタ〕/
 バレエ「KAPPA」組曲/ NHK 大河ドラマ「赤穂浪士」組曲/
 幻のテーマ音楽集〔 NHKオープニング・エンディング /日本のあゆみ(Andantino)/
           若い農民(Allegro molt)開始と終了/学校放送(Andantino)/家庭の音楽(Allegretto)/
           メロディの流れ(Moderato)/ NHK 教養大学(Andantino)/海外の話題(Allegretto) 〕/

 映画「八つ墓村」組曲/映画「八甲田山」組曲/みつばちマーチ
  松井慶太指揮オーケストラ・トリプティーク[三宅政弘(コンサートマスター)他]
  ゲスト奏者:森ミドリ(チェレスタ) 今江望(ストリートOrg)
 録音:2015年5月31日、きゅりあん大ホール|録音:小島雅夫|企画:スリーシェルズ、新・3人の会|解説:徳永洋明、清道洋一、小林淳|協力:松竹音楽出版、東宝ミュージック、芥川眞澄。生誕90年のメモリアルコンサートがついに発売!芥川也寸志の映画音楽の三大傑作である「八つ墓村」「八甲田山」「鬼畜」の組曲やNHK大河ドラマ「赤穂浪士」のBGMの組曲化!幻の傑作バレエ「Kappa」や「小管弦楽のための組曲」や「NHK幻のテーマ音楽集」など美しいメロディー、アレグロとリズムの楽しみが満載!日本映画の傑作を音楽で支えた作曲家 芥川也寸志(1925-1989)の生誕90年コンサートがついにCD発売!文豪 芥川龍之介の息子でもある芥川也寸志の感動的な音楽をたっぷりと聴ける。「たたりじゃ〜!」の流行語でも知られる金田一耕助シリーズの映画「八つ墓村」は、映画音楽としても日本映画史に残る傑作。徳永洋明が映画のサウンドトラックから執念の耳コピで復元された部分も楽譜を復元して上演した入魂のスコアとなる。芥川も「私の映画音楽の集大成である」と語っている。今なお人気を誇る映画「八甲田山」(1977)もこれまで演奏されたものとは違う新構成の組曲。映画「鬼畜」(1978・松本清張原作)組曲は、貴重なストリートオルガンの演奏も入った貴重な版。これらは日本アカデミー賞を受けた日本映画の傑作。もうひとつの目玉はバレエ音楽「河童」(1951)。これは、芥川龍之介が晩年に書き上げた傑作「河童」を原作とするバレエに、その息子である也寸志が音楽をつけた物。時を越えた親子共演となる。アレグロ、リズムの愉悦が満載!なんと芥川には珍しい「ルンバ」やジャズ的なフィーリングを発揮した部分もあり、傑作発見。今回、作曲家の清道洋一によって復元構成され、組曲としてよみがえった。幻の音楽の復活となる。NHK大河ドラマ「赤穂浪士」組曲や、日本のテレビ放送の最初に流れた「NHKテレビオープニングテーマ」も貴重!戦後のお茶の間を彩った心温まる放送音楽の数々は、メロディーメーカー芥川の宝庫。芥川也寸志を愛する音楽家が結集して、生誕90年を祝ったコンサートのCD化となる。
3SCD-0044
buyボタン
\3055(税抜\2778)
芥川也寸志没30年記念、
  オーケストラ・トリプティークによる芥川也寸志個展」〜芥川が絃楽へ寄せた想い

 絃楽管オーケストラのための陰画(1966) /大河ドラマ「赤穂浪士」〜テーマ(1964) /
 オペラ「暗い鏡」〜間奏曲(1960) /映画「鬼畜」(松本清張原作、野村芳太郎監督)〜ストリートオルガン(1978) /
 映画「猫と庄造と二人のをんな」(谷崎潤一郎原作、豊田四郎監督)より(1956) /
 映画「ゼロの焦点」(松本清張原作、野村芳太郎監督)より(1961) /
 映画「破戒」(島崎藤村原作、市川崑監督)より(1962) /絃楽のための三楽章(トリプティーク)(1953) /
 譚詩曲(1951) /24の前奏曲(1979) より〔ハ長調/イ長調/ト短調/ニ長調/ロ短調/変ホ短調/ヘ長調/ホ短調/変イ長調〕/
 秋田地方の子守歌(1977)
  *ボーナストラック:2013年9月19日の浜離宮朝日ホールにおける第2回演奏会より
    music for Strings #1 - 盟友・武満徹に捧げる- (#)
  ※陰画、トリプティーク、間奏曲、music for Strings #1 以外は清道洋一編曲

 水戸博之指揮オーケストラ・トリプティーク
 録音:2016年7月13日、渋谷区文化総合センター伝承ホール(#以外) /2013年浜離宮朝日ホール(#) |録音:シャッツグレーバー|企画:スリーシェルズ|解説:清道洋一|協力:芥川眞澄、吉原一憲。芥川也寸志の全弦楽作品を収録した決定版!日本の弦楽オーケストラ作品の中でも、武満徹と並んで上演回数の多い芥川也寸志の「トリプティーク」。芥川の最高傑作とも呼び声の高いその「トリプティーク」だけでなく、幻の作品「絃楽管弦楽のための陰画」、清道洋一編曲によるNHK大河ドラマ「赤穂浪士のテーマ」や映画「ゼロの焦点」「鬼畜」「譚詩曲」「24の前奏曲」などオーケストラ・トリプティークによる芥川也寸志作品集。名演との評判も高かった2016年のコンサートをついに発売。
3SCD-0043
廃盤/入手不能
冬木透:映像音楽の世界シリーズ Vol.2 〜
  「怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス」音楽大全収録曲一覧
3SCD-0042
buyボタン
\3055(税抜\2778)
冬木透〔蒔田尚昊〕(1935-):映像音楽の世界シリーズ Vol.1 〜
  「曼陀羅」
(1971)音楽大全[冬木透(音楽)/実相寺昭雄(監督)]
 [本編使用曲]
  〔 M-1 / M-2T2 / M-3 / M-7T2 / M-8 / M-11 / M-12T2 / M-14T2 / M-18T2 / M-19T3 / M-20 / M-22T2 〕/

 [ボーナストラック(本編未使用曲)]
  〔 M-2 / M-5 / M-7 / M-12 / M-13後半 / M-13後半T2 / M-13後半T3 / M-14 / M-18 /
    M-19 / M-19T2(アタマのみ)/ M-19T2 / M-21 / M-21T2 / M-21T3 / M-22 〕/

 冬木透、他、によるMナンバーコール集
 #マスターテープの収録状況や劣化によるノイズがあります。企画:スリーシェルズ|監修:西耕一|序文:樋口尚文|構成・解説:朝倉寧|協力:樋口尚文、早川優、冬木透、實相寺知佐子。熱く若き荒魂たちの自爆的な挫折を描く「曼陀羅」には、冬木透の宗教音楽的なサウンドトラックが、時代のレクイエムのごとく静謐に鳴り響いている‥‥。(樋口尚文/映画評論家・映画監督)※作曲家 冬木透が音楽を担当して、鬼才・実相寺昭雄監督と残した映画「曼陀羅」(1971年)。そのマスターテープが2018年末に発見された。録音当時のまま残されたマスターテープからディジタル化をへて完全版のCDが発売される。テープに残っていた全音楽と、Mナンバーコールも収録した「音楽大全」完成。暗闇の中で明滅する荘厳なパイプオルガンの響き。日本的精神、風土、エロチシズム、ユートピア・・・。ときに優しく華やかに、ときに荒ぶる轟音となるパイプオルガンの響きに圧巻。「魔術のような」「燃え上がる炎のような」音楽が自分の原点と語る冬木透が、実相寺昭雄監督と石堂淑朗の逸脱した世界へ寄せた幻想の大曼陀羅が今よみがえる。
3SCD-0041
buyボタン
\3055(税抜\2778)
生誕90周年記念〜黛敏郎(1929-1997):電子音楽作品集
 三島由紀夫の詩、黛敏郎の電子音による
  「理髪師の衒学的欲望とフットボールの食欲との相関関係」(1957)
    [黛りんたろう(朗読) 磯部英彬(電子音復元)]
      〔オリジナル・ヴァージョン + カラオケ版/
       電子音を鐘の音から生成したヴァージョン B + カラオケ版〕

 黛敏郎作曲によるテープ音楽
  〔3つの讃(1965) /
   天の鐘(1975) ※途中2分の無音部あり
    [使用された鐘:黒谷光明寺/妙心寺 黄鐘調/紀三中寺/中禅寺立樹観音堂/
            妙心寺 黄鐘調/寂光院/長楽寺/建長寺(小)/寛永寺B]/
   中の鐘(1975) [使用された鐘:日光輪王寺/金剛峯寺 大塔/円覚寺/金剛峯寺/妙心寺 大鐘/
                  方広寺/大津三井寺/真如堂/矢崎/寛永寺C/寛永寺E]/
   地の鐘(1975) ※途中1分の無音部あり
    [使用された鐘:知恩院/東大寺/薬師寺/建長寺/東大寺/寛永寺 A ]〕

 ボーナス・トラック(黛敏郎セレクト・梵鐘テープより)
  [日光輪王寺/知恩院/金剛峯寺 大塔/金剛峯寺 大塔2/黒谷光明寺1/黒谷光明寺2/妙心寺 大鐘/
   妙心寺 黄鐘調/紀三井寺/方広寺/薬師寺/東大寺1/東大寺2 連続用/立樹観音堂/大津三井寺/
   妙心寺 黄鐘調2/円覚寺/建長寺/法照院/寂光院/真如堂/長楽寺/東大寺3/矢崎/建長寺 小/
   寛永寺A/寛永寺B/寛永寺C/寛永寺D/寛永寺E/東大寺/知恩院/妙心寺/高野山/南禅寺]

 ボーナス・トラック2 黛敏郎作曲:0系新幹線チャイム(1968)
 作曲:黛敏郎、作詩:三島由紀夫、朗読:黛りんたろう
 電子音制作・復元:磯部英彬他、黛敏郎音楽事務所、アオイスタジオテープより収録
 日本初の電子音楽家 黛敏郎(1929-1997)は1929年2月20日生まれ。TV番組「題名のない音楽会」の司会者、映画「東京オリンピック」や「天地創造」の音楽作曲者、音響の探求者としてのオーケストラ作品の数々が知られている。斬新な発想とダイナミックなサウンドは、世界で評価され、数々の芸術家に影響を与えた。三島由紀夫とはオペラや電子音楽を作り、安部公房とはミュージカルを、モーリス・ベジャールとはバレエを作った。黛とのコラボレーションから生まれた傑作は少なくない。数多くの映画音楽だけでなく野球やプロレスのテーマ音楽として使われた「スポーツ行進曲」など誰もが知る曲も書いた。また、現在も続くテレビ番組「題名のない音楽会」の初代司会者でもあった。2019年で、黛敏郎が亡くなって22年を迎える。「BUGAKU」「饗宴」「涅槃交響曲」などオーケストラ作品に注目が集まるが、音響探求者としての才能に溢れた「テープ音楽」「電子音楽」のCDが完成した。三島由紀夫の詩による電子音楽や黛敏郎セレクションの鐘の音、さらには新幹線チャイム(復元版)を収録したCD完成!「音響の探求者黛敏郎と三島由紀夫作詩による幻の電子音楽を復元!」「幻の新幹線音楽が、最新のテクノロジーによって復元された。」「黛敏郎本人が収集録音していた鐘の音テープがCD化!」三島由紀夫の詩による電子音楽だけでなく、鐘の音や新幹線チャイムなど、黛ファンならば誰もが持っておきたい究極の研究CD完成!
3SCD-0040
廃盤/入手不能
「チャージマン研!ライヴシネマ・コンサート」[宮内國郎特集]
 ボーナストラック〜[サンキュー!チャージマン研!ライヴ!](#)
 橋奨指揮オーケストラ・トリプティーク
3SCD-0039
完売
マイティジャック音楽大全
 #完成後、演奏会会場や関係者イヴェント等において完売&売り切れ、2023年現在再プレス&一般販売の実績無し。
3SCD-0038
buyボタン
\3055(税抜\2778)
渡辺宙明(1925-)スペシャルブラス
 「人造人間キカイダー」(1972)より/「秘密戦隊ゴレンジャー」組曲(1975) /
 マジンガーZ組曲「魔神抄」(1972) /映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」(1974)より/
 戦隊アラカルト〔スペードエース若き獅子(1977) /青春のテーマ(1980) /
         ファイト!サンバルカンロボ(1981)/フラッシュ!ゴーグルV(1982) /
         バトルフィーバーJ(1979)/勝利だ。アクマイザー3(1975) /
         斗え!超神ビビューン(1976) /ゴーゴーキカイダー(1972) 〕/
 秘密戦隊ゴレンジャー(観客の皆さんと)(#) /
 Zのテーマ(観客の皆さんと)(#) /マジンガーZ(観客の皆さんと)(#)
  徳永洋明指揮 + 渡辺宙明指揮(#) 渡辺宙明スペシャルブラス
 録音:2017年3月2日、渋谷区文化総合センター大和田、ライヴ|選曲・解説:貴日ワタリ|録音:上埜嘉雄。 昭和の子供たちを育てた数々の名曲が甦る。宙明サウンドの切れ味と迫力、そして躍動感を体感しよう。ベテラン、気鋭のミュージシャン、ジャズo. メンバーなどを加えた1日、限りのスペシャルバンドが演奏!最高のメンバーで、宙明サウンドが鳴り響く!選曲構成には作曲家でもある貴日ワタリ(さすがわたり)を迎え、コンサートの内容は往年のファンのことを考えた選曲として話題になったライヴのCD化。
3SCD-0037
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭百年紀 Vol.5 〜伊福部 昭(1914-2006):
 「PR 映画」組曲〔 Penicillin No.12 / Shell Oil No.11 / Vitam B1 No.11 / Vitam B1 No.4 /
          Vitam B1 No.3 / Penicillin Top-title / Shell Oil No.14 〕/
 「大魔神」組曲(1966)〔 No.1 メインタイトル/ No.4 脱出/魔神退散の踊り(P.S10A)/ No.12 神は小笹/
      No.7 虐げられた民/ No.5 信夫の危機/ No.8 犠牲/ No.19 大魔神の猛威/ No.22 エンディング〕/
 「キングコングの逆襲」組曲(1967)
   〔 No.1 メインタイトル/ No.3 メカニコング始動1/ No.6-C コングとスーザン1/ No.20 KINGKONG ESCAPE2 /
     No.4 メカニコング始動2/ No.28B 東京タワーの対決2/ No.26 キングコングの勝利/ No.29 エンディング〕/
 「怪獣総進撃」組曲(1968)〔 No.1 東宝マーク〜メインタイトル/タイトルクレジット/ No.3 怪獣ランド/
               No.12 怪獣操縦器発見/ No.23 リモコン破壊せよ/ No.24 地球怪獣集結(怪獣総進撃)/
               No.7 SY-3 /SY-3出撃/ No.7 SY-3 /ファイヤドラゴン追撃/ No.29 エンディング〕/
 「伊福部昭百年紀」組曲(以下、ゴジラの表記はキリル文字〔「ゴジラ復活す」を除く)
   〔ОЗИРА Title/ГОЗИРА A A'Entre /ゴジラ復活す(復元)/
    Mecha-G No.13 /宇宙大戦争(復元)/ Dogola No.16-A /ГОЗИРА(1&16と記載あるが、斜線あり)/
    3 Kaiju No.1 / Kaiju No.1/ G vs Mecha G No.2 〕/
 *以下ボーナス・トラック
  アンコール 伊福部昭百年紀組曲より/伊福部昭の主題による Happy Birthday /
  怪獣総進撃より(リハーサルテイク)/伊福部昭百年紀組曲より(リハーサルテイク)

