名演奏家貴重盤 廃盤個数限定大特価セール


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EN LARMES
ハイドン:交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」
ドヴォルザーク:セレナード ニ長調 Op.44
        (管楽とチェロ、コントラバスのための)
ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.
 録音:1970年代。音質良好。世界初出。とくにハイドンが超越した音楽性に驚嘆させられる名演とのこと。
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23 グリゴリー・ソコロフ(P)
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
キーロフ劇場o.
 録音:1993年8月5日。音質良好。天才ピアニストと鬼才指揮者のスリリングな顔合わせである。録音嫌いで知られるソコロフのライヴにおける集中力の高さはつとに有名。
シューベルト:交響曲第8番
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(*)
ヒンデミット:交響曲「画家マチス」(#)
ネルソン・フレイレ(P;*)
ホルスト・シュタイン指揮
フランクフルト放送so.
 録音:1977年4月&1982年3月(#)、フランクフルト。
 これはなかなか珍しい組み合わせ。シュタインらしくスケールの雄大な演奏で、特に十八番のヒンデミットは素晴らしい。フレイレのブラームスというのも珍しいはず。シュタイン、フレイレ共もっと録音があって然るべき人であることを改めて感じさせられる。
ブルックナー:交響曲第4番 クリストフ・エッシェンバッハ指揮
ハンブルクNDRso.
 録音:1999年9月17日、ハンブルク。
 BMGから発売されたシューマンの交響曲全集を皮切りに、日本での再評価が急速に高まりつつあるエッシェンバッハ。それにしてもハンブルクでブルックナーで勝負とは御大の得意曲だけに聞き物と言えよう。かなりゆったりしたテンポと細部へのこだわりからして、これはなかなかやってくれる。既に結構よいお年の彼、21世紀には「巨匠」の仲間入りをしている可能性は十分にあると見た。音質良好。
モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調K.319/
        オーボエ協奏曲 ハ長調(*)
ハイドン:交響曲第101番 ニ長調「時計」
フランソワ・
 エルベ・レルー(Cl;*)
コリン・デイヴィス指揮
バイエルン放送so.
 録音:2001年1月12日、ミュンヘン。格調の高さと機知に富んだデイヴィスならではの演奏。音質良好。
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」
メシアン:神の降臨のための3つの小典礼(*)
ギュンター・ヴァント指揮
ハンブルクNDRso.、
バイエルン放送so.&cho.(*)
 録音:不詳/1966年1月、ミュンヘン(*)。ベートーヴェンは多分1980年代。ヴァントのメシアンとはかなり興味深い。音質は当時としては良好。
ブルックナー:交響曲第9番 スタニスラフ・
 スクロヴァチェフスキー指揮
南西ドイツ放送so.
 録音:不詳(1970年代?)。スクロヴァチェフスキー壮年期のブルックナー・ライヴ。録音年不祥ながら、音質からは1970年代と思われ、だとするとその頃から彼の芸術は正に完成の域にあったことが伺える。なお、オケはバーデン・バーデンとフライブルクの合同らしい。
モーツァルト:
 セレナード第9番 ニ長調K.320「ポストホルン」
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調Op.60
ギュンター・ヴァント指揮
ハンブルクNDRso.
 録音:不詳、ハンブルク。
ベートーヴェン:
 交響曲第1番 ハ長調Op.21(含リハーサル風景)
クラウス・テンシュテット指揮
メクレンブルグ・シュターツカペレ・
 シュヴェーシン
 録音:1968年8月。何と東ドイツ時代のテンシュテットの演奏が登場、しかも1960年代ながらステレオ録音!! 無論彼の音源としては最も若い時期のものであり、おまけに約47分のリハーサル付きという、ファンには垂涎物のアイテムだ。演奏会ではなく放送用の録音のようだが、リハーサルからして、テンシュテットならではのエネルギッシュな音楽が展開。 無論本番では更に白熱。当時としてはかなり良好な音質。
モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620序曲(*)
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調Op.68「田園」(*)
プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調Op.25「古典」(#)
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調(+)
ベルナルド・ハイティンク指揮
バイエルン放送so.
 録音:1981年3月、ミュンヘン(*)/1980年11月、ミュンヘン(#)/1985年1月18日、ミュンヘン(+)。かなり広範囲に渡る曲目ながら、ハイティンクはどれもかっちりと隙なく仕上げている。 ファンなら聞き逃せまい。音質良好。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調K.491(*)
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35(#)
ベルリオーズ:序曲「海賊」Op.21(+)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調Op.47(+)
ギル・シャハム(Vn;#)
アンドレ・
 プレヴィン(P;*)指揮
NDRso.
 録音:1994年(*)/1994年10月20日、リューベック(#/+)。
 プレヴィンの芸域の広さを堪能できる一組。自らソロを務めるモーツァルトは、彼の十八番でもあるが、ピアニストとしての彼の才能の高さを再認識できる。 また、シャハムとのコルンゴルト、ベルリオーズ、ショスタコーヴィチは共に曲の魅力を十分に表現、壮麗さと格調の高さは格別。音質極上。
マーラー:交響曲第4番 ト長調 エヴァ・シャポ(S)
クラウス・テンシュテット指揮
南西ドイツ放送so.
 録音:不詳。ステレオ。
 数多くのライブ録音の発掘により、今では20世紀を代表する巨匠中の巨匠であったことが広く認識されるようになったテンシュテットの新たな音源が登場。 嬉ばしいことに曲目はマーラーの4番。実演では演奏する機会の多くなかった作品だけに、ファンの興味は尽きない。
 1970年代の録音と思われ、最晩年のこってりとした演奏スタイルとは異なるが、内容の豊かさはテンシュテットならではで、圧倒的とも言える充実ぶり。
ブラームス:セレナード第1番 ニ長調Op.11 イシュトヴァーン・ケルテス指揮
フランクフルト放送so.
 録音:1970年4月。ステレオ。
 1973年に43才の若さでなくなったケルテス晩年の貴重なライヴ。曲目が地味目のセレナードと言うのは惜しいが、ケルテス得意のブラームスということもあって、実にしなやかな感性を備え、 かつ若々しく颯爽としたスタイル。オーケストラもよく棒に答えており、魅力あふれる名演となっている。 音質良好。
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.
 録音:1970年1月30日、ミュンヘン。GREAT ARTISTのGA4-7(廃盤)からの分売。当盤発売後、AUDITEよりマスターからのSACD化が成された(AU-92543)
 音質良好。
ドヴォルザーク:
 交響詩「水の精」Op.107/
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調Op.53(*)/
 交響曲第8番 ト短調Op.88「イギリス」
トマス・
 ツェートマイアー(Vn;*)
ニコラウス・
 アーノンクール指揮
BPO
 録音:2002年1月10日、ベルリン。ステレオ。初出音源。
 アーノンクールの演奏はいつも新鮮な驚きに満ちている。「水の精」はあまり演奏されることのない作品だが、躍動感に溢れた冒頭から完全にアーノンクールの世界となっており、聞き手を捉えて離さない。 ツェートマイアーとのヴァイオリン協奏曲における表情豊かでダイナミックな表現も印象的。最後の交響曲第8番はアーノンクールの十八番。 抜群の説得力で、いつもは日の当たらない作品の一面を強力にアピールしている。
 音質良好の部類。
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調Op.95「新世界より」 マリス・ヤンソンス指揮
LSO
 録音:2002年8月16日、ロンドン。ステレオ。初出音源。
 ミュンヘン、ウィーン、ベルリンとここ最近ヨーロッパの音楽界の正に中心で大活躍中のヤンソンスだが、その実力は通の間では早くから注目されていた。端正で瑞々しい音楽性が魅力だが、近年はスケールを増し、 巨匠の風格も備わっている。ここでの「新世界より」もスタイリッシュな表現を基調としながら、ヒューマンな感動を湛えた演奏振り。
 音質良好。
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調Op.90 クラウディオ・アバド指揮
バイエルン放送so.