 松井慶太指揮オーケストラ・トリプティーク[三宅政弘(コンサートマスター)他]
 録音:2017年4月30日、渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、ライヴ|構成・楽譜作成:鹿野草平、青島佳祐|解説:小林淳|録音・編集:上埜嘉雄|デザイン:山口翔悟|協力:伊福部家|企画:西耕一(スリーシェルズ)。 2014年から続く大人気シリーズのCD化。 Vol.5は2017年に行われ、大反響を呼んだコンサート。今回はボーナストラックにアンコールとリハーサルテイクまで収録された豪華盤。リハーサルテイクも優れた演奏と録音で残されたため大サービスで収録したものであり、ヴァージョン違いを楽しめるマニア仕様。※収録楽曲について「シン・ゴジラ」でも使用された伊福部曲のみをメドレー構成した伊福部昭百年紀組曲、「キングコングの逆襲」組曲、「怪獣総進撃」組曲など、怪獣テーマが大暴れする楽曲は、楽しくそしてメリハリのあるサウンドが轟く。企業PRのために作られたペニシリンやビタミンなどの映画に付けられた音楽を構成したPR映画組曲は、知られざる伊福部音楽へのめくるめく世界が広がる。分厚い響きと和のエッセンスが炸裂した「大魔神」組曲の荘厳なる音楽は、涙なしには聴けない。「伊福部昭の主題によるHappy Birthday」は作曲家の青島佳祐による伊福部オマージュ。サプライズで演奏されたこの曲に宝田明は「80歳を過ぎた男を泣かすなよ」と感涙で応えた。CDの録音は、打楽器、弦楽、管楽器など各パートの活躍も精緻に収録され、その凄まじいサウンドが迫り来るようだ。完全にマニア向けCDかと思いきや、すぐれたオーケストラCDとして、オーディオファンにもオススメ。中野昭慶監督は「伊福部音楽は、耳だけでなく、音圧を身体で感じながら聴いて欲しい。」とコメントしたがリズムやメロディーだけでなく、サウンドそのものの迫力を体感できるCD 。ハイレゾ収録で甦る、伊福部映画音楽。その音の隅々までを体感しよう。
3SCD-0036
buyボタン
\3055(税抜\2778)
マスター・テープ発見〜チャージマン研! 音楽大全〔作曲:宮内國郎/他〕
 主題歌「チャージマン研!」フルサイズ/挿入歌「研とキャロンの歌」/ M18-2 ジュラル星人のテーマ /
 M19-2 危機!!子供宇宙ステーション / M1 日常 / M14-3 恐怖!精神病院 / M4 殺人レコード 恐怖のメロディ /
 M15 ファッションモデルを消せ! /ピアノ練習曲 version 1, 2 /鳩時計の催眠音波/ピアノ練習曲 version 3, 4, 5 /
 M17 日常〜女の子〜 / M8-2 日常〜男の子〜 / M10-4 ガールフレンドができた/ M12 バリカンのテーマ /
 M13 僕のパパは時代おくれ? / M6 主題歌エンディング アレンジ/研とキャロンの歌 カラオケ(1番のみ)/
 M11-2 怪奇!ロウ人形館/ M14-3 美術館の怪!/ M3 ジュラルの仕業(ジュラル星人のテーマ2)/
 勝利!チャージマン研!(出撃ファンファーレ)/主題歌カラオケ フルサイズ(バトルBGM)/
 M2-2 ボルガ博士死のバラード/ M5 主題歌マーチアレンジ / M10 (9?)本編エンドテーマ/主題歌TVサイズ/ M19-1 /
 未使用音楽集〔 M16, M20, M21, M22, M23, M24-2, M25, M26-1, M26-2,
         M28-2, M29, M30, M31, M32, M33と録音時のやりとり〕/
 2017年録音バージョン〔ピアノ練習曲 version 1, 2, 3, 4, 5 (*) /主題歌ピアノ・アレンジ(高橋奨編曲)(#) /
            ボルガ博士死のバラード(高橋奨編曲/ヴィオラとピアノのための版)(+) 〕
 ボーナストラック
  〔キャロンのるんるんバースデー(2話)/キャロンと研のハッピーバースデー(2話)/蝶々の羽音(3話)/
   星くんのバイク(4話)/キャロンの夕焼け小焼け(10話)/ワチョワチョ〜ガリバー光線とパスカル光線(11話)/
   キャロンの美容体操(12話)/レコードを割る音、燃える音(16話)/ワンツーギロギロ(16話)/
   研とバリカンのメリーさんの羊(20話)/研のメリーさんの羊[2種](20話)/ジュラル変身音(20話)/
   ハーモニカによるバリカン音頭(20話)/キャロンとジェニーの遊び歌(?話)/物体電送テレビ音(22話)/
   バリカンの鬼さんきたよ、旅ゆけば(浪曲「清水次郎長伝」より/23話)/オッフェンバック 天国と地獄[2種]
    (31話)/頭の中のダイナマイト タイマー音(35話)/ランランキャロン(39話)/バリカンマーチ(51話)/
   メンデルスゾーン結婚行進曲(53話)/ピエロサーカス団のチンドン美しき天然(58話)/
   ピエロサーカス団のファンファーレ(58話)/鬼さんこちら(61話)/危機!子供宇宙ステーション(セリフのみ)/
   変身サウンド・エフェクト Take 1, 2 /チャージングゴー指導集〕

 皆川おさむ(Vo;無印) ひばり児童cho.(無印)、他不明(無印)
 高橋奨(Va;+/P;#) 藤井麻理(P;*)〔 (+)のピアノ担当はアナウンスに記載されていない〕
 録音:1974年、ステレオ&モノラル、他データ不明(無印) /2017年(*/#/+) |原盤: ICHI (無印)|録音機〔レコーダー〕: NAGRA, 4.2 (無印) |再生機: STUDER, A 810 (無印) |楽譜復元:今堀拓也(*) |企画・構成・解説・マスタリング:西耕一(スリーシェルズ)。#『マスターテープ由来の音声経年劣化がございます。セリフやBGMが重なる音源もございます。御了承くださいませ。』『※カルト的な人気を誇るアニメ「チャージマン研!」。行方不明だったマスターテープを執念で発見! 未発表曲も新発見! MEからの収録による効果音、皆川おさむとひばり児童合唱団による主題歌、挿入歌はもちろん、殺人レコード、ジュラル星人のテーマ、鳩時計のピアノ曲、バリカンのハーモニカ、旅ゆけば、ボルガ博士のダイナマイトタイマー音も収録。特別収録「危機!子供宇宙ステーション」のセリフパートや「チャージングGO!指導集」も聴きもの!アニメとともに歴史に残るカルトCDの誕生だ!』『チャージマン研!とは?:1974年4月1日に放送開始され、6月28日まで全65回にわたって放送された「チャージマン研!」低予算アニメならではのツッコミどころと、超絶SFでぶっ飛びストーリー、独自のセリフセンスなど、一周回ってオシャレとも言われ、芸能人やアーティストにもファンの多いカルト的な作品です。』『低予算でも音楽は豪華:「チャージマン研!」の音楽は、ウルトラマンの歌などで知られる宮内國郎が作曲しています。子供向けアニメならではの児童合唱とオーケストラが活躍する正統派な主題歌や、美しいストリングスとゴージャスなオーケストラの響きが印象的な挿入歌など、とにかく名曲なのです。歌唱は黒ネコのタンゴで一世を風靡した皆川おさむ君と、75年の歴史を誇るひばり児童合唱団。作曲、演奏ともに異常な完成度です。アニメ本編の低予算とは比較にならないほどの豪華仕様です。』
3SCD-0035
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭、池野成、黛敏郎:打楽器作品集
 池野成:ティンパナータ(1977) (*)
  [菅原淳(ティンパニ) 大場章裕、村居勲、岩崎愛子、岩下美香、柴原誠(Perc) 向井理絵(Fl)
   加藤Billy真弘、増圭介、古川諭(テナーTb) 本田史由記、杉崎瞳、小口遥(Hr) 伊関愛里(Tu)]/
     エヴォケイション(1974) (*)
  [岩見玲奈(マリンバ) 村居勲、岩崎愛子、岩下美香、野本洋介、大場章裕、柴原誠(Perc)
   加藤Billy真弘、増圭介、古川諭、品川隆(テナーTb) 小林千暁、小泉邦男(バスTb)]
 黛敏郎:シロフォンコンチェルティーノ(1965) (#)
 伊福部昭:ラウダ・コンチェルタータ(1979) (#)
  [岩見玲奈(シロフォン/マリンバ) 大嶋浩美(P)]
 録音:2017年5月16日、豊洲シビックホール(#) /2017年5月29日-30日、練馬文化センター小ホール(*)。 打楽器音楽の傑作を書いた伊福部昭、池野成、黛敏郎。このCDは、日本音楽界を作曲と教育の両面で支えた作曲家の伊福部昭を中心に、その弟子である池野成と黛敏郎の作品を収録。伊福部昭のマリンバ協奏曲「ラウダ・コンチェルタータ」と、黛敏郎の「シロフォンコンチェルティーノ」は、打楽器奏者ならば誰もが知る傑作。また、池野成のマリンバ協奏曲である「エヴォケイション」、ティンパニ協奏曲である「ティンパナータ」は、膨大な数の打楽器を使うためなかなか上演機会がないが、知る人ぞ知る傑作として根強い人気を持った作品であり、今回のような形でセッション録音が発売されるのは非常に喜ばしいこと。とにかく爆音でド迫力の池野成の真価がこのCDで味わえるだろう。現在の打楽器界で最高のメンバー! 2017年で70歳(古稀)を迎えた巨匠・菅原淳によるティンパニソロでコンチェルト「ティンパナータ」(池野成作曲)。ザルツブルク国際マリンバコンクール第1位の岩見玲奈がソロを担当する「黛敏郎作曲のシロフォンコンチェルティーノ」、「池野成作曲のエヴォケイション」「伊福部昭作曲のラウダ・コンチェルタータ」。 池野作品では、管打楽器アンサンブルによる池野成記念アンサンブルが演奏。管楽器はオーケストラ、スタジオなどで活躍する優秀なメンバー。打楽器は、菅原淳の教えを受けたパーカッション・ギャラリーが結集。メンバーはいずれも国内外の打楽器コンクールなどで上位入賞を果たした実力者であり、今後の音楽界を担う優秀な音楽家。黛、伊福部作品は、国内外で活躍する気鋭のピアニスト大嶋浩美が担当した。「伊福部昭とその弟子たち、宿命とも形容できる音の邂逅」(小林淳)『師弟関係の契りを結んだ作曲家たちの魂の雄叫びともいえる声が耳にこだましてくる。それらの要素が演奏者各人のパッション、エネルギーをも取り込む形で爆発的なほとばしりと化して迫ってくる。伊福部の響きを根源としたスリリングかつスペクタキュラーな音の饗宴に心ゆくまで身を任せよう。』
3SCD-0034
buyボタン
(2CD)
\4400(税抜\4000)
室内合唱団日唱による伊福部昭個展
 DISC 1 「合唱とピアノによる伊福部昭個展」(*)
  和田薫:谷神不死-無伴奏混声四部合唱のための-伊福部昭十年祭へ寄せる(委嘱初演・この作品のみ和田薫作曲)
  北海道讃歌[作詞:森みつ](1961) /全開発の歌(全北海道開発局労働組合の歌)[作詞:沢谷純一]/
  シレトコ半島の漁夫の歌[作詞:更科源蔵](1966) ピアノリダクション/
  合唱頌詩「オホーツクの海」[作詞:更科源蔵](1958) ピアノリダクション

 DISC 2 「合唱とエレクトーンによる伊福部昭個展」(編曲:竹蓋彩花)(#)
  「わんぱく王子の大蛇退治」(1963)より〔第6番/第63番〕/「セロ弾きのゴーシュ」(1953) より〔第11番/第19番〕/
  「イワンと子馬」(影絵劇「せむしの子馬」から)(1953) より〔子馬の唄/イワンの唄/第36番/第44番〕/
  映画「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」(1962) /映画「鯨神」(1962) /映画「反逆児」(1965) /映画「ひろしま」(1953) /
  「ゴジラ」(1954) メインタイトル(エレクトーンのみ)〜「大怪獣バラン」(1958) /海底軍艦(1963) /ムウの祈り/
  「モスラ対ゴジラ」(1964) メインタイトル(エレクトーンのみ)〜マハラ・モスラ/
  聖なる泉〜「キングコング対ゴジラ」(1962) メインタイトル ~眠れる魔神~メインタイトル/「ゴジラ」エンディング

 和田薫指揮室内合唱団日唱 藤井麻理(P;*) 竹蓋彩花(エレクトーン;#)
 録音:2016年9月2日、渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール|録音・編集:磯部英彬|企画:スリーシェルズ|解説:小林淳|協力:伊福部家、和田薫、日本合唱協会。伝統あるプロ合唱団「日唱」がスタートさせた日本の巨匠シリーズ第1弾「伊福部昭」。独自なる伊福部ワールドが鳴り響いた伝説のコンサートの完全CD化!伊福部門下の和田薫による師の十年祭へ捧ぐ無伴奏合唱曲からコンサートは幕開ける。音を穿ち、響きを創出すピアノによる透徹した世界とエレクトーンオーケストラによる熱狂の歓喜へ至る伊福部合唱個展!2時間半に及ぶ重量級コンサートを2枚組CDとして完全収録伊福部昭の愛弟子である和田薫の指揮で、「大楽必易」なる伊福部の重厚で雄々しい音楽性をクローズアップ。和田薫の音楽テーマである「喚起」の世界が伊福部の根源的エネルギーを呼び起こす。DISC1は「ピアノ:藤井麻理」によって研ぎ澄まされた響きと炸裂するピアニズムによる、DISC2は「エレクトーン・編曲:竹蓋彩花」によって伊福部映画音楽をアレンジして極彩色のダイナミズムとともに鳴り響くエレクトーンによる。いずれも指揮:和田薫、合唱:日唱による確かな譜読みと伊福部への深い理解が隅々まで伝わった演奏となっている。ピアニストの藤井麻理、エレクトーンの竹蓋彩花は、オーケストラ・トリプティークのメンバーとして、伊福部昭や日本人の様々な作品を演奏する奏者としても好評を得ており、その入魂の演奏が記録されたCDが発売される。
3SCD-0033
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭百年紀 Vol.4
 九人の門弟が贈る伊福部モチーフによる讃
  〔芥川也寸志:ゴジラの主題によせるバラード / 池野成: Omaggio a maestro A. Ifukube
   石井眞木:幻の曲 / 今井重幸:狂想的変容 / 原田甫: Felicidades El Maestro!
   松村禎三: Homage to Akira Ifukube /  / 真鍋理一郎: Omaggio al maestro Ifukube
   三木稔: Gozilla is dancing / 黛敏郎: Hommage a A. I. 〕/

 伊福部昭(1914-2006):
  子供のためのリズム遊び(全曲)/組曲「イワンと子馬」(藤城清治の影絵劇より)/
  「セロ弾きのゴーシュ」より /インドの虎狩り(アンコール)
 水戸博之指揮オーケストラ・トリプティーク ドミトリー・フェイギン(Vcソロ)
 伊福部昭百年紀cho.〔根岸一郎、上田純也、植田真史、富塚研二〕
 録音:2016年5月4日、大和田伝承ホール、渋谷区文化総合センター、ライヴ。構成・楽譜作成:吉原一憲|解説:小林淳|録音・編集:磯部英彬|デザイン:山口翔悟|協力:伊福部家、永瀬博彦|企画:西耕一(スリーシェルズ)。 伊福部昭の没十年を記念して、伊福部が子供のために作った音楽を集め「大楽必易(優れた音楽とは必ず平易なものである)」という言葉にそったコンサートとして「セロ弾きのゴーシュ」「イワンと子馬」「子供のためのリズム遊び」や弟子の作品も演奏して、新聞各紙に取り上げられ、話題となった。また、芥川也寸志や黛敏郎らを含む伊福部昭の九人の弟子がゴジラのモチーフ師匠へ捧げた献呈曲も収録される。(黛敏郎作品では、当日集った伊福部門下が合唱で参加!)イワン、ゴーシュ、リズム遊び等「大楽必易」な楽曲が甦る。
 聴きどころ:宮沢賢治の原作で知られる「セロ弾きのゴーシュ」の今回上演するバージョンは、1953年に「日本で最初の長編・総天然色・人形劇・音楽映画」として作られた。しかし、現在はフィルムの権利関係が不明となり、幻の作品となっている。この映画に作曲された音楽は、当時のトップ・チェリストであった井上頼豊と東京po. により演奏されたもので、「インドの虎狩り」「ゆかいな馬車屋」など楽しく、多彩な音楽ばかり。今回は、音楽だけでも楽しめるよう構成して、伊福部が学長をつとめた東京音楽大学の教授でもあるロシア人チェリストのドミトリー・フェイギンがチェロソロをつとめて復活演奏となった。※「イワンと子馬」(1953年)はケロヨンの生みの親として知られる藤城清治(1924-)の影絵劇の音楽を演奏会用に4つの楽章に構成した物。ロシア文学を原作にしたこの影絵劇は1953年の初演以来、藤城の代表作として知られるが現在では幻の作品となっている。オーケストラだけでなく、エレクトーンも巧みに使い、イワンと子馬の冒険を表情豊かに描いている。※「子供のためのリズム遊び」(1949年)は、伊福部がこどもの教育用SPレコードのために作曲したオーケストラ作品。リズミカルで心躍るメロディーがたくさんあふれた音楽であるが、この曲は録音以来66年近くも埋もれており、オーケストラでの舞台上演は今回初の試みとなった。
3SCD-0032
buyボタン
(4CD)
\10186(税抜\9260)
初回プレス
200組限定盤
5/31発売
伊福部昭:日活映画音楽大全
 女中ッ子[監督:田坂具隆/1955年6月26日公開]/海の野郎ども[監督:新藤兼人/1957年8月20日公開]/
 その壁を砕け[監督:中平康/1959年6月23日公開]/帝銀事件 死刑囚[監督:熊井啓/1964年4月12日公開]/
 日本列島[監督:熊井啓/1965年5月26日公開]/ビルマの竪琴総集篇[監督:市川崑/1956年2月12日公開]/
 泥だらけの青春[監督:菅井一郎/1954年9月21日公開]/銀座の女[監督:吉村公三郎/1955年4月1日公開]/
 三つの顔[監督:井上梅次/1955年8月9日公開]/続 警察日記[監督:久松静児/1955年11月16日公開]/
 銀心中[監督:新藤兼人/1956年2月5日公開]/神阪四郎の犯罪[監督:久松静児/1956年2月25日公開]/
 流離の岸[監督:新藤兼人/1956年6月21日公開]/殺したのは誰だ[監督/中平康/1957年7月3日公開]
 #マスターテープ由来のノイズがあることをご了承下さい。解説:小林淳|企画:西耕一(スリーシェルズ)|マスタリング:仁木高史(スリーシェルズ)|デザイン:田代亜弓|協力:日活、宇都宮弘之、伊福部家、小林淳|原盤:日活株式会社 /(C)日活株式会社。 4枚組のCDには総トラック数180、時間にすると4時間を超える音楽を収録。伊福部昭が担当した日活映画は全14本(厳密には16本)であるが、残されたマスターテープは6作。OKテイクはすべて収録した。テープの残る6本以外は光学録音のBGMから特別に抽出。効果音やセリフなどのかぶらない部分を中心に出来る限り収録して、究極の大全を完成した。解説は、伊福部研究の第一人者であり、理解者でもある小林淳。いずれも半世紀以上前の録音であるが、重厚なオーケストラの迫力と、心に染みる伊福部節の魅力にあふれている。激しくダイナミックな音楽から、社会派映画を重厚にささえ、心をしめつけるメロディーまで幅広い作風が展開される。日活映画に残した仕事は、『ゴジラ』などの特撮映画との共通点だけでない独自な世界が展開されており魅力的。その仕事をまとめて、しかも体系的に聴くことのできる「大全」の価値は大きい。伊福部ファン、映画音楽ファン必聴!究極の大全が登場!
3SCD-0031
buyボタン
\3055(税抜\2778)
オーケストラ・トリプティークによる 黛敏郎 個展
 涅槃交響曲へ至る道〜黛敏郎
(1929-1997):
  Elegie (1948) (*) /
  オール・デウーヴル [Hors-d'uvre] (1947)(ドラム付き初演)(#) /
  スフェノグラム [Sphenogrammes/楔形文字] (1950) (1951年 ISCM国際音楽祭入選作)/
  六重奏曲(1955)(大原美術館25周年記念委嘱作)/
  我が新婦に捧ぐ ― 結婚式のための序曲と入場音楽
   [a ma nouvelle femme - Ouverture et Musique d'entee pour la noce]
(1953) /
  10楽器のためのディヴェルティメント(1948) (東京音楽学校卒業作品)
 水戸博之指揮オーケストラ・トリプティーク 飯島香織(S;*) 若林千春(P;*/#)
 大家一将(Dr;#) 向井理絵(Fl) 篠ア史子(Hp/特別出演)
 録音:2016年6月10日、東京オペラシティ。企画・選曲・解説:西耕一|録音・マスタリング:磯部英彬(スリーシェルズ)|デザイン:橘川琢。
 黛敏郎個展 ―涅槃交響曲へ至る道―について:黛敏郎(まゆずみ・としろう/1929-1997)は、今こそ再評価されるべき作曲家。黛は戦後の作曲界で、ひときわ異彩を放ち、国際的評価を受け、数々の作曲家を触発した。そして、日本音楽界の牽引役としてトップを走った。ジャズを取り入れた現代音楽、最新の電子音楽の発表、音響解析によるオーケストラ音楽など…。天才にしかためし得ない音楽に誰もが憧れた。三島由紀夫、安部公房、モーリス・ベジャールも、黛とのコラボレーションから名作を生み出した。美空ひばりや石原裕次郎のために映画の主題歌も作り、アカデミー賞映画「天地創造」(1966)や市川崑監督の映画「東京オリンピック」の音楽を作曲して世界で知られ、ミュージカルやオペラも書いた。野球やプロレスのテーマ音楽として使われた「スポーツ行進曲」など誰もが知る曲も書いた。現在も続くテレビ番組「題名のない音楽会」の初代司会者でもあった。その最高傑作は、お寺の鐘の音を音響解析して、3群のオーケストラで鳴らした「涅槃交響曲」(1958)とされる。合唱にお経を歌わせ、ホール全体が揺れるような梵鐘の響きから涅槃へ至るお経の唱和まで、アジアの作曲家にとってオーケストラ音楽を書くとはどういうことか? という問題に対してひとつの答えを出した。しかし、この曲のインパクトが強すぎて、他の作品まで語られにくいのが現状。黛敏郎は「涅槃」だけではない。「黛敏郎個展―涅槃交響曲へ至る道―」は、黛敏郎が東京音楽学校(現在の東京藝術大学)に入学してすぐに書いた作品から、パリ留学を経て鐘の響き「涅槃交響曲」へ至るまでの重要作をたどる。ベテランのゲストを迎え、これからの日本の音楽界を担う、若い演奏家たちとともに・・・。
3SCD-0030
buyボタン
\3055(税抜\2778)
黛敏郎〜日活ジャズセレクション
 01.幕末太陽傳 M-2-6 / 02.四季の愛欲 M-13-4 / 03.四季の愛欲 M-14-4 / 04.四季の愛欲 M-22, 24A, 26 /
 05.続夫婦百景 M-13 / 06.続夫婦百景 M-17 / 07.果しなき欲望 M-3 / 08.不道徳教育講座 M-7 /
 09.不道徳教育講座 M-18 / 10.才女気質 M-15-1 / 11.密会 M-1-2 / 12.密会 M-10 / 13.学生野郎と娘たち M-2-2 /
 14.学生野郎と娘たち M-8 / 15.青年の樹 M-4-1 / 16.狂熱の季節 M-1-2 / 17.狂熱の季節 M-2-3 /
 18.狂熱の季節 M-4-2 / 19.狂熱の季節 M-8-2 / 20.狂熱の季節 M-9-1 / 21.狂熱の季節 M-16-2 /
 22.あした晴れるか M-6 / 23.あした晴れるか PS-101-1 / 24.豚と軍艦 M-2 / 25.豚と軍艦 M-12 /
 26.あいつと私 M-14-1 / 27.憎いあンちくしょう M-3-1 / 28.憎いあンちくしょう M-10-3 / 29.当りや大将 M-11 /
 30.若くて悪くて凄いこいつら M-2 / 31.若くて悪くて凄いこいつら M-5 / 32.若くて悪くて凄いこいつら M-14 /
 33.泥だらけの純情 M-7 / 34.泥だらけの純情 M-14 / 35.何か面白いことないか M-2-2 / 36.月曜日のユカ M-1-1 /
 37.月曜日のユカ M-12-2 / 38.黒い太陽 M-D / 39.黒い太陽 M-F-2 / 40.私、違っているかしら M-10 /
 41.私、違っているかしら M-21-3 / 42.愛と死の記録 M-19 / 43.アジア秘密警察 M-15 / 44.アジア秘密警察 M-23 /
 45.非行少年 陽の出の叫び M-2-2 / 46.非行少年 陽の出の叫び M-6 /
 47.経営学入門より ネオン太平記 M-4-1 / 48.経営学入門より ネオン太平記 M-19-2 /
 49.私が棄てた女 M-2-1 / 50.私が棄てた女 M-5-1 / 51.アラブの嵐 M-5 / 52.アラブの嵐 M-30
 #マスターテープ劣化に起因するノイズがあります。御了承下さい。 企画構成解説:西耕一(スリーシェルズ)|マスタリング:仁木高史(スリーシェルズ)|デザイン:橘川琢|協力:日活、宇都宮弘之|原盤、(C):日活株式会社。
 和ジャズファン、シネジャズファンのマストアイテム完成! 日活映画で黛敏郎が作曲した61作の映画BGMは1502トラックが現存するが、それらから27作品52トラックを厳選したジャズセレクション。クラシック、現代音楽、電子音楽など様々なジャンルに精通する黛敏郎の映画音楽から、ジャズ的なフィーリングがきわだつトラックを選曲した。ブルーコーツのピアニストとして活躍し、ジャズイディオムを活用した現代音楽を発表した黛らしい輝かしくもクールなジャズから、ユーモアあふれるダンスホール系ジャズまで幅広く収録。これまで知られにくかったジャズメンとしてのマユズミがいま明らかになる。
 各映画の監督と公開情報:幕末太陽傳[監督:川島雄三/ 1957年7月14日公開]|四季の愛欲[監督:中平康/ 1958年6月10日公開]|続夫婦百景[監督:井上梅次/ 1958年11月4日公開]|果しなき欲望[監督:今村昌平/ 1958年11月18日公開]|不道徳教育講座[監督:西河克己/ 1959年1月9日公開]|才女気質[監督:中平康/ 1959年4月15日公開]|密会[監督:中平康/ 1959年11月11日公開]|学生野郎と娘たち[監督:中平康/ 1960年2月21日公開]|青年の樹[監督:舛田利雄/ 1960年4月29日公開]|狂熱の季節[監督:蔵原惟繕/ 1960年9月3日公開]|あした晴れるか[監督:中平康/ 1960年10月26日公開]|豚と軍艦[監督:今村昌平/ 1961年1月21日公開]|あいつと私[監督:中平康/ 1961年9月10日公開]|憎いあンちくしょう[監督:蔵原惟繕/ 1962年7月8日公開]|当たり屋大将[監督:中平康/ 1962年8月26日公開]|若くて悪くて凄いこいつら[監督:中平康/ 1962年9月9日公開]|泥だらけの純情[監督:中平康/ 1963年2月10日公開]|何か面白いことないか[監督:蔵原惟繕/ 1963年3月3日公開]|月曜日のユカ[監督:中平康/ 1964年3月4日公開]|黒い太陽[監督:蔵原惟繕/ 1964年4月24日公開]|私、違っているかしら[監督:松尾昭典/ 1966年7月29日公開]|愛と死の記録[監督:蔵原惟繕/ 1966年9月17日公開]|アジア秘密警察[監督:松尾昭典/ 1966年12月10日公開]|非行少年 陽の出の叫び[監督:藤田繁夫/ 1967年6月3日公開]|経営学入門 ネオン太平記[監督:磯見忠彦/ 1968年4月13日公開]|私が棄てた女[監督:浦山桐郎/ 1969年9月3日公開]|アラブの嵐[監督:中平康/ 1961年12月24日公開]。
3SCD-0029
buyボタン
(8CD)
\16500(税抜\15000)
「渡辺宙明日活映画音楽大全」 第1集(DISC 1)−第8集(DISC 8)
 素ッ裸の年令[監督:鈴木清順/1959年9月8日]/香港秘令0号[監督:吉村廉/1960年3月16日]/
 東京のお転婆娘[監督:吉村廉/1961年3月19日]/花の才月[監督:中島義次/ 962年3月28日]/
 太陽のように明るく[監督:森永健次郎/1962年5月15日]/泣くんじゃないぜ[監督:森永健次郎/1962年8月8日]/
 若いふたり[監督:堀池清/ 962年11月21日]/十代の河[監督:森永健次郎/1962年11月28日]/
 サムライの子[監督:若杉光夫/1963年2月24日]/どん底だって平ちゃらさ[監督:森永健次郎/1963年3月27日]/
 川っ風野郎たち[監督:若杉光夫/1963年4月17日]/交換日記[監督:森永健次郎/1963年5月26日]/
 こんにちわ20才[監督:森永健次郎/1964年1月25日]/真白き富士の嶺[監督:森永健次郎/1963年11月1日]/
 あゝ青春の胸の血は[監督:森永健次郎/1964年9月9日]/
 ぼくどうして涙がでるの[監督:森永健次郎/1965年10月30日]/
 拳銃無宿 脱獄のブルース[監督:森永健次郎/1965年12月4日]/太陽が大好き[監督:若杉光夫/1966年5月11日]
 *収録挿入歌
   「どん底だって平ちゃらさ」〜東京の空の下[作詞:松本栄|作曲:渡辺宙明|唄:神山敬史]/
   「川っ風野郎たち」〜川っ風野郎たち[作詞:滝田順|作曲:渡辺宙明|唄:田辺エイ子(朱里エイコ)]/
   「交換日記」〜すてきな彼[作詞:滝田順|作曲:渡辺宙明|唄:和泉雅子]
 映画公開日:[/内]|特別付録(掲載):映画ダビングロール表|作曲・監修:渡辺宙明|解説:小林淳|企画:西耕一(スリーシェルズ)|マスタリング:仁木高史(スリーシェルズ)|デザイン:田代亜弓|協力:日活、宇都宮弘之|原盤、 (C) 日活株式会社。
 スリーシェルズは、日活株式会社の原盤提供による渡辺宙明(1925-)作曲の日活映画音楽をCD8枚組の全集として発売する。8枚のCDには総トラック数407、時間にすると8時間半に及ぶ音楽が収録された。以前「日活映画音楽傑作選」として発売されたときは17作しか残っていないと思われていたマスターテープだが、2016年末に新しく発見された「ぼくどうして涙がでるの」を加えて、18作となった。これらのテープよりOKと記載されるテイクはすべて収録することとして、渡辺宙明の監修によってつくられた。いずれも半世紀以上前の録音であるが、生々しく、そして鋭い。クール&ハードなジャズから、心温まるメロディーまで幅広い作風が展開される。「宇宙刑事ギャバン」や「マジンガーZ」を作る前の渡辺宙明が如何に研ぎ澄まされたセンスで作曲活動を行っていたか。半世紀以上前から、日本音楽界でも独自なサウンドを作っていたことがこの大全によって証明されるだろう。渡辺宙明だから実現できた奇跡の大全完成!
3SCD-0028
buyボタン
(2CD)
\4400(税抜\4000)
渡辺宙明 卆寿記念コンサート Vol.3 〜2016(作曲:渡辺宙明)
 「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975) 〜エンディングテーマ/
 「バトルフィーバー J」組曲(1979) /「機動刑事ジバン」組曲(1989) /
 「宇宙刑事シャリバン」組曲(1983) 〔パイプオルガン付き〕/
 「神魂合体ゴーダンナー!!」組曲(2003) /
 「宇宙刑事シャイダー」組曲(1984)〔混声合唱付き〕
 *渡辺宙明指揮によるアンコール 秘密戦隊ゴレンジャー(*) /強さは愛だ(*)
 松井慶太指揮(*以外) 渡辺宙明指揮(*) オーケストラ・トリプティーク
 録音:2016年5月15日、新宿文化センターホール、ライヴ。楽曲構成・解説:堀井友徳/デザイン:山口翔悟/企画プロデュース:西耕一/録音・マスタリング:磯部英彬。 2016年5月に新宿文化センターで行ったコンサート「渡辺宙明卆寿記念コンサート Vol.3」の2枚組ライヴCD。卆寿シリーズのファイナルとして行われ、新宿文化センターに集ったファンによる宙明先生指揮の大合唱も収録した。ゴレンジャー、シャリバン、シャイダー、ゴーダンナー、ジバンなど、伝説の楽曲がステージ初演された。当時90歳の宙明先生の指揮、合唱、パイプオルガンも加わった熱狂のサウンドが感動と共に甦る。
3SCD-0027
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭の団体歌
 [地方公共団体] 1.北海道讃歌 詞:森みつ/ 2.帯広市市歌 詞:外山雅一/
          3.音更町町歌 詞:三村洋/ 4.池田町町歌 詞:清原千晴
 [小学校] 5.釧路市立湖畔小学校校歌(湖畔國民学校校歌)詞:風巻景次郎/
       6.釧路市立美原小学校校歌 詞:更科源蔵/ 7.鵡川小学校校歌 詞:更科源蔵/
       8.札幌市立琴似小学校校歌 詞:山下秀之助/9.福島市立平野小学校校歌 詞:清水延晴/
       10.韮崎市立韮崎北西小学校校歌 詞:小池藤五郎/
       11.世田谷区立玉堤小学校校歌 詞:阿部ナヲ(原作)、長田美雄(補作)
 [中学校] 12.名寄市立名寄東中学校校歌 詞:入江好之/13.札幌市立向陵中学校校歌 詞:飯田広太郎/
       14.那智勝浦町立宇久井中学校校歌 詞:瀧川貞蔵
 [高等学校] 15.北海道阿寒高等学校校歌 詞:柏倉俊三
        16.北海道新得高等学校校歌 詞:阿部戸一/ 17.札幌創成高等学校校歌 詞:清水武
 [大学] 18.名寄女子短期大学校歌 詞:小池栄寿
 [会社] 19.大洋紡績株式会社社歌 詞:佐藤勇介
 [組合] 20.全開発の歌 詞:沢谷純一