 録音:不詳(おそらく1970年代)。ステレオ。初出音源。
 瑞々しい感性と、難曲を颯爽とこなしてしまうアバドの音楽的センスの良さが見事に発揮された名演で、オーケストラも実によく棒に応えている。巨匠的風格を増した今日のアバドも立派だが、 この頃の魅力はまだ格別。
 音質良好。
モーツァルト:
 交響曲第25番 ト短調K.183/
 交響曲第39番 ホ長調K.543
ロリン・マゼール指揮
バイエルン放送so.
 録音:未詳。ステレオ。初出音源。
 かつては鬼才と評されたマゼールだが、さまざまなスタイルの変遷を経て、今日独自の境地に達した観がある。10年にわたるバイエルン放響との共同作業の中で、 マゼールの円熟ぶりは目を見張るものがあったといってよい。ここでのモーツァルトもマゼールの個性が見事に発揮されており、完成度の高さは凄まじいほど。
 音質良好。
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104
R.シュトラウス:家庭交響曲
トゥルルス・メルク(Vc)
アンドレ・プレヴィン指揮
オスロpo.
 録音:2002年8月29日、オスロ。ステレオ。初出音源。
 今日円熟の境地に達したプレヴィンだが、レコーディングが少ないためかやや地味な存在となっているのは残念でならない。あふれるほどの豊かな音楽性を持ち、 どんな作品でも自然に表現してしまうプレヴィンの魅力は絶大と言える。この2曲は2002年から音楽監督の地位に就いたオスロ・フィルとの共演だが、 前任者のヤンソンスとは一味違ったサウンドを引き出しており、興味は尽きない。メルクのチェロは格調の高さ、味わいの深さで群を抜いている。
 音質良好。
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 クルト・マズア指揮
シュレスヴィヒ・
 ホルシュタイン音楽祭o.
録音:2003年8月25日、ハンブルク。初出音源。
 比較的早い時期からわが国でも名が知られていたマズアだが、レコーディングでの決定打がなかったこともあり、かなり地味な存在となっている。そのマズアも2003年で76才。 ニューヨークを離れてヨーロッパに戻り、大巨匠への道をじっくりと登りはじめているようだ。このブルックナーはマズアの新しい境地を予感させてくれるような実に壮麗な名演に仕上がっている。
 音質良好。
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」 チョン・ミュン・フン指揮
フランス国立放送
 フィルハーモニックo.
 録音:2002年3月。ステレオ。チョン・ミュン・フンの同曲としては、SOUND SUPREMEから2002年2月23日の演奏が出ているが(2S-033)、同一の可能性もある。
 いわゆるブルックナーらしさとは程遠い演奏だが、才人の手にかかると実に聴き応えのある演奏が出現する。スタイリッシュかつ情熱的な快演で、大きな説得力をもっており、ファン必聴。
 残念ながら冒頭のトレモロが短くなってしまっており、元テープの編集ミスと思われる。それ以外は音質良好。
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 ベルナルド・ハイティンク指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
 録音:2003年11月3日、ドレスデン。ステレオ。初出音源。
 2002年12月の第8番(ELS-02-303/4)に続くハイティンク&ドレスデン・シュターツカペレによるブルックナー第2弾。 このコンビの相性の良さは抜群で、重厚かつ壮麗なサウンドはブルックナーに最適。極めて完成度の高い演奏だが、中でも第1楽章コーダの設計の巧みさと途方もないスケール感、 第2楽章の絶美といってよいほどの抒情の豊かさ、第4楽章第2主題の味わい深い表現などが印象に残る。
 音質良好。
ヘンデル:合奏協奏曲 二短調Op.6-10(*)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414(#)
ハイドン:交響曲第99番 変ホ長調(+)
 カール・エンゲル(P;*/#)
ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.(*/#)、
ハンブルクNDRso.(+)
 録音:1961年(*)/1961年3月13日(#)/1961年3月(+)。モノラル。初出音源。
 ヘンデルとモーツァルトの2曲はクーベリック初の音盤レパートリーで興味は尽きない。バイエルン放響との本格的活動に入る時期のクーベリックの若々しい音楽が聴かれる。ヘンデルの堂々たる風格、 モーツァルトの旋律の歌わせ方の見事さ、ハイドンの典雅な趣きなど、後年のクーベリックの個性はすでにこの時期に完成していることがわかる。
 音質良好。
モーツァルト:
 セレナード第7番 ニ長調 K.250「ハフナー」
ギュンター・ヴァント指揮
バイエルン放送so.
 録音:1982年3月、ミュンヘン。ステレオ。FIRST CLASSICSなどから出ていたもの。
 ヴァントのモーツァルトは端正なスタイルと格調の高い典雅な表現が大きな魅力。このハフナー・セレナードはポストホルン・セレナードとともにヴァントの十八番で、交響曲以上の愛着の深さが感じられる。
 初出ではないが、このシリーズならではの素晴らしい音質。
モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201
交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
ロリン・マゼール指揮
バイエルン放送so.
 録音:2000年6月4日、ヴュルツブルク。ステレオ。初出音源。
 70才を越えた今日でも、その強烈な個性と驚異的な実力で輝き続けているマゼールだが、BRSOとの10年間は、最も充実した時代だったといってよいだろう。 ここでのモーツァルトもオーケストラの抜群の能力が大きくものをいっており、マゼールの読みの深さと随所に聴かれる煌きが見事に表現されている。聴き応えたっぷりのモーツァルト。
 音質良好。
マーラー:交響曲第4番 ト長調 バルバラ・フリットリ(S)
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウo.
 録音:2002年10月11日、アムステルダム。ステレオ。初出音源。
 ハイティンクの特徴を一言で表現するのは困難だが、70歳を越えた頃からの充実ぶりと安定感は抜群で、現代を代表する巨匠のひとりとして不動の地位を築いている。 長年取り組んできたマーラーを古巣のコンセルトヘボウと共演した今回のライヴも、ハイティンクの持ち味が良く出た演奏で、長大な作品を弛緩なく聴かせる巨匠の手腕の確かさに圧倒される。
 音質良好。
モーツァルト:フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「プルチネッラ」
ギュンター・ヴァント指揮
バイエルン放送so.
 録音:不祥。ステレオ。初出音源。
 ヴァントとバイエルン放響の共演はあまり多くはなかったようだが、そのことごとくが大変な名演ばかりで、このコンビの相性の良さがうかがえる。ここでの2曲も究極の仕上がりといってよいほどの完成度の高さで、オーケストラがヴァントの棒に実によくついていっている。
 音質良好。
シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」 クルト・マズア指揮
フランス国立o.
 録音:2004年6月18日、パリ。ステレオ。初出音源。
 ヨーロッパに戻ってから、抜群の安定度を獲得し、圧倒的な輝きを放ちはじめたマズアの最新ライヴ。フランスのオーケストラから重厚でいぶし銀のようなサウンドをひき出す技量の確かさ、全体を通しての風格の豊かさ、随所に聴かれる思い切りの良さなど魅力たっぷりの名演。
 音質良好。
モーツァルト:交響曲第28番 ハ長調 K.200(*)/
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」(#)
カール・ベーム指揮
ケルン放送so.
 録音:1973年3月30日、ケルン(*)/1976年9月20日、ケルン(#)。ともにステレオ。
 ベーム&WDRのライヴが見事な音質で甦った。曲目は十八番のモーツァルトとR.シュトラウス。演奏にみなぎる気迫の凄まじさ、堂々とした風格にただただ聴きほれるばかり。
 初出ではないが、このレーベルならではの見事な音質。
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
マーラー:さすらう若人の歌(*)
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88
トーマス・ハンプソン(Br;*)
クリストフ・エッシェンバッハ指揮
シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭o.
 録音:2004年7月24日、キール。ステレオ。初出音源。
 新天地フィラデルフィアで着々と地位を固めつつあるエッシェンバッハだが、古巣との結びつきも依然根強いようだ。今回のライヴも3つの作品の個性を際立たせながら、彼の強い表現意欲が全体を貫いており、有無を言わせぬ説得力で一気に聴かせる。ファン必聴のライヴ。
 音質良好。
ドヴォルザーク:
 交響詩「水の精」Op.107/聖書の歌Op.99/スラヴ舞曲Op.72
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・フィルハーモニーo.