 根岸一郎(Br〔バリトン・マルタン〕) 河内春香(P)
 録音:2016年3月23日、豊洲シビックホール(録音・マスタリング:小嶋雅夫)|使用ピアノ:Fazioli F278(ピアノ調律:越智晃)|企画プロデュース:西耕一(スリーシェルズ)|協力:伊福部家。少なくとも一般市販盤としては、おそらくすべて初録音作品。
伊福部音楽レアアーカイヴの魅力がここにある! 現代最高のピアノで聴く校歌・社歌。このCDは、現代最高のピアノと形容される「ファツィオリ」を使い、伊福部昭の校歌、社歌、公共団体歌など20曲を気鋭の伊福部演奏家である根岸一郎(歌)と河内春香(ピアノ)によって最高の環境でセッション録音したもの。これまでコンサートホールで演奏されることもなく、一般には聴くことが出来なかった珠玉の作品群へ、最新の伊福部研究を元に入魂の演奏で対応した。伊福部昭が北海道の美しい自然や厳しく雄々しい大地を想い、綴った幻の歌曲たちが甦る。知られざる曲なのに、どこから聴いてもまぎれもないイフクベサウンド! 伊福部音楽レアアーカイヴの魅力がここにある。マニアならば避けて通れない究極のCDとなっている。CDの聴きどころ:  ・『シン・ゴジラ』で再び注目を浴びた伊福部昭の幻の歌曲が初CD化
 ・北海道、市町村、小、中、高、大学、会社、組合の歌を収録
 ・ピアノは、現代最高のピアノのひとつと形容され、ショパンコンクールなどでも使われるファツィオリ社のFazioli F278を使用
 ・調律は「100万人に一人の耳を持つ天才」と形容される天才調律師 越智晃
 ・楽器だけでなく、ホールや録音機材などにもこだわった高音質のハイレゾ収録
 ・歌の根岸一郎は、日本とフランスで研鑽をつみ、古楽から現代曲まで評価が高く、特に伊福部昭の楽曲への一方ならぬ研究と演奏経験から今回の録音へアプローチした
 ・ピアノの河内春香は、伊福部研究者としても活躍しており、演奏と研究の両面から伊福部音楽へ取り組んだ
 ・校歌や社歌などをイベント用音楽としてとらえずに、純粋な歌曲として、楽譜から得られる情報を入念に読み取り演奏録音
 ・「全開発の歌」では、なんとピアノが驚異のクラスターで伴奏を展開(楽譜のママ)!
3SCD-0026
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭 百年紀ベスト、初出音源あり
 「地球防衛軍」組曲(*) /「海底軍艦」組曲(*) /「宇宙大戦争」組曲(#) /
 「ゴジラVSメカゴジラ」組曲(+) /
 「キングコング対ゴジラ」組曲・短縮版(**)(収録時間の関係で No.6 「ファロ島」をカット)
 齊藤一郎指揮オーケストラ・トリプティーク
 録音:2014年2月1日(*)、2014年7月21日(#/+)、2014年11月24日(**)、すみだトリフォニーホール(*/**)、なかのZEROホール(#/+)、「伊福部昭百年紀」 Vol.1-3、ライヴ。(+)は初出音源。録音・編集:オクタヴィア・レコード(Vol.2、Vol.3)/アオイスタジオ・磯部英彬(Vol.1)。『スリーシェルズは、2014年に行った伊福部百年紀シリーズから「ゴジラVSメカゴジラ組曲」を初CD化します。このCDは伊福部昭百年紀の三回分の演奏会からファンの人気投票で選んだ楽曲「地球防衛軍」「海底軍艦」「宇宙大戦争」「キングコング対ゴジラ」に「ゴジラVSメカゴジラ組曲」を加えて「伊福部百年紀ベスト」として発売されるものです。なかでも、「地球防衛軍」と「海底軍艦」は、今回のCDのためにマルチトラックの収録音源から、作曲家で音響エンジニアであり、電子音楽作曲家でもある磯部英彬(東京音楽大学非常勤講師)によってリハーサルと本番の録音を再編集をして、現代音楽や電子音楽で使われる最新のソフトなども使ってミックスダウン。伊福部サウンドの迫力・破壊力を最大限に引き出すよう編集されました。クラシックのナチュラルなサウンドを目指した伊福部昭百年紀Vol.1の録音とはまったく違うアプローチで「映画音楽」という側面と「伊福部サウンド」という面を強調したダイナミックさを目指しています。また、「ゴジラVSメカゴジラ組曲」については、伊福部昭百年紀Vol.2で演奏されたものの、CD化の際には収録時間オーバーで御蔵入りしてしまった幻の音源です。このコンサートでは、伊福部昭百年紀のなかでも最もレコーディング向きなホールで収録され、レコーディングはオクタヴィア・レコードが担当したものです。CD発売時からその録音の素晴らしさが話題となっていました。オーケストラ・トリプティークのメンバーも、真夏の演奏会にふさわしい爆裂・爆音演奏で、現代音楽に慣れた聴衆からも「こんなにうるさい演奏会は聴いたことない」(いい意味で)というコメントを受けたもの。伊福部昭百年紀コンサートには、俳優の宝田明、佐野史郎、故川北紘一監督や、中野昭慶監督、伊福部昭門下の永冨正之、永瀬博彦、和田薫、藤田崇文、今井總、堀井友徳なども来場して楽しんだ伝説のコンサートです。伊福部昭の没十年の今年(注:2016年)、生誕100年の狂熱の一年を振り返るCD』。
3SCD-0025
buyボタン
\3055(税抜\2778)
渡辺宙明 卆寿記念コンサート Vol.2 〜2016(監修・作曲:渡辺宙明)
「キカイダー」組曲(1972-73) /「イナズマン」組曲(1973) /
「電子戦隊デンジマン」組曲(1980) /「大戦隊ゴーグルファイブ」組曲(1982) /
「ゲッターロボ號」組曲(1991) /宇宙刑事ギャバン・セルフアレンジ改(2016)
 *アンコール
  「電子戦隊デンジマン」組曲〜ああ電子戦隊デンジマン(*) /
  「キカイダー」組曲〜ゴーゴーキカイダー(#)
  福田滋指揮(*/#以外) 渡辺宙明指揮(*/#) 渡辺宙明記念ブラスオーケストラ
  成田賢(*)、御客様による合唱(*/#)
 録音:2016年2月21日、朝霞市ゆめぱれす/2016年3月5日、渋谷区文化総合センター大和田、すべてライヴ。企画:西耕一(スリーシェルズ)|録音・マスタリング:小嶋雅夫|構成・楽譜編集・曲目解説:堀井友徳。 『アニメ、特撮音楽界のレジェンドである渡辺宙明氏の生誕90年を祝うコンサートシリーズ第2弾。今回は、ダイナミックなブラスロックサウンドに焦点を当てデンジマン組曲、キカイダー組曲、イナズマン組曲、ゲッターロボ號組曲など名曲を生ブラスオーケストラのド迫力を味わえるよう構成されたもの。2台のエレクトーンを含む福田滋指揮の記念ブラスオーケストラによってダイナミックなサウンドがホールに轟いた。アンコールは、渡辺宙明本人が指揮で登場。オリジナル歌手も登場して奇跡の共演となった。』『■CDの聴き所:|・モノラル録音しかなかった楽曲のステレオハイレゾ収録|・作曲者によるリハーサル立ち合い監修|・オリジナル楽譜の使用|・リハーサルとコンサートの両方をレコーディングして最新技術による編集(セッション録音に近いリアルなバランス)|・ブラスの輝きとパーカッションのド迫力を活かしたサウンド!|・堀井友徳、小林淳による入魂の解説・序文を掲載』
3SCD-0024
buyボタン
(2CD)
\4400(税抜\4000)
渡辺宙明 卆寿記念コンサート Vol.1 〜2015.8.30(監修・作曲:渡辺宙明)
 「マジンガーZ」組曲/「グレートマジンガー」組曲/「大鉄人17」組曲/
 「太陽戦隊サンバルカン」組曲/「スパイダーマン」組曲/「宇宙刑事ギャバン」組曲/
 「レーザーブレードメドレー」(昼・夜共通アンコール)(#) /
 「太陽戦隊サンバルカン」組曲より(夜の部アンコール)(#) /
 「マジンガーZ」組曲より(昼の部アンコール)(#) /
 渡辺宙明卆寿を祝うハッピーバースデー(渡辺俊幸 編曲)(*) /
 ミラクル戦隊ナマコプリ(作詞:カワムラユキ/オーケストラ編曲:斎藤ネコ)(+) /
 「スパイダーマン」組曲より(#) /「グレートマジンガー」組曲より(#)
  松井慶太指揮(*以外) 渡辺俊幸指揮(*) オーケストラ・トリプティーク
  渡辺宙明指揮(#) 御客様との大合唱(#)
  芸術家アイドルユニット「ナマコプリ」〔Vo〕(+)
 録音:2015年8月30日、大和田さくらホール、渋谷区文化総合センター、昼の部&夜の部、ライヴ。企画:西耕一(スリーシェルズ)|録音 & MIX: 江崎友淑|編集:江崎友淑、皆川誠志。 『スリーシェルズは2015年8月30日に渋谷で開催した「渡辺宙明卆寿記念コンサートVol.1」のライヴCDを2016年4月6日に発売する。このコンサートはマジンガーZや宇宙刑事ギャバンの音楽で知られる、作曲家 渡辺宙明が8月19日に90歳を迎えることを記念して行われたもの。作曲者の渡辺宙明も指揮をとり、オーケストラ・トリプティーク(松井慶太指揮)が演奏。ヤフーニュース、東京新聞、讀賣新聞など各メディアで話題となった。コンサートでは、渡辺宙明の息子である渡辺俊幸も父の卆寿へ捧げる曲を指揮して披露。さらに孫のマコ・プリンシパルの芸術家アイドルユニット「ナマコプリ」へ渡辺宙明が作曲した「ミラクル戦隊ナマコプリ」も初演した。』
 ■CDの聴き所:・モノラル録音しかなかった楽曲のステレオハイレゾ収録/・作曲者によるリハーサル立ち合い監修/・オリジナル楽譜の使用/・若手精鋭プロ奏者によるオーケストラの演奏/・オーディオ誌でも絶賛されるオクタヴィアレコードによる録音・編集/・パーカッション満載のド迫力サウンド!/・オーケストラとエレクトーンやエレキギターなどの絶妙なミックスサウンド!/・渡辺家三代が揃ってコンサートを行った世界初の共演/・観客700人の大合唱が昼公演と夜公演ともに収録/・二枚組特別ピクチャーディスク/・堀井友徳による入魂の解説(約1万字)を全文掲載
 ■若者世代の音楽感覚を常に意識して 渡辺宙明(談)『私は大人の映画もたくさんやりましたが、アニメや特撮番組のCDやLPになることが多かったです。これらのファンは音楽に敏感な人が多いですね。音楽にくわしくて鋭い。私は自分の運命が「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」で決められちゃったんです。
  子供用でもマーチや童謡風ではないことをしたい、だから自分はロックでいこうと考えました。人のモノマネではなく、自分のカラーを出そう、音楽を魅力的に作らなければ駄目だ、と考えていました。子供のためにやむを得ずやるということではなく、私のやりたいことと子供が求めることがだいぶ共通していると思っていました。大人も楽しめるようにやりたい、と考えたんです。なんとなく画面に合っていればいいというわけではなく、音楽だけでも楽しめる、ワクワクした音楽にしたい、という意識は常にありました。若い人にわかってもらわなければ駄目だ、という意識は今でもあります。
  今回のコンサートのために新曲を書きました。孫がアイドル・グループをやっていてね。私の特徴を出さなければいけないなと思って、戦隊ものをイメージした曲になっているかもしれません。
  (これまでの作曲人生を振り返って)私にとって作曲は生きがいですよ。好きな仕事で食べられるようになったのは、幸せですね。ですから、やめようと思ったことはないです。作曲は大変だけど、楽しい仕事です。まだまだやりますよ。もう自分の歳は意識しないんですね。90歳と聞くと、おかしいな?、と思いますね。まだ60歳ぐらいの感覚です。これからも作曲はします。いろいろあると思いますよ。ですので、これからもよろしくお願いいたします!』(2015年7月渡辺宙明スタジオにて|聞き手・構成:小林淳、西耕一)
  渡辺宙明プロフィール:1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューは CBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞で、2015年にはジャスラック正会員50年を顕彰された。現在、90歳を迎え、数多くのイベント、CD企画が進行中である。
3SCD-0023
廃盤/入手不能
渡辺宙明(1925-) 作曲・監修:「日活映画音楽傑作選」(オリジナル・サウンドトラック)
3SCD-0022
buyボタン
\3055(税抜\2778)
舞踊家の山田奈々子氏によって保管されていた初演当時のテープから発掘しての世界初CD化!
 芥川也寸志
(1925-1989):幻のバレエ音楽
 バレエ・ファンタジー「湖底の夢」二幕四場(*)
  (富井照三:作/演出・振付:高田せい子、山田五郎)/
 バレエ「炎も星も [Flame...star] 」(#)(演出・振付:高田せい子、山田五郎)
  芥川也寸志 指揮 ABC so.(*) 上田仁 指揮東京so.(#)
 録音:1956年12月12日、産経ホール(*) /1953年11月4日、日比谷公会堂(#)、おそらく共にライヴ。企画・発売元:スリーシェルズ|デザイン:田代亜弓|協力:山田奈々子〔音源:高田せい子・山田五郎舞踊研究所蔵〕。おそらく初出音源。#マスター・テープ劣化〔カビだらけだったとのこと;下記プロデューサー・ノートご参照〕による音質不良があります。
 プロデューサー・ノート(西耕一):『戦後の日本クラシック界を盛り立て、映画、バレエ、演劇と様々に音楽を提供した作曲家 芥川也寸志(1925-1989)。そのバレエ音楽としては、「蜘蛛の糸」「月」などが比較的録音も手に入れやすく知られている。しかし、初期のバレエ作品は録音も映像も殆ど記録がない。楽譜さえも見つからない作品もあり、それが今回 CD 化された2作である。たとえば「湖底の夢」を指揮された指揮者の福田一雄氏は、手書きの総譜で振って上演後は返却したと話している。御遺族や日本近代音楽館、関係団体、そして高田・山田バレエ団を受け継ぐ山田奈々子氏によっても同団委嘱初演のバレエ楽譜も現在は所在不明であることが確認されている。つまり、この音源だけが芥川の初期バレエ音楽の当時の姿を聴きとる唯一の資料なのである。なお、今回の発見された「湖底の夢」の録音テープは 2 種類の音源が存在した。福田一雄指揮の 1962 年版と 1956 年版の作曲者指揮の版、そして「炎も星も」は初演のものであった。真っ白なカビに覆われたオープンテープのカビを丁寧に拭き取って再生した。時を越えて初演当時を想像させてくれるリアルな音は忘れられない。経年劣化によるノイズや音飛び(一部激しいものもあり)があるもののどこかで世に出さねば、歴史から消えてしまうことさえ考えられた。普通ならば、諦めるレベルの音質かもしれないが、この世に残る唯一の音源であることを尊重して、芥川也寸志の生誕 90 年に CD 化することをお許し頂きたい。今回お世話になったすべての皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます。』
3SCD-0021
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭百年紀 Vol.3(作曲:伊福部昭/作曲、構成・復元:鹿野草平)
 HBC テレビ 放送開始と終了のテーマ/北海道讃歌/「大怪獣バラン」組曲
 「ゴジラ」組曲 改訂版/「モスラ対ゴジラ」組曲/「キングコング対ゴジラ」組曲/
 「海底軍艦」より/「キングコング対ゴジラ」より(アンコール)
  齊藤一郎指揮オーケストラ・トリプティーク〔コンサートマスター:工藤春彦〕
  伊福部昭百年紀cho. 菊地夕夏(エレクトーン) 小形さくら、林繭(P)
 録音:2014年11月24日、すみだトリフォニーホール、ライヴ。録音& MIX :江崎友淑|編集:江崎友淑、皆川誠志| CD デザイン:山口翔悟| CD 発売元:スリーシェルズ(企画:西耕一)|協力:伊福部家。伊福部昭百年紀シリーズ: Vol.1「銀嶺の果て、国鉄 組曲、ゴジラ 組曲、海底軍艦 組曲、他」(3SCD-0016) 、Vol.2「ジャコ萬と鉄 組曲、佐久間ダム 組曲、ドゴラ 組曲、ラドン 組曲、宇宙大戦争 組曲」(3SCD-0018) 。 合唱とオーケストラによる伊福部サウンドの醍醐味を求めて選曲・構成。初代ゴジラの音楽をたっぷり味わえる「ゴジラ」組曲だけでなく、土俗趣味あふれる楽曲が豊富に揃った。聖なる泉はもちろん、マハラモスラの大合唱を味わえる「モスラ対ゴジラ」。世界脅威シリーズ、大ダコ、ふみ子、眠れる魔神などなど傑作群が音になる感動の連続「キングコング対ゴジラ」。2台ピアノが活躍するピアノ協奏曲スタイルの部分とバラダギ合唱を高音質サウンドで体験できる「大怪獣バラン」、「海底軍艦」の「ムウ帝国の祈り」など人気の高い楽曲を集めた。ド迫力の爆音オーケストラと観客1000人の大合唱を含むキングコング対ゴジラ」よりも収録。前回に引き続き、クラシック音楽録音で培った技術力を総動員して、伊福部サウンドを歴史に刻みつけた名録音はオクタヴィアレコード。どこまでも奥深い伊福部サウンドへ飽くなき探究のメスを入れ、大地を揺るがす圧倒的な音を引き出す齊藤一郎指揮オーケストラ・トリプティーク。魂の燃焼は最高潮に達した。伝説のライヴが完全CD化。
3SCD-0020
buyボタン
\3055(税抜\2778)
松村禎三:こどものための音楽
 *ひばり児童合唱団による松村禎三のうた(*)
  〔天地の囁きとともに(詩:木下 富美子)/おさるがふねをかきた(詩:まど みちお)/
   かぜ(詩:クリスチナ・ロゼッティ訳詩:いのくま ようこ)/ゆき(詩:三好 達治 編曲:甲田 潤)/
   だれかが小さなベルをおす(詩:やなせ たかし)/しろいけむり(詩:やなせ たかし)/
   アフリカ(詩:やなせ たかし)/けんきゅうしよう(詩:やなせ たかし)/
   みみず旅日記(詩:やなせ たかし)/ぼくが鳥になったら(詩:西多賀ベッドスクール児童 編曲:高橋 裕)/
   『紙屋悦子の青春』のテーマ(編曲:塚本一実)/アンコール(ぼくが鳥になったら)〕

 *ギリシャによせる2つの子守歌(#)
 清田規子 指揮ひばり児童cho. (*) 鈴木永子(P;*) 會田瑞樹(Vib;*)
 宮脇奈菜美(Tp;*) 森崎偏陸(ナレーション;*) 松村禎三(P;#)
 録音〔録音担当〕:2013年8月4日、狛江エコルマホール、「アプサラス」第4回演奏会「狛江から世界の松村禎三へ」、ライヴ〔小嶋雅夫〕(*) /1996年〔カメラータ・トウキョウ〕(#)。協力:松村家、アプサラス/デザイン:田代亜弓/企画構成 スリーシェルズ。 『ずいぶん昔のことなので記憶はおぼろげですが、東京芸大の作曲家の教授松村禎三氏がぼくの詩集「愛する詩」の中から数曲を作曲したいと言って突然ぼくの仕事場に来られたときには本当にびっくりしました。〈中略〉今度またコンサートで歌われるのは初恋の人に巡り会ったように胸がときめきます。』(やなせたかし/漫画家、絵本作家、詩人) 『まだ体験していない方にはお薦めする責任があります』(榊原徹/指揮者)〔以上『内』、2013年コンサートに際して〕。 松村禎三が家族とともに住み、愛した狛江市で開催された個展演奏会より。これまでスポットが当たることがなかったが、松村が子供のために作曲した音楽は、メロディアスな珠玉の小品ばかり。それを松村とも深い関係にあった「ひばり児童合唱団」が美しく透明感あふれる歌声で披露した。松村禎三に関係の深い人物と弟子たちによって作られたグループ「アプサラス」による演奏会よりライヴ収録。ボーナス・トラックとして、生前松村自身が演奏して録音を残していた(#)を収録。スリーシェルズも、松村禎三の素晴らしい音楽を推薦する。特筆点 【その1】ひばり児童合唱団 * 松村禎三が皆川おさむのソロとひばり児童合唱団のために作曲した映画主題歌「ぼくが鳥になったら」は録音以来の再演・舞台初演の録音。【その2】寺山(森崎)偏陸(寺山修司の弟) * 寺山による劇団「天井桟敷」のメンバーでもあった偏陸が「ぼくが鳥になったら」でナレーションを担当。【その3】松村禎三による幻の合唱曲 * 松村禎三が教科書等のために少なからず書いていた作品が初の本格的上演となった演奏会の録音。まどみちお、やなせたかしなど大家の詩による作品のユーモアとペーソスは必聴!
3SCD-0019
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭生誕100年記念「絃楽オーケストラで聴く日本の巨匠たち」
 伊福部昭(1914-2006):絃楽オーケストラのための日本組曲(1998) 〔盆踊/七夕/演伶/佞武多〕
 三木稔(1930-2011):箏譚詩集〜箏と弦楽合奏のための
  〔第二集「春」〜芽生え(1976) (*) /第三集「夏」〜白い風の下で(1983) 〕
 黛敏郎(1929-1997):フルート、ピアノ、弦楽のためのセレナード・ファンタスティック
  (1946/東京初演)(#)〔第1楽章 序奏とロマンス/第2楽章 間奏曲とダンス(未完)〕
 松村禎三(1929-2007):ピアノと弦楽オーケストラのための朝の歌
 眞鍋理一郎(1924-):追憶(2012)
 水野修孝(1934-):ヴィオラ協奏曲(2014年3月完成・委嘱初演)(+)
 芥川也寸志(1925-1989)/清道洋一編曲:映画音楽「鬼畜」(1978, rev.2014)
  〔ストリート・オルガン/終曲(**) 〕
 水戸博之 指揮オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:三宅政弘)
 藤川いずみ(新箏;*) 海瀬京子(P;#/**) 向井理絵(Fl;#)
 伊藤美香(Va;+) 冨岡春絵(グロッケンシュピール;**)
 録音:2014年9月13日、浜離宮朝日ホール、ライヴ。「音で味わう日本の美」弦楽オーケストラの豊かな響きへ作曲家が託した思いとは・・・。テレビ、新聞、雑誌。数多くの媒体で大特集されている生誕100年の作曲家 伊福部昭(いふくべ・あきら)。映画「ゴジラ」や黒澤映画に音楽をつけた日本が世界に誇る巨匠。伊福部昭生誕100年記念として開催された「絃楽オーケストラで聴く日本の巨匠たち〜オーケストラ・トリプティーク第3回演奏会」のライヴが早くもCD化される。指揮は、広上淳一門下の逸材として期待される水戸博之。国内最高レベルの響きを知られる浜離宮朝日ホールで、気鋭の若手演奏家が奏でる日本の美を御堪能頂きたい。
3SCD-0018
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭百年紀 Vol.2(作曲:伊福部昭/作曲、構成・復元:鹿野草平)
 「ジャコ萬と鉄」組曲/「佐久間ダム」組曲/「ドゴラ」組曲/「ラドン」組曲/「宇宙大戦争」組曲
 齊藤一郎指揮オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:佐藤久成)
 おぎ原まこと(ミュージカル・ソウ〔音楽ノコギリ〕)
 菊地夕夏(エレクトーン) 大須賀かおり、飯野明日香、池田慈(P)
 録音:2014年7月21日、中野ゼロホール、ライヴ。75分47秒|録音& MIX: 江崎友淑|編集:江崎友淑、皆川誠志| CDデザイン:山口翔悟| CD発売元:スリーシェルズ(企画:西耕一)|協力:伊福部家。NHKや新聞で特集され、話題となったコンサートシリーズの第2回ライヴCD 。今回から録音・編集にオクタヴィア・レコードの江崎友淑を迎え、伊福部の爆音ダイナミズムだけでなく、多彩なサウンドの細部までをとらえた臨場感ある名録音で聴ける。「宇宙大戦争」は、血沸き肉踊るマーチが連続、「ラドン」は圧倒的ブラスの極彩色、「ドゴラ」はノコギリ音とエレクトーンが絶妙に響く、「佐久間ダム」の雄大さ、「ジャコ萬と鉄」のハードロックサウンドと聴きどころ満載。精緻な譜読みとダイナミズムを知られる齊藤一郎の指揮、宇野功芳が絶賛する超個性派ヴァイオリニスト佐藤久成をコンサートマスターに迎えたオーケストラ・トリプティークによる伝説の名演がCD化!現代音楽シーンで活躍する凄腕奏者を集めたスペシャルオーケストラが伊福部音楽へアプローチする。
3SCD-0017
buyボタン
\3055(税抜\2778)
日本の絃楽オーケストラ Vol.1 〜日本の絃楽オーケストラ傑作集
 黛敏郎:ヴァイオリンソロと弦楽オーケストラのためのカプリッチョ(1986)〜江藤俊哉へ捧ぐ(*)
 水野修孝:フルート、キーボード、弦楽合奏のための「満月の夜に」
       (フルート、ヴィブラフォンと弦楽のための版)(2007/2013) (#)
 松村禎三:映画「TOMORROW 明日」(原作:井上光晴、監督:黒木和雄)より(1988) (#)
 別宮貞雄:弦楽オーケストラのための小交響曲(1959) 〜斎藤秀雄教授と桐朋学園オーケストラのために
 西村朗:ヴィオラと弦楽のための協奏曲(2002) 〜東京音楽大学100周年記念(東京音楽大学委嘱)(**)
 池辺晋一郎:映画「姑獲鳥の夏」(原作:京極夏彦/監督:実相寺昭雄)〜「成熟へのプロセス」(2005) (+)
 鹿野草平:金属打楽器と絃楽のための協奏曲(パーカッシヴ・ストリングス技法を含む)(委嘱)(##)
 芥川也寸志: Music for Strings #1 (1962) 〜盟友・武満徹に捧ぐ