 録音:2004年8月29日、ザルツブルク。ステレオ。初出音源。
 2004年で75歳を迎える巨匠アーノンクール。強烈な個性をもつ孤高の指揮者も、今日では幅広いファンの支持を集めるようになった。ザルツブルク音楽祭のライヴで、オール・ドヴォルザーク・プロだが、交響曲や協奏曲を採り上げず、著しく個性的なプログラムを組むあたりがまさにアーノンクール。VPOを自在に操った極めてユニークな演奏が繰り広げられており、興味は尽きない。
 音質良好。
リムスキー=コルサコフ:
 交響組曲「シェエラザード」Op.35
クルト・マズア指揮
フランス国立o.
 録音:2004年5月29日、ドレスデン。ステレオ。初出音源。
 70代半ばを過ぎて、ヨーロッパに戻ったマズアの充実ぶりは目を見張るばかり。破格のスケールと抜群の安定感はまさに巨匠という表現がぴったりで、今後の活動から目が離せない。手兵フランス国立管を率いてドレスデンに客演した際のライヴだが、曲目が「シェエラザード」というのは驚き。正統派ドイツ音楽の巨匠マズアによる実にユニークなシェエラザードが聴かれる。
 音質良好。
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番 Op.135「死者の歌」 ナターリヤ・ザゴリンスカヤ(S)
ティグラン・マルティロシアン(B)
ギュンター・ヘルビッヒ指揮
ザールブリュッケン放送so.
 録音:2004年9月24日、ザールブリュッケン。初出音源。
 着々と熟成の度を深め、巨匠への道をひた走るヘルビッヒに名演がまた1枚加わった。この曲はショスタコーヴィチの交響曲の中では難解な部類だが、ヘルビッヒの棒は実に明快で、この大作を弛緩することなく見事に描ききっている。
 音質良好。
R.シュトラウス:
 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの
      愉快ないたずら」Op.28/
 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30
フェルディナント・ライトナー指揮
バイエルン放送so.
 録音:不祥。ステレオ。初出音源。
 ライトナーが名門BRSOに客演して成し遂げた極めて完成度の高いR.シュトラウス。構成力の確かさと風格の豊かさが際立っており、ライトナーの実力がフルに発揮された快演。
 音質良好。
シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」 ギュンター・ヴァント指揮
BPO
 録音:1995年3月29日、ベルリン。ステレオ。初出音源。
 同時期の演奏が、BMGからCD化されているが、今回のものは3月29日の演奏を収録したもので、無編集。この曲はヴァントの十八番で数多くの録音が残されており、いずれも甲乙つけ難い名演ぞろいだが、名門BPOと共演した今回のライヴの味わいはまた格別。
 音質良好。
プロコフィエフ:
 交響曲第1番 ニ長調「古典交響曲」/
 交響曲第2番/交響曲第3番
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
LSO
 録音:2004年5月1日、ロンドン。ステレオ。初出音源。
 ゲルギエフの活躍振りには驚異的ですらあるが、LSOに客演した今回のプロコフィエフも実に見事な名演。なかでも比較的地味な第2番、第3番の雄弁な指揮ぶりはゲルギエフの、面目躍如といって良いだろう。
 音質良好。
ハンス・ツェンダー
 シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲 Op.81/
 メンデルスゾーン:
  交響曲第3番「スコットランド」 Op.56
ハンス・ツェンダー指揮
SWRバーデン=バーデン
 &フライブルクso.
 録音:2005年5月14日、フランクフルト。ステレオ。初出音源。
 個性味豊かなツェンダーの会心の名演。知的で明晰な演奏だが、内容の豊かさは格別で、随所に聴かされる鋭い切り込みは聴き手を捉えて放さない。スタイリッシュでありながら、作品への共感の深さを感じさせる充実した名演。
 音質良好。
ノリントン、編集無しの「悲愴」
 チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」
ロジャー・ノリントン指揮
シュトゥットガルト放送so.
 録音:2004年3月10日、シュトゥットガルト、ライヴ。10日-12日のライヴから編集したHANSSLER "SWR MUSIC" シリーズ盤(93-119)が既に発売されているが、今回登場するのは10日のみの演奏。
 音質良好。
クルト・ザンデルリング、初出
 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
クルト・ザンデルリング指揮
BBCpo.
 録音:1990年。ステレオ。初出音源。
 音質良好。
ロスバウトの「ブル8」
 ブルックナー:交響曲第8番
ハンス・ロスバウト指揮
南西ドイツ放送so.
 録音:1950年(と記載されているが、1951年2月26日のURANIA盤[資料によっては1955年11月17日とされている])と同一の演奏)、モノラル。
 音質良好。
ノリントン&ゲヴァントハウス管、初出
 シューマン:交響曲第1番「春」
 メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」
ロジャー・ノリントン指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo.
 録音:1998年2月26日-27日、ライヴ。ステレオ。初出音源。この顔合わせの演奏は、同レーベルのELS-05-656(2005年、ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第6番/ブラームス:交響曲第4番)に続き、2枚めとなる珍しい物。丁度ロンドン・クラシカル・プレーヤーズを離れ、モダーン・オケとの共演を開始した辺りの共演だけに、興味深い。彼は2曲とも複数回録音しているが、いずれも2006年現在の手兵シュトゥットガルト放送響との共演だった(HANSSLER、EN LARMES)。
 音質良好。
ブーレーズ&フランス国立放送po.、初出
 ラヴェル:マ・メール・ロワ
 ドビュッシー:夜想曲
 ストラヴィンスキー:火の鳥(1910年版)
ピエール・ブーレーズ指揮
フランス国立放送po.
 録音:2005年11月9日、パリ、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 音質良好。
チョン・ミュンフン&ザールブリュッケン放響、初出
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
チョン・ミュンフン指揮
ザールブリュッケン放送so.
 録音:2000年代、ザールブリュッケン、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 音質良好。
ヤンソンス&コンセルトヘボウの
 2005年「悲劇的」、初出

 マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
マリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウo.
 録音:2005年8月29日、ルツェルン、ライヴ。。ステレオ、初出音源。
 音質良好。
ゲルギエフ&キーロフ管 + トラーゼ、初出
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(*)
 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
アレクサンドル・トラーゼ(P;*)
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
キーロフo.
 録音:2006年7月7日、ミッケリ、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 音質良好。
ロリン・マゼール、初出
 ブラームス:セレナーデ第2番/
       ハイドンの主題による変奏曲
ロリン・マゼール指揮
バイエルン放送so.
 録音:1998年2月11日、ガスタイク、ミュンヘン、ライヴ。ステレオ、初出音源。
ゲルギエフ&LSO 2008年4月ライヴ、初出
 チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」
 プロコフィエフ:交響曲第7番
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
LSO
 録音:2008年4月28日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
クリヴィヌ&ルクセンブルク + レーピン、初出
 モーツァルト:交響曲第32番
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 ・アンコール(イザイ&パガニーニ)
ヴァディム・レーピン(Vn)
エマニュエル・クリヴィヌ指揮
ルクセンブルクpo.
 録音:2007年11月2日、ルクレンブルク、ライヴ。ステレオ、初出音源。
アシュケナージ&マゼール、初出
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
ヴラディーミル・
 アシュケナージ(P)
ロリン・マゼール指揮
クリーヴランドo.
 録音:1979年1月1日、セヴェランス・ホール。ステレオ、初出音源。
フィルクシュニー&マゼール、初出
 モーツァルト:
  アイネ・クライネ・ナハトムジーク(*)/
  ピアノ協奏曲第20番(#)
ルドルフ・フルクシュニー(P;#)
ロリン・マゼール指揮
クリーヴランドo.
 録音:1978年5月5日(*)/1974年1月24日(#)、以上セヴェランス・ホール。ステレオ、初出音源。
ガッティ&フランス国立管 + バヴゼ、初出
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
 バルトーク:ピアノ協奏曲第1番
ジャン=エフラム・
 バウゼ(P)
ダニエーレ・ガッティ指揮
フランス国立o.
 録音:2008年10月15日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 『音質良好』とのこと。
ジンマン&パリ管 + ブロンフマン、初出
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番(*)
 ショパン:練習曲「革命」(#)
 バルトーク:バレエ「かかし王子」(+)
イェフィム・
 ブロンフマン(P;*/#)
デイヴィッド・ジンマン指揮(*/+)
パリo.(*/+)
 録音:2007年4月4日、ライヴ。ステレオ、初出音源。(#)はアンコール。
クリヴィヌ&ルクセンブルク + チッコリーニ、初出
 リスト/ハインツ・ホリガー編曲:暗い雲/不運
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番(*)
 ・アンコール
   ドビュッシー:2曲(曲目記載無し)(#)
 ラヴェル:「鏡」〜海原の小舟(管弦楽版)
 ドビュッシー:管弦楽のための映像
アルド・チッコリーニ(P;*/#)
エマニュエル・
 クリヴィヌ指揮(#以外)
ルクセンブルクpo.(#以外)
 録音:2008年10月20日、サル・プレイエル、ライヴ。ステレオ、初出音源。
ド・ビリー&SRO + ティボーデ、初出
 プロコフィエフ:3つのオレンジの恋
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番
ジャン=イヴ・ティボーデ(P)
ベルトラン・ド・ビリー指揮
スイス・ロマンドo.
 録音:2007年11月14日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 『アンコール付き』とのこと(曲目未判明)。
ガッティ&フランス国立管、初出
 メシアン:微笑
 ストラヴィンスキー:組曲「春の祭典」
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/海
ダニエーレ・ガッティ指揮
フランス国立o.
 録音:2008年9月18日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ。ステレオ、初出音源。
スクロヴァチェフスキー&ハレ管、初出
 べートーヴェン:「エグモント」序曲
 ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
スタニスラフ・
 スクロヴァチェフスキー指揮
ハレo.
 録音:2002年11月9日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
ソリヨム&BBC スコティッシュ響、初出
 ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」序曲
 マルティヌー:ピアノ協奏曲第3番
 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
イヴォ・カハーネク(P)
ステファン・ソリヨム指揮
BBC スコティッシュ so.
 録音:2009年11月(演奏会記録によると2009年11月12日)、グラスゴー。ステレオ、初出音源。
 『音質良好』とのこと。
ドホナーニ&フィルハーモニア+ ブロンフマン、初出
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(*)/
 メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟
 ブラームス:交響曲第3番
イェフィム・ブロンフマン(P;*)
クリストフ・
 フォン・ドホナーニ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:2009年10月(演奏会記録によると、2009年10月19日、2009年10月20日、2009年10月22日のいずれか)、ライヴ。ステレオ、初出音源。『音質良好』と記載されている。
アラン・ギルバート&NYP、初出
 シェーンベルク:ペリアスとメリザンド(全曲)(*)
 ベルリオーズ:幻想交響曲
アラン・ギルバート指揮
NYP
 録音:2009年10月、ニューヨーク、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 (*)は、『演奏前のギルバートによる曲の説明(演奏付き-10分程度)』と記載されている。
A.ギルバート&NYP + アックス、初出
 アイヴズ:答えのない質問
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(*)
 リンドベリ:エキスポ
 アイヴズ:交響曲第2番(*)
 メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲〜スケルツォ(#)
エマニュエル・アックス(P)
アラン・ギルバート指揮
NYP
 録音:2009年(演奏会記録によると2009年9月30日、10月1日、10月3日のいずれか)、ニューヨーク、ライヴ。ステレオ、初出音源。(#)はアンコール。(*)の演奏前には『指揮者による説明』が付いているとのこと。『音質良好』と記載されている。
マズア&フランス国立管 + ハチャトゥリアン、初出〜メンデルスゾーン
 序曲「フィンガルの洞窟」/ヴァイオリン協奏曲(*)/劇音楽「真夏の夜の夢」(#)
  セルゲイ・ハチャトゥリアン(Vn;*) アメル・ブラヒム=ジェルール(S;#)
  レナータ・ポクピチ(Ms;#) クルト・マズア指揮フランス国立o.
 録音:2009年6月18日、パリ、ライヴ。ステレオ、初出音源。『音質良好』と記載されている。
カラビツ&ボーンマス響 + カピュソン、初出
 マルティヌー:フランチェスカのフレスコ
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 アンコール(曲目不明)
 シベリウス:交響曲第2番
ルノー・カピュソン(Vn)
キリル・カラビツ指揮
ボーンマスso.
 録音:2009年10月30日、ライヴ。ステレオ、初出音源。『音質良好』と記載されている。
ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響、初出
 ウィトマン:ヴァイオリン協奏曲(*)
 ピーター・マクスウェル・デイヴィス:
  「アッシジの聖フランチェスコ」序曲(#)
 シベリウス:交響曲第7番
クリスティアン・
 テツラフ(Vn;*)
イラン・ヴォルコフ指揮
BBCスコットランドso.
 録音:2009年10月(おそらく2009年10月29日)、ライヴ。ステレオ、初出音源。(#)はP.M.デイヴィスの75歳記念作で、世界初演だった物。『音質良好』と記載されている。
ティルソン・トーマス&SFSO、初出
 マーラー
:交響曲第2番「復活」
ローラ・クレイコム(S)
カタリーナ・カルネウス(Ms)
マイケル・
 ティルソン・トーマス指揮
サンフランシスコso.&cho.
 録音:2010年3月(演奏会記録によれば、2010年3月20日、2010年3月23日、2010年3月26日のいずれか)、ライヴ。ステレオ、初出音源。『音質良好』と記載されている。
ノセダ&BBCフィル、初出
 ハイドン:交響曲第82番「熊」/
      交響曲第104番「ロンドン」
 シューマン:交響曲第4番
 ワーグナー:「パルジファル」より
  〔前奏曲/聖金曜日の音楽〕
ジャナンドリア・ノセダ指揮
BBCフィル
 録音:2009年6月、ブリッジウォーター・ホール、マンチェスター、ライヴ。ステレオ、初出音源。『音質良好』と記載されている。
FKM
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ヘレン・ドナート(S)
ビルギット・フィンニレ(A)
ペーター・シュライアー(T)
カール・リッダーブッシュ(B)
ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.、&cho.
 録音:1980年6月2日。1977年のオルフェオへのライヴより3年後のウィーン芸術習慣のときのライヴ。音質良好。
ブラームス:交響曲第1番
ムソルグスキー:展覧会の絵
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」〜タイボルトの死
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番
セルジュ・チェリビダッケ指揮
LSO
 録音:1980年4月。一般発売はこれが始めてであり、LSOとの演奏の機会は少なく、興味深いものだ。音質はまずまず。
ティペット:「真夏の結婚」〜典礼舞曲
ドビュッシー:イベリア
コダーイ:ガランタ舞曲
ラヴェル:マ・メール・ロワ
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」〜仮面
セルジュ・チェリビダッケ指揮
LSO
 録音:1980年4月。FKM CDR-13/14の続編。このCDも、かなり有名な演奏なのでお聞きになったかたもいると思うが、LSOとのコンビだからこそ実現したと思われるティペット等、 彼としては珍しいレパートリーも含まれ、ファンなら手に入れたい物。音質は悪くはないが、コダーイとラヴェルにプチ・ノイズありで残念。
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第14番(管弦楽版)/交響曲第5番
レナード・バーンスタイン指揮
VPO
 録音:1977年8月30日、ザルツブルグ。この直後に同曲をスタジオ録音している彼らだが、こちらの方はかなりの気迫。印象がかなり違って面白い。音質はまず良好。
ブラームス:
 交響曲第1番/ハイドンの主題による変奏曲
カール・ベーム指揮
VPO
 録音:1975年6月6日。来日公演直後のホーム・グラウンドでのライヴ。変化自在なベームのタクトはここでも健在、彼のブラームスはやっぱり良い。音質まずまず。
ウェーバー:「オベロン」序曲
モーツァルト:交響曲第40番
シベリウス:交響曲第2番
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
ジョージ・セル指揮
クリーヴランドo.
 録音:1970年5月。セルとクリーヴランド、幻の名演。彼の最後の公開演奏の一つである。彼ならではの硬質の音楽が流れて行くのは聞いていて非常に心地良い。 音質は鮮明ながら少々ノイズあり、なお、当盤発売後、SONYよりマスター・テープからの復刻がなされた国内盤が発売された。
ブルックナー:交響曲第5番 ギュンター・ヴァント指揮
BBCso.