  水戸博之 指揮オーケストラ・トリプティーク
  小形真奈美(Vn;*) 向井理絵(Fl;#) 會田瑞樹(Vib、打楽器;#/+/##)
  冨岡春絵(アナラポス、スプリングドラム;+) 伊藤美香(Va;**)
 録音:2013年9月19日、浜離宮朝日ホール、ライヴ。(**/##)は初演、(#)は同版、あるいは舞台における初演。吹奏楽の大ヒットシリーズ「奏楽堂の響き」の弦楽版登場! スリーシェルズによる新シリーズ「日本の絃楽オーケストラ」がスタート。第1弾CDは「日本の絃楽オーケストラ傑作集」。山田耕筰以来、100年以上の歴史を持つ日本のオーケストラ音楽。数ある名作から映画音楽も含めて、いま一度聴かれるべき傑作をお届けする。今回は芥川也寸志、黛敏郎、松村禎三、水野修孝、池辺晋一郎、西村朗…。日本の現代音楽ファンならば誰もが知る綺羅星の如き作曲家たちの名品が結集。アジアの血潮を沸き立たせ、悠久の歴史へ思いを馳せる黛「カプリッチョ」。ヴィブラフォン、フルート、弦楽による得も言われぬ音響空間が味わえる水野「満月の夜に」。あまりに美しく、あまりに悲しい松村音楽の逸品「明日」。軽快なアレグロと弦楽の響きがエネルギッシュな推進力となる別宮「小交響曲」。アナラポスやスプリングドラムの奇天烈サウンドも楽しい池辺「姑獲鳥の夏」。アニメや吹奏楽で知られる鹿野のパーカッシヴ・ストリングス技法による「金属打楽器群と絃楽による協奏曲」。武満を思い、弦楽によるマイナス空間の美学を志向した芥川の特殊配置による「music for Strings #1」。そして、作曲者の西村朗が「曲の命が燃え立つように熱く高揚し、また深く内面に向かい、そしてみずみずしく輝いていた。」と絶賛した演奏による「ヴィオラ協奏曲」。この曲は西村音楽でも、ある種の頂点を極めた曲と思う。指揮は、期待の若手 水戸博之。演奏は次世代を担う演奏家によるオーケストラ・トリプティーク。日本の現代音楽を再発見しよう。
3SCD-0016
buyボタン
\3055(税抜\2778)
伊福部昭百年紀 Vol.1
 「銀嶺の果て」より/国鉄組曲(国鉄、つばめを動かす人たち、雪にいどむ、より)/
 ゴジラ組曲(*) /海底軍艦組曲/地球防衛軍組曲/
 交響ファンタジー「ゴジラ VS キングギドラ」より〔 V - VII 〕
  齊藤一郎 指揮オーケストラ・トリプティーク、女声合唱:伊福部昭百年紀cho. (*)
 録音:2014年2月1日、すみだトリフォニーホール。コンサート主催:伊福部昭生誕百年紀/協力:伊福部家/東宝ミュージック株式会社。録音:アオイスタジオ(武藤和雄、市川文武)/ CDデザイン:山口翔悟/ CD発売元:スリーシェルズ(企画/西耕一)。75分47秒。NHKのニュースで特集され、東京新聞のトップ記事などで話題沸騰のコンサートがCD化!『なぜ伊福部音楽はこれほど我々の心を捕らえて離さないのか?』(作曲家/和田薫)日本が世界に誇る特撮怪獣映画「ゴジラ」。そのテーマ音楽を作ったのが作曲家 伊福部昭(1914-2006)。「ゴジラ」は2014年に公開60年を迎え、さらにハリウッド版が全米公開された。世界中で愛されるテーマ音楽の作曲者生誕100年を祝って、第1作「ゴジラ」(1954)や「地球防衛軍」(1957)や「海底軍艦」(1963)等から主要音楽をそれぞれ15分ほどの組曲に再構成。幻の国鉄映画の音楽による「国鉄」組曲も大きな話題となった。オリジナル楽譜による大迫力のオーケストラサウンドは至福の喜びとなるだろう。演奏はプロ奏者精鋭によるオーケストラ・トリプティーク(伊福部昭生誕100年記念の約100人編成!)。指揮は国内外で活躍し、ダイナミックな音楽づくりに定評のある齊藤一郎(京都フィル音楽監督)。ゴジラだけでなく数々の特撮映画や黒澤映画の音楽も担当して日本映画の黄金期を支えた巨匠・伊福部昭による珠玉の音楽をフルオーケストラで堪能できる貴重なCD 。くれぐれもお聴き逃しなく! 映画で聴いたそのままの音楽が、最新の演奏・録音で聴けるのは、最高の贅沢。ホールに轟くグランカッサの爆音に驚愕! まさにキングギドラの襲来だ。少年時代の記憶が鮮やかに甦る。
3SCD-0015
buyボタン
\2933(税抜\2667)
第3回伊福部昭音楽祭ライヴ
 伊福部昭:バンドのための「ゴジラ」ファンタジー(1999;和田薫 編曲) (*)
 今井重幸:交響組曲「神々の履歴書」より(1988/2014;清道洋一 編曲) (#)
 伊福部昭 生誕100年によせる讃
  〔永瀬博彦:リズミックプレリュード〜祝賀会前奏曲(初演;**)
   藤田崇文:伊福部昭のモティーフによる北の舞(初演;##)/和田薫:伊福部 BOLERO(初演;*)〕
 伊福部昭: EXPO '70「三菱未来館」より嵐、火山(1970/2014;堀井友徳 編曲) (#)/
      マリムバとウインドアンサンブルのためのラウダ・コンチェルタータ(1979/2014;和田薫 編曲) (+)/
      交響ファンタジー「ゴジラVSキングギドラ」より(1991/2014;堀井友徳 編曲) (#)/
      SF 交響ファンタジー第1番より(1983/2004;福田滋 編曲) (#)

  福田滋 指揮(#/+) 和田薫 指揮(*) 永瀬博彦 指揮(**) 藤田崇文 指揮(##)
  伊福部昭記念ウインドo. 篠田浩美(マリンバ;+)
 録音:2014年3月30日、サンアゼリア大ホール、和光市民文化センター。コンサート主催:伊福部昭生誕百年祭実行委員会/(公財)和光市文化振興公社。協力:伊福部家/東宝ミュージック株式会社/北海道音更町図書館/伊福部昭百年紀/こおろぎ社/清道洋一/堀井友徳/小林淳/井上誠。CD デザイン: 加藤直樹。CD 発売元:スリーシェルズ(企画:西耕一)。
 『ゴジラの咆哮音と足音がとどろき、開演を告げる。演奏も実にパワフル、音の主張も激烈と思えるほどのクォリティ。伊福部音楽をこよなく愛するファンたちにとってまさに至福の演奏会』(小林淳/評論家)。
 和光市にて伊福部昭の生誕100年、ゴジラの生誕60年を祝い、各方面から様々な関係者が集ったコンサート。犬夜叉などのアニメ音楽で知られる愛弟子の和田薫の新作「伊福部 BOLERO 」にも注目。マリンバ協奏曲である「ラウダ・コンチェルタータ」は、今回のために編曲へ改訂をして、オリジナルに忠実なバージョンの初演となる。真紅のドレスをまとい、大地のエネルギーを受け取るべく裸足で演奏した篠田浩美(マリンバ)の圧倒的パフォーマンスも話題となった熱狂のライヴがCD化される。指揮は和田薫とリベラ・ウインドシンフォニーの音楽監督・福田滋(永瀬博彦・藤田崇文も自作を指揮)。
3SCD-0014
buyボタン
\2933(税抜\2667)
伊福部昭 生誕九十九年 白寿コンサート
 伊福部昭:マルシュ・トゥリヨンファル(今井聰 編曲)(*) /SF交響ファンタジー第1番(石丸基司 編曲)(*) /
      ラウダ・コンチェルタータ(永瀬博彦 編曲)(#) /女中ッ子(#) /その壁を砕け(#) /
      源氏物語(#) /聖なる泉(#) /「ゴジラVSキングギドラ」〜ドラット(#) /
 三人の門弟による「讃」〔眞鍋理一郎:追憶(#)/永富正之:ピアノのための三つのエスキス[風/火/水、地]/
             今井重幸:伊福部昭讃「狂想的変容」第2番〕/
 吉原一憲 編曲:リトミカ・オスティナータによる「讃」(#)