 録音:1986年8月7日。壮麗で気迫に満ちた演奏。
モーツァルト:
 交響曲第36番/交響曲第38番(*)
ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.、BPO(*)
 録音:1980年10月9日/1984年9月16日。クーベリック本領発揮。2曲ともライヴならではの高揚感が素晴らしい名演。音質良好。
シューベルト:
 交響曲第2番(*)/交響曲第5番/
 交響曲第9番「グレイト」
カール・ベーム指揮
BPO
 録音:1977年10月8日(*)/1978年9月9日。ベームのシューベルトが3曲まとめて登場。どれもある意味彼らしい堂々たる演奏だが、 特に「グレイト」は曲に対する愛情がにじみ出ているような名演。音質まずまず。
モーツァルト:交響曲第29番(*)
ベートーヴェン:交響曲第7番(#)
モーツァルト:交響曲第28番(+)
ドヴォルザーク:交響曲第9番(**)
カール・ベーム指揮
ケルン放送so.
 録音:1976年9月20日(*)/1978年6月22日(#)/1973年3月30日(+)/1980年11月9日(**)。このコンビの演奏がこれだけまとまったというのは珍しい。ベームもメジャー・オケを振った時とは違い、慎重な棒さばき。 それだけ音楽の方は繊細さが増しており、これはこれで面白い。ちなみに新世界は来日後の演奏で、彼の最後のライヴではないかという。音質まずまず。
メンデルスゾーン:交響曲第3番
プロコフィエフ:交響曲第5番
レナード・バーンスタイン指揮
イスラエルpo.
 録音:1979年8月20日。全く異なる性格の2曲を一夜のプログラムにするあたり、さすがは冒険者バーンスタインといった所か。同時期のDG&SONYとは別録音。音質まずまず。
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
オネゲル:交響曲第3番
ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.
 録音:1981年10月15日。クーベリックのオネゲルは非常に珍しい。ヤナーチェクは1970年までに3種ほど録音があるが、 今回は1980年代の物ということでかなり貴重。両方とも作品への共感が感じ取れる名演であり、ぜひ一聴をお薦めしたい。音質良好。
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(*)
ムソルグスキー:展覧会の絵
ダニエル・バレンボイム(P;*)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
ミュンヘンpo.
 録音:1989年9月16日。彼等の同曲の演奏としてはTELDECへの映像が有名だが、ここではその2年前のライヴを収録。 ピアノ協奏曲は以前ARTISTSから出ていたが展覧会は今回が初登場。チェリの展覧会は数多くあるが、最終部の盛り上がり等から言ってもは最上の演奏の一つと言えそうだ。音質はまず良好。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番(*)
チャイコフスキー:交響曲第4番
エミール・ギレリス(P;*)
カール・ベーム指揮
チェコpo.
 録音:1971年8月8日、ザルツブルグ音楽祭での。ベームとチェコpo.との共演というのは非常に珍しく、ファンならぜひ聴いてみたい録音。 また、ギレリスとの共演というのも確かDGへのモーツァルトの協奏曲ぐらいではなかったか。また、チャイコフスキーの方もこれまたベームとしては珍しいロシア物。同曲はLSOとのDG盤があるが、 ここまで色々と珍しい組み合わせとなればファンは必携であろう。音質良好。
モーツァルト:交響曲第29番
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ブラームス:交響曲第1番
カール・ベーム指揮
チューリッヒ・トーンハレo.
 録音:1974年7月2日。チューリッヒ6月(音楽?)祭でのライヴ。前記同様これまたベームとしては珍しいのオケとの共演。 かなり熱のこもった演奏で、ベームが足を踏み鳴らす音まで入っており、迫力十分。オケもこれに答え、特にブラームスではさすがの名演を繰り広げている。重厚かつ輝かしいサウンドはベームならでは。 音質まず良好。
モーツァルト:交響曲第33番
ベートーヴェン:交響曲第6番(*)
オイゲン・ヨッフム指揮
アムステルダム・
 コンセルトヘボウo.
 録音:1986年9月/1968年9月(*)。
ブルックナー:交響曲第8番 ギュンター・ヴァント指揮
VSO
 録音:1985年8月6日。珍しい顔合わせによる演奏。
モーツァルト:セレナード第9番「ポストホルン」
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
ギュンター・ヴァント指揮
バイエルン放送so.
 録音:1978年10月26日。ドイツ風骨太のモーツァルトと、ヴァントのあまりクローズアップされない側面での才能を垣間見ることのできる「火の鳥」。
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番(*)
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲(#)
チョン・キョン・ファ(Vn)
ジェイムズ・レヴァイン指揮(*)
ロリン・マゼール指揮(#)
BPO(*/#)
 録音:1978年5月9日(*)/1983年3月9日(#)。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番
シューマン:ピアノ協奏曲(*)
マウリツィオ・ポリーニ(P)
クラウディオ・アバド指揮
BPO
リッカルド・シャイー指揮LPO(*)
 録音:1999年2月16日/1981年8月26日(*)、ベルリン。約20年差のある2曲のライヴだが、近年のポリーニの自由闊達さと1980年代初頭のバリバリ演奏の比較が出来て面白い。 もちろん近年も技巧的に落ちたというわけではないが、それが円熟というものなのだろう。バックは両者とも好演。音質良好。
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第23番/ピアノ協奏曲第19番(*)
マウリツィオ・ポリーニ(P)
クラウディオ・アバド指揮
ミラノ・スカラ座o.
カール・ベーム指揮
VPO(*)
 録音:1973年5月25日、ウィーン/1980年8月30日、ザルツブルグ(*)。残念ながら第19番はモノラル。若き日のポリーニのみずみずしい演奏が聴ける。 両曲とも彼はベームとDGに録音しているが、第23番はアバドとの共演ということで特にファンは注目だ。音質まずまず。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番(*)
チョン・キョン・ファ(Vn)
アンドレ・プレヴィン指揮
LSO
リッカルド・シャイー指揮
VSO(*)
 録音:1971年4月/1981年6月11日(*)。両曲ともチョンはこの演奏の前後にDECCAに録音しているが、特にチャイコフスキーはデビュー当初ということもあり、みずみずしさは素晴らしい。 表現的には既に完成の粋にあるのもさすがは彼女。バルトークはシャイーとの共演が珍しく、気迫に溢れている。音質まずまず。
モーツァルト:セレナード第7番「ハフナー」 ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.
 録音:1975年5月、ヴェルツブルグ。彼は同曲を確か1960年代にDGへスタジオ録音(未CD化?)しただけであり、1970年代のこの演奏は貴重だ。音質まずまず。
ブルックナー:交響曲第4番(*) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
BPO
ブルックナー:交響曲第7番(**)
 録音:1975年4月19日&20日、ベルリン(*)/1975年9月6日、ベルリン(**)。 ファン待望の1970年代カラヤンのブルックナーが登場。完成度の高さは比例無く、表現の豊かさは特筆物。音質まずまず。
ストラヴィンスキー:春の祭典 レナード・バーンスタイン指揮
シュレスビヒ・
 ホルシュタイン音楽祭o.
 録音:1987年7月12日、リューベック。ライヴ。バーンスタイン指揮者講習会最終コンサートでの演奏。講習会での演奏ということもあってか非常に緻密な表現で、 細部まで彼の神経が行き届いており、かつ豪快というなかなかの名演。音質良好。
バルトーク:管弦楽のための協奏曲(*)
ムソルグスキー/ラヴェル:組曲「展覧会の絵」(#)
ゲオルグ・ショルティ指揮
シカゴso.
 録音:1981年12月14日(*)/1981年8月31日(#)、ともにザルツブルク。ステレオ。初出音源。
 手兵シカゴ響を率いてザルツブルク音楽祭に乗り込んだ全盛期のショルティの究極ライヴ。好き嫌いは別れるが、オーケストラの表現力の限界に挑んだこのコンビの成果は長く語り継がれることだろう。 十八番のバルトークの素晴らしさは言うまでもないが、「展覧会の絵」の精妙さと豪快さの融合には感服させられる。
 音質はまずまず良好の部類。
ザンデルリング&
 ロサンゼルス・フィルの「グレイト」、初出

 シューベルト:交響曲第9番「グレイト」
クルト・ザンデルリング指揮
ロサンゼルスpo.
 録音:1986年4月18日、記載はないがおそらくステレオ。初出音源。
 ザンデルリングとこのオケによる同曲はおそらく初登場。彼の「グレイト」には1983年10月のNYPとの演奏(RARE MOTH RM-515S/HARVEST CLASSICS HC-06041; 廃盤)、1980年代とされるケルン放響との演奏(EN LARMES ELS-01-109)、1999年のコンセルトヘボウ管との演奏(VIBRATO VLL-138)があり、これが4種目。
ラインスドルフ&ボストン響、初出
 シューマン:「ファウスト」序曲(*)
 ブラームス:交響曲第2番(#)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ボストンso.
 録音:1966年2月25日(*)/1965年1月28日(#)、以上シンフォニー・ホール、ボストン、ライヴ。ステレオ、初出音源。
メータ&ドレスデン、初出
 シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
 ブルックナー:テ・デウム
イルディコ・ライモンディ(S)
クリスタ・マイアー(A)
イェルク・シュナイダー(T)
ローベルト・ホル(B)
ズビン・メータ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン、
ドレスデン州立歌劇場cho.
 録音:2008年3月17日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
フリューベック・デ・ブルゴス&クリーヴランド管、初出
 ドヴォルザーク:交響曲第8番(*)
 ハイドン:交響曲第100番「軍隊」(#)
ラファエル・フリューベック・
 デ・ブルゴス指揮
クリーヴランドo.
 録音:1970年8月8日(*)、1980年12月18日(#)、ライヴ。ステレオ、初出音源。
マゼール&フランス国立管、初出
 ベルリオーズ:
  歌劇「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲
 チャイコフスキー:交響曲第2番
 ラヴェル:ツィガーヌ(*)
不明奏者(Vn;*)
ロリン・マゼール指揮
フランス国立o.
 録音:1987年2月17日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
ラインスドルフ&ボストン響のシューマン、初出
 シューマン:
  「マンフレッド」序曲(*)/
  交響曲第3番「ライン」(#)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ボストンso.
 録音:1964年10月17日(*)/1964年12月18日(#)、以上シンフォニー・ホール、ボストン、ライヴ。ステレオ、初出音源。
マゼール&クリーヴランド + オロスコ、初出
 アイヴズ:「ロバート・ブラウニング」序曲
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番
 リスト:ダンテ交響曲
ラファエル・オロスコ(P)
ロリン・マゼール指揮
クリーヴランドo.
 録音:1976年、セヴェランス・ホール、ライヴ。ステレオ、初出音源。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番
ショパン:24の前奏曲集Op.28
メンデルスゾーン:つむぎ歌
ルドルフ・ゼルキン(P)
 録音:1979年10月。ゼルキンのショパンの前奏曲集とは! この変わった取り合わせとその演奏の凄さに、ファンの間で語り草になったといわれる演奏会のライヴが遂に登場。 その他の曲も格調高い解釈で貫かれており、さすがゼルキンと思わせる筋の通った演奏が魅力。まだ技術的には問題のない頃ということもあり、ピアノ・ファンなら必ず押さえておきたい。音質良好。
バッハ:イギリス組曲第3番
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第32番
ウィルヘルム・ケンプ(P)
 録音:1978年9月2日。正に最晩年のケンプのライヴ。バッハもよいがやはり聞き物はベートーヴェンだろう。枯淡の境地にある彼の演奏は正に崇高の物だ。音質まずまず。
スカルラッティ:7つのソナタ
 [L.422/L.116/L.423/L.118/L.395/L.449/L.487]
ドビュッシー:ピアノのために
シューマン:4つのピアノ曲Op.32/交響的練習曲
エミール・ギレリス(P)
 録音:1984年9月25日。初出となるシューマンの4つのピアノ曲以外はAURA(旧ERMITAGE)から出ている物と同一。熱心なギレリス・ファン向け。音質良好。
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第26番/ピアノ・ソナタ第23番
リスト:ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
クラウディオ・アラウ(P)
 録音:1982年8月15日、ザルツブルグ。亡くなった前後のフィーバー的人気は影を潜めたが、やはりアラウは良いピアニストだ。今回も彼が得意とした曲目ながら、 その演奏はやはりいぶし銀の魅力を放っている。特にリストのダンテ・ソナタは、長いだけに敬遠されがちな曲だが、これをアラウで聴くと何と素晴らしいことか。音質良好。
モーツァルト:歌劇「魔笛」 ルネ・パーぺ(B)
デオン・ヴァン・
 デル・ヴァルト(T)
ルチアーナ・セッラ(S)
ルート・ツィーザク(S)
ハインツ・ツェドニク(T)他
ゲオルグ・ショルティ指揮VPO、
ウィーン国立歌劇場cho.
 録音:1991年7月27日、ザルツブルグ。その前年にDECCAに同曲を録音しているショルティだが、そことは配役が全く違う所が面白い。 よく見ると、ショルティの没後に名前があがって来た人もおり、ある意味ショルティの先見性が伺える。演奏はキャストが若いだけあって瑞々しく、完成度の高さは見事。音質良好。
モーツァルト:歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」 フランシスコ・アライサ
(T;ティトゥス)
シャルロッテ・マルジョーノ
(S;ヴィテーリア)
シルヴィア・マクネアー
(S;セルヴィーリア)
デロレス・ツィーグラー
(S;セスト)
ヴェセリーナ・カサロヴァ
(Ms;アンニオ)
アレクサンダー・マルタ
(B;ブブーリオ)
コリン・デイヴィス指揮VPO、
ウィーン国立歌劇場cho.
 録音:1991年8月21日、ザルツブルク音楽祭。音質良好。デイヴィスは若い頃からモーツァルトに真摯に取り組んでいた。
GNP
ブルックナー:交響曲第4番(*) シャルロッテ・マルジョーノ(S;+)
ヤルト・ファン・ネス(A;+)
マリアナ・リポヴシェク(A;##)
ベルナルド・ハイティンク指揮
BPO(*/**/##)、VPO(#)、
ロイヤル・コンセルトヘボウo.(+)
GNP-17/8S

(2CD)
マーラー:交響曲第2番(+)
マーラー:交響曲第6番(**)/亡き児をしのぶ歌(##)
 録音:1996年3月31日、ザルツブルグ(*)/1997年10月(#)/1995年5月5日、アムステルダム(+)/1995年5月10日、アムステルダム(**/##)。フィリップスとの契約が切れ、新譜の数ががた落ちしてしまったハイティンクだが、近年、とくにライヴでのの充実振りはファンなら周知のこと。実際30歳代でレコード・デビューし、 それ以来ずっと若いというイメージがある彼も既に巨匠の年齢であり、その演奏における完成度の高さは侮れない。音質良好。
ベートーヴェン:
 交響曲第4番/交響曲第7番
J.シュトラウス:「こうもり」序曲/雷鳴と電光
カルロス・クライバー指揮
バイエルン国立o.
 録音:1986年5月。FIRST CLASSICSのFC-118で既出だが、さらに高音質化。
ドヴォルザーク:交響曲第9番 クラウス・テンシュテツト指揮
BPO
 録音:1984年3月13日。TIENTOから出ている物と同一だが、音質向上。
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 ホルスト・シュタイン指揮
バンベルクso.
 録音:1998年7月27日、ケルンテン。全曲に50分を要する正に重量級の演奏。正にシュタインがドイツ正統派として充実していることが伺われ、嬉しい所だ。 ちなみにケルンテンと言えばバックハウスのラスト・リサイタルが開催された地だが、そこから紹介された久々の名演という意味でも面白い。音質良好。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(*)
マリア・ジョアン・ピリス(P)
クラウディオ・アバド指揮
BPO、VPO(*)
 録音:1995年11月15日、ベルリン/1996年1月14日、ウィーン(*)。両曲ともピリスの初レパートリー。彼女のここ10年ほどの素晴らしさは皆さん知るとおりだが、 その彼女の弾くベートーヴェンの協奏曲とは! 格調高さが何ともいえない名演である。モーツァルトも、彼女の得意とする作曲家だけあって端正な演奏。音質良好。
ヘンデル:合奏協奏曲 ト短調Op.6-6
ハイドン:交響曲第99番
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.