  會田瑞樹(Perc) 池田慈(P)
  特別ゲスト:ともだしんご(発明家・ハイリーズドラマー・作曲家・楽器製造販売者)
 録音:2013年4月4日、松尾ホール、「池田慈ピアノ・リサイタル」(*) /2013年5月2日、杉並公会堂、「伊福部昭 生誕九十九年白寿コンサート」(#)、すべてライヴ。初録音・初演ヴァージョン作品を含む。大反響を呼んだ伊福部昭生誕99年コンサートのCD化。ゴジラや特撮映画音楽を再構成したSF交響ファンタジー第1番のピアノソロ版(初録音)やマリンバ協奏曲ラウダ・コンチェルタータの舞台初演、元ヒカシューの井上誠の監修による映画音楽セレクション、ゴジラ対ヘドラの眞鍋理一郎や今井重幸ら門弟によるオマージュなど収録。演奏は、日本現代音楽協会による演奏コンクール「競楽」で評価された打楽器の會田瑞樹と、ロシアやイタリアの国際コンクールで評価された池田慈を中心にゴジラ伝説で知られる「伝説のドラマー・ともだしんご」も参加。モスラの聖なる泉のヴィブラフォンによる演奏(冨岡春絵)も収録。
 ・実行委員長であった今井重幸氏(2014年1月4日逝去)の言葉より:『伊福部昭生誕99年・白寿記念のお祝いコンサートに御来場を戴き、改めて深く感謝の意を申し上げます。振り返れば、1984年伊福部昭古稀記念・交響コンサートの時、連帯感の強かった古弟子仲間の長兄に当る芥川也寸志氏の発案で、長年お世話になって居る師匠に敬意を表して、お祝いのコンサートを贈らうと、行動派の末弟石井眞木がプロデューサーとなり、作曲者自身の指揮で元気だった古弟子総出演の和太鼓とオーケストラで「日本の太鼓」を演奏したのは、今や懐かしい思い出である。その時以来、師匠の節々の祝いには、必ず古弟子主宰でコンサートを開催して来た。叙勲を祝う会祝賀コンサート(1988)、喜寿記念コンサート(1991)、傘寿記念シリーズ(1993-1994)、米寿記念演奏会(2002)、文化功労者顕彰お祝いコンサート(2004)、卆寿を祝うバースデイ・コンサート(2004)迄、古弟子の連帯感と師匠への尊敬と努力の賜物だったと思う。意欲的で強力な個性と才能を持つ若き演奏家、會田瑞樹(打楽器)と、池田慈(ピアノ)に大いなる期待を込めて鑑賞させて戴く次第である。』
3SCD-0013
buyボタン
\2933(税抜\2667)
日本の管弦楽曲100周年、ライヴ!
 松村禎三(1929-2007):ゲッセマネの夜に(2005)
 黛敏郎(1929-1997):セレナード・ファンタスティック(1946) (*)
  〔第1楽章「序奏とロマンス」/第2楽章「間奏曲とダンス」(未完)]/
           G線上のアリア(1978)(#)
 山田耕筰(1886-1965):序曲 ニ長調(1912) / 團伊玖磨(1924-2001):ラジオ体操第二(1952)
 古関裕而(1909-1989): NHK ラジオ「ひるのいこい」テーマ(1952)
 北爪道夫(1948-): NHK-FM ベスト オブ クラシック・テーマ音楽(1990)
 芥川也寸志(1925-1989): NHK 大河ドラマ「赤穂浪士」〜タイトル(1964)
 伊福部昭(1914-2006):
  交響ファンタジー「ゴジラ vs キングギドラ」〜 VII 「ゴジラ」(1991)
 黛敏郎: NTV スポーツ・ニュース・テーマ(1953)
 深井史郎(1907-1959)/松木敏晃 復元:日本テレビ「鳩の休日」(1953)
 團伊玖磨:シネ・ファンタジア「無法松の一生」(1958/1968)
 斎藤一郎(1909-1979):映画「眠狂四郎女妖剣」より(1964)
 黛敏郎:映画「天地創造」〜間奏曲(1965)
  齊藤一郎 指揮セントラル愛知so. 大西宣人(Fl;*) 長原幸太(Vn;#)
 録音:2012年11月2日、しらかわホール、愛知、ライヴ。企画・選曲・解説:西耕一/協力:セントラル愛知so.。(*)は世界初演。日本人が初めて作曲したオーケストラ曲である山田耕筰の「序曲」の完成は1912年だった。それから100年を経た2012年、日本の管弦楽曲100周年を記念して行われたセントラル愛知(常任指揮者:齊藤一郎)渾身の定期演奏会が待望のCD化。日本の作曲家が100年の間に作曲した様々な音楽から、これからのスタンダードとなるべき重要作、映画やラジオ、テレビで親しまれたテーマ音楽も特集してお届け。大迫力のオーケストラを味わえる「ゴジラ」「赤穂浪士」「スポーツ行進曲」「ラジオ体操第二」「無法松の一生」や、懐かしさが心に満ち溢れる「ひるのいこい」のテーマ等、ラストを飾る感動的な「天地創造」まで誰もが知る名曲が収録されている。クラシックファンには、「ベスト・オブ・クラシックのテーマ」の初CD化も目玉。松村禎三最後の管弦楽曲、そして黛敏郎による2曲が目玉で、幻のフルート協奏曲(*)の初演、長原幸太(元大フィルのコンサーマスター)のソロによるド迫力音響曼荼羅ヴァイオリン協奏曲(*)! 同姓同名、斎藤一郎の映画音楽「眠狂四郎女妖剣」を齊藤一郎が指揮するお楽しみも。日本の管弦楽曲100周年への祝祭CD発売。
3SCD-0012
完売
祈り〜黛敏郎:仏教音楽作品集
 #完成後、演奏会会場や関係者イヴェント等において完売&売り切れ、2023年現在再プレス&一般販売の実績無し。
3SCD-0011
buyボタン
\2933(税抜\2667)
吹奏楽による奏楽堂の響き Vol.4
 黛敏郎:映画「天地創造」〜間奏曲 / 信時潔:全国放送開始/都市放送開始
 深井史郎:日本テレビ「鳩の休日」 / 池辺晋一郎:MBS毎日放送〔オープニング/クロージング〕
 たかしまあきひこ:FNNニューステーマ / 黛敏郎:NNNニューステーマ/映画「栄光への5000キロ」〜メインタイトル
 芥川也寸志:ミュージカル「みつばちマーヤ」〜みつばちマーチ / 團伊玖磨:おやさと大行進曲
 芥川也寸志:映画音楽組曲「八甲田山」より
  〔八甲田山「タイトル」(原題:徳島隊中の森雪原)/徳島隊銀山に向う/棺桶の神田大尉/終焉〕
 鹿野草平:ファイヴ・コンビネーション(2012委嘱初演) (*) / 伊福部昭:北海道讃歌
 佐藤勝:交響組曲「札幌オリンピック」〔第1楽章「聖火リレー」/第2楽章「スキージャンプ」/
       第3楽章「ボブスレーとリュージュ」/第4楽章「大回転」/第5楽章「エンディング」〕
 伊福部昭:映画「わんぱく王子の大蛇治」〜アメノウズメの舞

  佐藤光政(Br;*) 福田滋 指揮リベラ・ウインド・シンフォニー
 録音:2012年5月6日、奏楽堂、ライヴ。「奏楽堂の響き」シリーズは、日本の音楽界を築いた先人への敬意と共に、演奏会用作品という枠で考えることなく、映画・機会音楽であっても名曲をファンの皆さんへ送り届けている。今回は「日本の作曲家の様々な仕事を楽しむ」として、知られざる名曲、誰もが知っているのに演奏されない名曲の発掘・復元・編曲、新作委嘱を行い、4つの特集「日本のラジオ・テレビ音楽」「3人の会の仕事」「現代の作曲家」「北海道の作曲家」でお届け致した。
 荘厳なるサウンドの「天地創造」、「NNNニューステーマ」。懐かしい記憶が甦る日本テレビ「鳩の休日」。「ドリフ大爆笑」で知られるたかしまあきひこの瞬間の美学「FNNニューステーマ」。池辺晋一郎の爽やかな「MBS毎日放送」。放送黎明期の信時潔作品。石原裕次郎主演の「栄光への5000キロ」。芥川の健康・快活とリリシズムが横溢する「みつばちマーチ」、「八甲田山」。團伊玖磨は新祝典の前年の傑作「おやさと大行進曲」。アニメ「フラクタル」の鮮烈なイメージが記憶に新しい鹿野草平の新作にも注目! 伊福部昭「北海道讃歌」、「わんぱく王子のおろち退治より」。同じく北海道の生んだ作曲家・佐藤勝の映画「札幌オリンピック」の驚くべき技術と音楽性が組曲になり初演! 1960〜70年代、日本がエネルギーに溢れていたあの時代の音楽で元気を取り戻そう。
3SCD-0010
buyボタン
\2933(税抜\2667)
長崎街道〜團伊玖磨:合唱作品集
 海を探しに行こう(1969)(*)/
 「長崎街道」〜独唱・混声合唱・フルート・ピアノのための(1986) (#)
  〔長崎街道のための序の唄/太宰府の春/磨崖佛/長崎街道のための中の唄/
   雨の唐津/九十九島/長崎街道のための終りの唄/おやすみ長崎〕/
 2つの女声二部合唱曲(1999、遺稿より) (*)〔夏帽子/秋の思い〕/花の街(1947) (+)
  永井宏 指揮国立音楽大学cho. 遊間郁子(P;*)
  小林一男(朗読;#) 澤畑恵美(S;#) 大和田葉子(Fl;#) 腰塚賢二(P;#)
 録音:2008年6月、團伊玖磨メモリアルコンサート、ライヴ。(+)は出演者全員によるアンコール。“旅立ちの哀しさは 新鮮なよろこび・・・ " 團伊玖磨の埋もれている美しい歌を紹介する。
 長崎街道は、詩人 辻井喬と作曲家 團伊玖磨の出会いにより生まれた正に珠玉のような合唱作品で、合唱曲としては異例の朗読、ソロソプラノ、ソロフルートを加えた斬新な編成になっている。太宰府の春、磨崖佛、雨の唐津、九十九島、おやすみ長崎・・・様々な詩人の感慨がナレーションとインテルメッツォに導かれて歌われて行く。特に、“太宰府の春 "における桜の花ぐもりの中の永遠のような駘蕩感、“磨崖仏 "の口笛を吹くような軽快感、“おやすみ長崎 "の深い鎮魂の底からの希望の光は、必聴だろう。朗読にはオペラ「夕鶴」等で高い評価を受けた名テノール小林一男、ソロソプラノには澤畑恵美、フルートには團作品初演に多く関わった大和田葉子。いずれも團伊玖磨に縁の深い奏者ばかり。合唱はN響の第九演奏会の常連、永井宏率いる国立音楽大学合唱団。更に、團が旅立った時に自宅の愛用のピアノの譜面台に乗っていたという遺作の2つの女声合唱曲“夏帽子 "と“秋の思い "も。
3SCD-0009
buyボタン
\2932(税抜\2666)
奏楽堂の響き3
 佐藤勝:日本万国博覧会ファンファーレ〜大阪万博EXPO‘70(*)
 古関裕而:モーターボート行進曲〜モーターボート競走法制定20周年記念曲(*)
 深井史郎:英魂を送る〜故山本五十六元帥へ捧ぐ(*)
 團伊玖磨:皇太子殿下入場ファンファーレ(*)/吹奏楽のための「ぞうさん」(*)/
      行進曲「希望のあしおと」〜警視庁機動隊創隊50周年記念作品
 芥川也寸志:JALマーチ(*)
 黛敏郎/堀井友徳:交響組曲「東京オリンピック」(編曲初演)
 川島素晴:ファンファーレ '88(*) /吹奏楽のための協奏曲(委嘱初演;*)
 江原大介:「フレイム」〜吹奏楽とクラリネットのための協奏曲(委嘱初演)(*)
 佐藤勝/堀井友徳:「ゴジラ対メカゴジラ」より(編曲初演)
 伊福部昭/福田滋:SF交響ファンタジー第3番(編曲初演)
  福田滋指揮リベラ・ウインド・シンフォニー
 録音:2010年5月1日、奏楽堂、ライヴ。(TOTAL 77:51)。(*)世界初CD化。
 2006年5月から始まった日本の作曲家の魅力を吹奏楽に乗せて伝える「奏楽堂の響き」(Vol.1:3SCD-0003/Vol.2:3SCD-0008)。2010年5月にその第3回演奏会が上野の森の旧奏楽堂で開催された。本CDはそのライヴ録音。今回もレアで、かつ盛り沢山の内容。これを聴かずして日本の作曲家は語れない!収録曲は、昭和の戦前から平成の現役バリバリの新曲まで幅広く、どれもエネルギッシュで明日を生きる力が湧き上がるような名曲たち。
 古関裕而の爽快なサウンドが心地よい幻のマーチ「モーターボート行進曲」、演奏会当日の聴衆の心に大きな衝撃を与えた深井史郎の重厚なる葬送曲「英魂を送る」、荘厳な黛オーケストレーションを堪能できる「交響組曲「東京オリンピック」」、メロディスト團の洒落たセンスが横溢する「ぞうさん」、そして晩年の埋もれた傑作マーチ「希望のあしおと」、芥川は快活な「JALマーチ」、ビッグバンドのエネルギーが炸裂する佐藤勝「ゴジラ対メカゴジラ」、待望の吹奏楽版初演となる「SF交響ファンタジー第3番」、課題曲で知られる新世代の江原大介の新作「フレイム」、芥川作曲賞だけでなく海外でも高い評価を受ける現代音楽川島素晴の新作「吹奏楽のための協奏曲」。
 「戦前・戦中世代の機会音楽」、「3人の会の音楽」、「新世代と新編曲」の3つのテーマにより集められた日本現代音楽の饗宴!何故これほどの名曲がCDにもならず、再演機会もなく埋れていたのだろうか?演奏会当日の熱気をお届けする!
3SCD-0008
廃盤/入手不能
奏楽堂の響き 2 福田滋指揮
リベラ・ウインド・シンフォニー
3SCD-0007
buyボタン
\2932(税抜\2666)
沖縄の響き〜金井喜久子(1906-1986):管楽作品集
 沖縄復帰祝典序曲「飛翔(はばたき)」(1972)(*)/
 沖縄ラプソディ〜ピアノと吹奏楽のための(1966)(#)/
 フルートとピアノのための
  「てぃんさぐの花変奏曲」(1973)/
 トロンボーンによる「3つの奇想組曲」(1966)(**)
  [激情/哀愁/嬉遊(ましゅんこ)]
福田滋指揮(*/#)
リベラ・ウインド・
 シンフォニー(*/#)
高良仁美(P;#/+/**)
江尻和華子(Fl;+)
箱山芳樹(Tb;**)
 (*/#/**)は「世界初CD化」とのこと。日本人女性で初めて交響曲を作曲した金井喜久子による管楽作品集のCD化。
 金井喜久子は著書『ニライの歌』で沖縄音楽について「誇るべき美しい南国のメロディー」と書いている。素晴らしき沖縄音楽を世界共通語である五線譜に乗せることで、世界へ紹介しようと多くの作品を発表した。その音楽は、沖縄の伝統・芸能・文化を基に発想され、いずれも親しみやすいメロディ・リズム・ハーモニーに溢れている。
 収録作品は、沖縄が祖国へ帰る姿を伝説の大鷲になぞらえた沖縄復帰祝典序曲「飛翔」、初演では3万人の聴衆を集めたというピアノと吹奏楽のための「沖縄ラプソディ」(初演は山本直純がピアノ!)、誰もが知る沖縄民謡をフルートとピアノで奏でる「てぃんさぐの花」、晩年の隠れた傑作トロンボーンとピアノの「沖縄奇想曲」。ほとんどが世界初録音で、まさに、沖縄が世界に誇る作曲家の代表的管楽作品集と言えるだろう。
 演奏は、沖縄出身の金井作品のスペシャリスト高良仁美(P)、伸びやかで量感豊かな演奏で高い人気を誇る箱山芳樹(日フィル首席トロンボーン奏者)、別宮貞雄作品集の清らかな音色で注目された江尻和華子、そしてJapanese composers archives seriesに欠かせない福田滋率いるリベラ・ウインド・シンフォニー。
3SCD-0006
buyボタン
\2932(税抜\2666)
團伊玖磨:吹奏楽作品集 Vol.2
 オリンピック序曲(1964)(*)/
 行進曲「伸び行く佐賀」(1974)(*)/
 行進曲「京都府の歌」(1984)(*)/
 キスカ・マーチ(1965)(*)/
 行進曲「マツダ」(1984)(*)/
 組曲「わが街に」から「前奏曲」(1994)(*)/
 行進曲「ビア・フェスティヴァル」(1962)(*)/
 行進曲「希望」(1987)/
 March“TANABATA "(2000)/
 行進曲「海の若者」(1978)(*)/
 福岡国体行進曲(1990)(*)/
 「ブルレスケ風交響曲」から「行列」(1976)(*)
福田滋指揮
リベラ・
 ウィンド・シンフォニー
 録音:2004年10月、12月、2006年4月、2007年4月。(*)世界初CD化。満を持して、團伊玖磨吹奏楽作品集の第2弾をリリースする。 Vol.1:3SCD-0001
 1964年の東京オリンピック開会式のために作曲された「オリンピック序曲」をはじめ、1954年の第1回3人の会で初演された「ブルレスケ風交響曲」から「行列」などの埋もれてしまっていた大作が、約半世紀に甦る。
 一方で、祇園小唄が顔を出す行進曲「京都府の歌」や、たなばたさまが引用されているMarch“TANABATA"、黒田節が挿入されている福岡国体行進曲など、シンフォニックな作品から軽妙でユーモラスな作品まで自在に操る團伊玖磨の吹奏楽ワールドをご堪能頂きたい。
3SCD-0005
buyボタン
\2932(税抜\2666)
別宮貞雄:管楽作品コレクション
 Sadao bekku Wind Music Collection