 録音:1982年9月7日、ルツェルン。ハイドンとドヴォルザークは以前HALLOOで出ていた物と同一と思われるが、ヘンデルは初出か。クーベリック・ファンなら見逃せない。
GNP-62/4S

(3CD)
シューベルト:交響曲第8番
ブルックナー:交響曲第4番
モーツァルト:交響曲第35番
マーラー:交響曲第5番
クラウス・テンシュテット指揮LPO
 録音:1984年4月。ブルックナーとマーラーは以前HALLOOから出ていた物の復活。廃盤となって以来、かなりの方が探していたアイテムであり、嬉しい。後の2曲は、多分TIENTOから出ている物。
アーノンクール
 &南西ドイツ放響の「グレイト」、初出

 シューベルト:交響曲第9番「グレイト」
ニコラウス・アーノンクール指揮
南西ドイツ放送so.
 録音:不祥、ライヴ。ステレオ、初出音源。演奏時間:63"50'(繰り返しあり)。アーノンクールは1992年にコンセルトヘボウ管とTELDECへ同曲をライヴ録音しているが、2種目の登場となる。このオケとの共演という意味でも珍しいはず。
 音質良好。
コルシア&ゲルギエフ、初出
 ショスタコーヴィッチ:交響曲第1番
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 チャイコフスキー:交響曲第4番
ローラン・コルシア(Vn)
ワレリー・ゲルギエフ指揮
キーロフ歌劇場o.
 録音:2005年7月8日、ミッケリ・マルッティ・タルヴェラザール、フィンランド、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 着実に知名度を上げている若手ヴァイオリニスト、コルシアと、既に大家コンビといっても良いゲルギエフ&キーロフ劇場管がフィンランドで行ったライヴ。
 音質良好。
ケンペ&RPOの「英雄の生涯」、初出
 R.シュトラウス:「英雄の生涯」
ルドルフ・ケンペ指揮
ロイヤルpo.
 録音:1974年8月28日(ただし、JOHN HUNTのディスコグラフィには、同じ顔合わせによる1974年9月の未発売放送録音がクレジットされており、同一演奏である可能性が高い)、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 ドレスデン・シュターツカペレとEMIへ入れた管弦楽作品集以外では、録音が無かった曲。『音質良好』と記載されている。
ティッチアーティ + コジェナー、初出
 ヘンツェ:交響曲第1番
 マーラー:子供の不思議な角笛(*)
 ブラームス:交響曲第2番
マグダレーナ・
 コジェナー(Ms;*)
ロビン・ティッチアーティ指揮
スコットランド室内o.
 録音:2009年12月12日、アッシャーホール、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 イタリア系ロンドンっ子のロビン・ティッチアーティ(1983-)はデュトワの弟子で、2005年には史上最年少でスカラ座へデビュー、2009-2010年シーズンからスコットランド室内管の首席指揮者を務めている。『音質良好』と記載されている。
カラビツ&ボーンマス響 + ルガンスキー、初出
 レスピーギ:ローマの泉
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(*)/
        前奏曲 変ト短調(*/#)
 ハチャトゥリアン:
  バレエ「スパルタクス」〜6曲/剣の舞(#)
ニコライ・ルガンスキー(P;*)
キリル・カラビツ指揮
ボーンマスso.
 録音:2009年11月25日、ライヴ。ステレオ、初出音源。(#)の2曲はアンコール。『音質良好』と記載されている。
GREAT ARTISTS
 # GAは元々少しお得なレーベルでしたが、今回の廃盤セールでは他商品と同価格となります。
GA4-3S

(4CD)
ギュンター・ヴァント Vol.1
 ブルックナー:
  交響曲第5番 変ロ長調(*)/
  交響曲第7番 ホ長調(#)/
  交響曲第9番 ニ短調(+)
ギュンター・ヴァント指揮
NDRso.
 録音:1998年7月11日(*)/1999年8月27日(#)/2001年7月8日、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭。(#)はGNP-12、(+)はELS-01-116/7からシューベルト「未完成」を抜いた物(+)と同内容。(*)はSACD-112/3(廃盤)で1990年代のライヴが出ていたが、おそらく同の演奏。
GA4-8S

(4CD)
レナード・バーンスタイン Vol.1
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58(*)
  交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」(#)
 シューマン:交響曲第2番 ハ長調Op.61(+)
 ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調Op.90(**)
 バルトーク:
  弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(##)
 シューベルト:交響曲第9番 ハ長調D.944「グレイト」(++)
クラウディオ・アラウ(P;*)
レナード・バーンスタイン指揮
バイエルン放送so.
 録音:1976年(*/#)/1980年代(+)/1978年11月24日(**)/1983年(##)/1987年6月30日(++)、ミュンヘン。このコンビによるこれらの曲は、それぞれ1970年代後半(*)/1975年(#)/1978年(+)/1978年(**)/1975年(##)/1980年代(++)録音とする盤が、FCM-2002(*/**)(廃盤)/SACD-108(#/##)(廃盤)/FC-106(+)(廃盤)/NCD-10-4(++)として出ていたが、同一かどうかはそれぞれ不詳。
 バーンスタインと最も縁の深かったドイツ・オケ、バイエルン放響。バーンスタインの個性がストレートに感じられる貴重なライヴ。音質良好。
GA4-15S

(4CD)
ギュンター・ヴァント Vol.2
 ベートーヴェン:
  交響曲第1番 ハ長調Op.21(*)/
  交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」(*)/
  交響曲第4番 変ロ長調Op.60(#)
 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(+)
ギュンター・ヴァント指揮
ベルリン・ドイツso.(*/#)
ハンブルクNDRso.(+)
 録音:1994年2月16日、ベルリン(*)/1996年4月7日、ベルリン(#)/1990年11月(+)。
 ヴァントはごく最近までベルリン・ドイツ交響楽団にしばしば客演し、数多くの名演を残している。超一流とはいえないこのオーケストラを見事にリードしていく様は鮮やかの一語で、ファンにとってはたまらない魅力だ。ブルックナーの第8番は、ヴァントの数多くのライブ録音の中でも屈指の名演。手兵を自在に動かし、大曲を意のままに描いていく様は圧巻だ。音質良好。
ALL KARL BÖHM FAN CLUB (WALL)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527 シェリル・ミルンズ
(Br:ドン・ジョヴァンニ)
アンナ・トモワ・シントウ
(S:ドンナ・アンナ)
ペーター・シュライアー
(T:ドン・オッターヴィオ)
テレサ・ツィリス=ガラ
(S:ドンナ・エルヴィーラ)
ヴァルター・ベリー
(B:レポレロ)
エディト・マティス
(S:ツェルリーナ)
ディール・ディジング(マゼット)
ジョン・マカーディ(騎士長)
カール・ベーム指揮VPO
ウィーン国立歌劇場cho.
 録音:1976年8月13日、ザルツブルク。音質まずまず良好。ベームの「ドン・ジョヴァンニ」は、「フィガロ」や「コシ」ほど高い評価は得られなかったにしても、 純粋にモーツァルトのオペラとしての音楽的表現という点では、他の誰も届かない高みに到達していたといえるであろう。劇的表現に満ち溢れたライヴ。LINKの608-3で出ている物と同一音源。
PANDORA'S BOX
ラヴェル:ピアノ協奏曲(*)
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
ブリテン:青少年のための管弦楽入門
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調Op.43
シャン=フィリップ・コラール(P;*)
サイモン・ラトル指揮
バーミンガム市so.(*)、PO
 録音:1984年6月18日、オールドバラ音楽祭(*)/1985年3月。こちらもラトル若き日のライヴ。性格のこれだけ違う4曲を見事に振り分けているのはさすがはラトル。 コラールとの共演もこれまた珍しい。音質良好。
シューベルト:交響曲第3番 ニ長調D.200(*)
モーツァルト:
 交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」(#)
ラファエル・クーベリック指揮
BRSO(*)、VPO(#)
 録音:1971年6月20日(*)/1971年8月13日(#)。
 最大の聴きものはクーベリック=ウィーン・フィルという夢の組合せによる「ジュピター」。これほど壮麗で優美なモーツァルトは滅多に聴けない。 またシューベルトの3番はクーベリックの得意中の得意で、この曲の魅力を見事に引き出している。
 テープ・ヒス等ノイズはあるが、音質的にはまずまず。
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番(*)
シューマン:交響曲第2番 ハ長調Op.61
オッリ・ムストネン(P;*)
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
LPO
 録音:1993年8月12日、ザルツブルク。ステレオ。初出音源。
 カラヤン以来50数年ぶりに登場したオーストリア生まれの国際的な指揮者ウェルザー=メストへの評価は着々と高まっている。瑞々しい音楽性と大曲に真正面から挑んで行く正攻法の表現は彼の最大の魅力で、 今後巨匠への道をひた走って行くことは間違い無い。ここでの2曲の指揮ぶりも説得力十分で、実に見事と言う他はない。
 音質まずまず良好の部類。
マゼール&クリーヴランド管の1975年「英雄」、初出
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ロリン・マゼール指揮
クリーヴランドo.