 行進曲「清くあれ爽やかなれ」(1988)(*)/
 組曲「映像の記憶」改訂版(1987/2005)(#)/
 (マタンゴ/黒い樹海/遙かなる男/鍵の鍵)/
 木管五重奏のための日本組曲第1番(1955)(+)/
 プティ・パストラル
  〜フルートとピアノのための(1983)(**)/
 アルト・サクソフォンとピアノのための組曲
  「街の歌」(1981)(##)
福田滋指揮(*/#)
リベラ・ウィンド・
 シンフォニー(*/#)
シリウス木管五重奏団(+)
江尻和華子(Fl;**)
佐藤美佳(P;**/##)
斎藤茂(アルトSax;##)
 録音:2006年4月(*)、2005年10月(#)、2006年10月(+/**/##)、(+/**/##)世界初CD化。
 別宮貞雄は1922年5月生まれ、2007年で85歳を迎えた現役最長老の作曲家の一人。こどもの頃から歌うのが好きで、即興の鼻歌をよく口ずさんでいたそうで、東大で理論物理学を研究するかたわら、本来の勉学とは別に、池内友次郎について音楽理論を学んだ。1946年には毎日音楽コンクールで2位、次の年も2位、その次の年には今も盛んに演奏される歌曲集「淡彩抄」で1位をとり、本格的に作曲家として歩むことを決心。一足飛びにパリ国立音楽院へ留学してしまう(矢代秋雄、黛敏郎と同期)。フランスではダリウス・ミヨーとオリヴィエ・メシアンに師事し、自己の音楽を研鑽した。ミヨーを語るとき必ず別宮が引用するのが「音楽に古い新しいの別はない。よい音楽とわるい音楽があるだけだ。」というミヨーの言葉で、そのため別宮は手法の新旧に偏見を持つことなく、様々な音楽へ心を開いてきたと語っている。
 主な作品としては、4つのオペラ「三人の女達の物語」「有馬皇子」「葵上」「井筒の女」、5つの交響曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラの協奏曲、歌曲、合唱曲があげられるが、実は管楽器の作品にも傑作が埋もれている。
 このCDの収録曲は別宮本来の歌心に溢れている。「清くされ爽やかなれ」は爽快なメロディーが耳に心地よいが実は高度な作曲技術に支えられている。「映像の記憶」は映画、TV、ラジオのための100作にのぼる映像音楽から別宮自身が選んで演奏会用に仕上げたもの。別宮の上質なポピュラー性の結晶。「木管五重奏曲」は別宮がフランス留学中にミヨーにレッスンを受けながら書いた作品。母国を思い、日本民謡を素材にしてフランスで学んだ高度な技法がふんだんに使われている。「プティ・パストラル」はカトリック信者でもある別宮の敬虔な祈りの音楽。教会旋法によるフルートの透明なサウンドが美しい。「街の歌」は本CD中の白眉と言えよう。別宮62歳の時の作品であるが、アルト・サックスとピアノの音色を最大限に引き出し、都会に生きる者の寂しさ、孤独、そして慰みを、粋に、洒脱に描いた、都会に暮らす者のオアシスのような極上の逸品。フランス仕込みの別宮ならではのお洒落な音楽。
3SCD-0004
buyボタン
\2932(税抜\2666)
ファンタジア〜
 小林武史による團伊玖磨弦楽作品集

 團伊玖磨:
  ソロ・ヴァイオリンとピアノのための
   ファンタジア第1番(1973)(*)/
  ソロ・ヴァイオリンとピアノのための
   ファンタジア第2番(1984)(#)/
  ソロ・ヴァイオリンとピアノのための
   ファンタジア第3番(1985)(#)/
  ヴァイオリンとピアノのための
   ソナタ(1990)(**)/
  2つのソロ・ヴァイオリンと弦楽合奏の
   ための古雅なるファンタジア(1988)(##)
   [第1楽章 形/第2楽章 アダージョ/
    第3楽章 夢/
    第4楽章 アレグロ・アッサイ]
小林武史
(Vn;*/#/**)指揮(##)
コレギウム・ムジクム東京(##)
梅村祐子(P;*/#)
ヨゼフ・ハーラ(P;**)
 録音:1988年6月、7月、NHKスタジオ(*/#)/1990年10月6日、津田ホール、初演ライヴ(**)/1998年10月29日、松本市音楽文化ホール、ライヴ(##)。(*)以外は初CD(おそらく初商業録音盤)となる曲目。
 小林武史は1931年インドネシア・スマトラ生まれ。第18回毎日音楽コンクールで第1位(1949)となり、1955年に東京so.のコンサートマスターとなる。1961年には渡欧してチェコ・スロヴァキア国立ブルノ・フィルハーモニーのコンサートマスター、1964年にはオーストリーのリンツ・ブルックナーso.のコンサートマスターに就任し、ヨーロッパで活躍する日本人ヴァイオリニストのパイオニア的存在となる。1967年に帰国し、読売日本so.のコンサートマスターを経てソリスト活動に専念する。1972年以降は毎年のように海外に演奏旅行。訪問先はヨーロッパを中心に、北米、南米から中近東、アジア全域にまで及び、プラハの春、ミュンヘン国際音楽祭など各国の著名な音楽祭にも招待されている。
 一方で、小林は新作の委嘱・演奏にも積極的に取り組んでいる。伊福部昭のヴァイオリン協奏曲第2番、ヴァイオリン・ソナタなどが有名だが、特に團伊玖磨との関係は深く、ヴァイオリンとピアノのためのファンタジア3曲、ヴァイオリン・ソナタ、弦楽合奏のための古雅ファンタジアが作曲されており、本CDはその全5曲を収めている。ファンタジアNo.1を除く4曲は世界初CD化。
 中でも「ヴァイオリン・ソナタ」は、抒情性を兼ね備えた構造美という團の特性の最高峰のひとつ。「古雅ファンタジア」は、伝統の上に立ったモダニスト團の面目躍如といった作品ある。弦楽オーケストラとチェンバロというバロック風の編成を使ったたいへんユニークなもので、現代日本においてこのような音楽を書いたのは團ただ一人であろう。
3SCD-0003
buyボタン
\2932(税抜\2666)
奏楽堂の響き
 〜吹奏楽による奏楽堂ゆかりの作曲家たち

 矢代 秋雄:ファンファーレ
 芥川 也寸志:東京ユニバーシアード・マーチ
 芥川 也寸志/福田 滋編曲:
  交響曲第1番〜第4楽章「アレグロ・モルト」
 黛敏郎/辰野 勝康編曲:
  交響詩「立山」〜テーマとセレクション
 團 伊玖磨/時松 敏康編曲:
  吹奏楽のための奏鳴曲〜第1楽章
 別宮 貞雄:組曲「映像の記憶」(改訂初演)
  [マタンゴ/黒い樹海/遥かなる男/鍵の鍵]
 眞鍋 理一郎:3つのマーチ(初演)
  [マーチX「未知」/マーチY「葬送」/
   マーチZ「再生」]
 伊福部 昭:
  吹奏楽のためのロンド・イン・ブーレスク
 芥川 也寸志/福田 滋編曲:
  NHK大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマ
福田滋指揮
リベラ・
 ウィンド・シンフォニー
 録音:2006年5月7日、旧東京音楽学校奏楽堂、ライヴ。
 奏楽堂は、東京上野の旧東京音楽学校の付属施設として明治23年に建てられた日本最古の洋式音楽ホールである。滝廉太郎、山田耕筰をはじめ、明治、大正、昭和の日本の作曲家が育ち、羽ばたいていった場であり、日本洋楽の発展の舞台であったと言えよう。
 2006年(平成18年)、風薫る五月の一夜、そんな奏楽堂にゆかりのある作曲家たちの吹奏楽作品を集めた演奏会が、当の奏楽堂で開かれた。正に満員の聴衆の熱気に包まれて、矢代、芥川、黛、團のなかなか演奏機会に恵まれない隠れた名作をはじめ、別宮が自身の映画音楽をアレンジした組曲「映像の記憶」の改訂版初演、眞鍋がこの演奏会のために書いた「三つのマーチ」の初演、そして図らずも追悼演奏となってしまった伊福部の「ロンド・イン・ブーレスク」が演奏された。本CDはその演奏会をライヴ収録したもので、奏楽堂ゆかりの作曲家たちの作品をその奏楽堂の響きで楽しむことのできる一枚である。
3SCD-0002
buyボタン
\2932(税抜\2666)
半世紀を経て、いま復活!
 3人の会[團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎] 2006ライヴ

 團伊玖磨:管絃楽組曲「シルクロード」(1955)(*)
 芥川也寸志:エローラ交響曲(1958)
 黛敏郎:饗宴(1954)
本名徹次指揮
東京シティpo.
 録音:2006年2月8日、東京オペラシティ・コンサートホール、ライヴ。(*)は過去にLPがあったが、CDでは初の録音となる物。
 「3人の会」は、團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎の3人が「割り勘」で自作品発表のための演奏会を開催する目的で、1953年に結成された。この会は経済的な理由で結成されたことが特徴で、芸術感も作品の傾向も異なる3人の個性が歩み寄ることなくぶつかり合い、それはむしろ3人の個性を強烈に際立たせることになった。演奏会は1954年の第1回から1962年の第5回まで開かれ、当時、社会現象と言ってもいい程の大きな反響があった。
 「シルクロード」は、東アジアという広い視野に立って日本文化を捉えようとしていた團が、日本がシルクロードの東の終点であることを意識して書いた初期の傑作。過去にレコード盤の録音があったが、CDが発売されれるのは今回が世界初。「エローラ交響曲」は、芥川がインドのエローラ石窟寺院を訪れたときの圧倒的な感銘をもとに書いた作品で、東洋の空間、原始芸術を足掛かりに新しい音構成を実現している。「饗宴」は、黛がオーケストラという音響媒体そのものをインスピレーションの根源として書いた作品で、従来のクラシック音楽を逸脱した爆発的音響と、ダイナミズムに圧倒されることだろう。
 演奏は、本名徹次指揮による東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。本名の熱い内にも常に的確さを保持したタクトのもと、東京シティ・フィルが美しくもアグレッシブな演奏を披露。この秀逸な演奏で「3人の会」の音楽を改めて楽しめることは、大いなる喜びと言えるだろう。
3SCD-0001
buyボタン
\2932(税抜\2666)
團伊玖磨(1924-2001):吹奏楽作品集 Vol.1
 若楠国体行進曲(序曲付き)(*)/
 パシフィック・フリート(*)/
 ブリヂストン・マーチ/行進曲「青年」/
 JASDF MARCH(航空自衛隊行進曲)(*)/
 行進曲「べっぷ」/祝典行進曲/新・祝典行進曲/
 行進曲「横須賀」(*)/吹奏楽のための奏鳴曲(*)
福田滋指揮
リベラ・
 ウィンド・シンフォニー
 (*)は世界初CDとなる曲。 Vol.2:3SCD-0006
 国民的作曲家である團伊玖磨は、「夕鶴」をはじめとするオペラ、交響曲、「筑後川」等の合唱曲といった大規模な作品から、「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」などの童謡やラジオ体操第2といった実用音楽まで、実に幅広いジャンルにわたって傑作を書いているが、吹奏楽の分野も例外ではなく、多くの注目すべき作品がある。しかし「祝典行進曲」などごく一部の作品を除き、大半は人知れず埋もれている。
 本CDは、そんな埋もれた傑作を掘り起こすことにより今一度團の吹奏楽ワールドを俯瞰し、そしてなにより聴く楽しみを提供する。当然世界初CDとなる作品も多く含まれているが、特に楽譜の紛失により幻の名曲となっている「吹奏楽のための奏鳴曲」は貴重。他にも、地球規模のスケールの大きさと勇壮な男の背中が宿すペーソスが絶妙に融合された「パシフィック・フリート」、朗らかで明るく理屈抜きにマーチを聴く喜びに浸れる「若楠国体行進曲」等々、知られざる團の吹奏楽ワールドを体験できる1枚。


トップ・ページへもどる