 録音:1975年9月8日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 軽いディジタル・ノイズが散見されるが、それをふっ飛ばすような名演!
RARE MOTH
クレンペラー・ラスト・コンサート
 ベートーヴェン:「シュテファン王」序曲Op.117/
          ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58(*)
 ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調Op.90
ダニエル・アドニ(P)
オットー・クレンペラー指揮NPO
 録音:1971年5月26日、ロンドン。モノラル。何とクレンペラーのラスト・コンサートの全曲目が登場。この時86才だったクレンペラーだが、音楽的には全く衰えを見せていない。 アドニ、ニュー・フィルハーモニア共、クレンペラーの音楽と一体化しており、その雄大で精緻な音楽は正に彼のみがなしえたものと言っても過言ではなかろう。 彼が最後に到達した境地を聴くことのできる貴重な記録である。 音質的には30年前のものということもあり、ヒス・ノイズや歪み等難点は多いが、記録された音楽から与えられる感銘は全てを忘れさせる程。
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調Op.88
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
クラウス・テンシュテット指揮LPO
 録音:1991年4月2日、ロンドン。チェコの作品ばかり3曲と言う、テンシュテットとしてはかなり珍しい曲目。 特に彼によるスメタナの作品はこれまでに1曲もなく、極めて貴重。後の2曲もLPOとは初の共演であり、現時点では1990年代唯一の演奏となる。 遅めのテンポで進むテンシュテット晩年の格調高さと暖かさが演奏を雄大かつ素晴らしい物にしていると言えよう。
 この年代の録音としてはかなりテープ・ヒスが耳につくのが惜しい。
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調Op.68(*)
オットー・クレンペラー指揮
ケルン放送so.
 録音:1954年2月8日/1955年10月17日。モノラル。確か初出。
 この頃のクレンペラーは晩年とは異なるアプローチを見せることが多いが、ここでも古典的スタイルかつ格調高さが特筆できる。特に英雄は早めのテンポで聴かせる名演。
 「英雄」は元々ディスクへの記録らしくスクラッチ・ノイズがあるが音質は比較的鮮明。ブラームスはテープイ・ヒスが耳につき、高音の伸びが今ひとつ。
モーツァルト:セレナード第7番 ニ長調K.250「ハフナー」 ハンス・カラフス(Vn)
カール・シューリヒト指揮
シュトゥットガルトRSO
 録音:1962年12月19日、シュトゥットガルト。モノラル。
 以前LP時代にイタリアのレーベルから発売されていた名演の復活。シューリヒトの名解釈ぶりはここでも冴えわたっており、若き日のモーツァルトの名作に輝かしい生命力を吹き込んでいる。
 音質も当時のものとしては良好で、LPをしのぐ水準。
シューベルト:
 交響曲第8番 ロ短調D.759「未完成」
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.88
カール・シューリヒト指揮
フランス国立放送o.
 録音:1959年3月24日、パリ。モノラル。
 晩年のシューリヒトは、しばしばフランスのオーケストラに客演し、数多くの名演を残した。とくにフランス国立放送管とは関係が深く、ここでも息のぴったりあった見事な演奏を繰り広げている。 シューベルト、ブラームスともに優れたスタジオ録音があるが、今回のものはライヴならではの思い切りの良さがプラスに作用し、説得力にあふれた名演となっている。
 「未完成」は、以前LP時代にエラートから発売されていたものと同一演奏だが、別音源を使用している。テープヒスはあるものの、聴き易い音質。またブラームスは、 以前にイタリアのレーベルから発売されたことがあるが、久しく入手不可になっていたもので、こちらも無論別音源。テープヒスはあるものの、音質的にはまずまず。
ベートーヴェン:
 交響曲第4番 変ロ長調Op.60(*)/交響曲第8番 ヘ長調Op.93
オットー・クレンペラー指揮
ケルン放送so.
 録音:1954年10月25日(*)/1955年5月28日。モノラル。
 1950年代のクレンペラーによる貴重なライヴ。しばしば客演して息のあったところを見せたケルン放送響との演奏で、晩年のスロー・テンポとは異なる早めのテンポ、 そしてスタイリッシュかつ古典的な表現で聴かせる。音質まずまず。
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調Op.88 クラウス・テンシュテット指揮
フィラデルフィアo.
 録音:1989年3月。ステレオ。
 テンシュテットの手にかかると圧倒的なスケールと深みを兼ね備えた壮絶な音楽に返信する「イギリス」。彼による同曲には、フィンランド放送響(1978年)、BPO(1980年)、LPO(1991年)と3つのライヴが既に存在するが、 今回は音質も含めベストと思われる演奏の登場となった。オケも彼の棒によく応え、重厚なサウンドを聴かせる。若干のノイズは混入するものの、音質まずまず良好。
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35 ジュレス・エスキン(Vc)
バートン・ファイン(Va)
クラウス・テンシュテット指揮
ボストンso.
 録音:1982年3月。ステレオ。
 「ドン・キホーテ」はテンシュテット初レパートリーとなる物。何ともシリアスな演奏だが、テンシュテットらしく実にユニークな表現が随所にに聞かれる。表現の豊かさと表現の幅広さは相当な物で、 全ての音に意味を込め、生命を吹き込んでいく彼の力量に驚嘆させられる。 若干のノイズは混入するものの、音質まずまず良好。
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98 クラウス・テンシュテット指揮
ボストンso.
 録音:1974年12月14日。ステレオ。THE THREE ZERO CLASSICSからADB-0001として出ている物。
 テンシュテットのアメリカ・デビュー時の演奏。この時の演奏は空前の成功を収め、彼は一気に世界の桧舞台へ躍り出ることとなった。演奏の方は期待に違わず、 初共演とは思えないほどオーケストラとの息がぴったりとあっており、彼の尋常成らざる力量をまざまざと見せつける演奏となっている。テンシュテット一世一代の名演といっても過言ではない。音質良好。
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 カール・シューリヒト指揮
ハンブルクNDRso.
 録音:1954年。モノラル。初出音源。
 発足当初よりシューリヒトと親密な関係にあった北ドイツ放響とのブル7。シューリヒトの得意曲でもあり、多くの異演盤が存在するが、ここでの演奏も風通しの良さと表現の豊かさでは群を抜いており、 深い感銘を与えてくれる。音揺れやノイズの混入などが散見され、音質良好とは言えないが、演奏の良さは十分に伝わる。
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98 カール・シューリヒト指揮
VPO
 録音:1960年代。モノラル。初出音源。
 全体にゆったりとしたテンポが採られ、スケールの大きさを感じさせるブラ4。CONCERT HALL盤スタジオ録音や、既出のライヴ盤(NDR、ORTF等)と比べても、より巨匠風の味わいが増しているように思われ、 随所に聴かれる緻密な表現と、気迫にあふれた指揮ぶりは、この人ならではの素晴らしさ。
 音質は良好とは言えないが、演奏の良さはしっかり伝わる。
モーツァルト:
 交響曲第35番 ニ長調K.385「ハフナー」(*)/
 交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」(#)
クラウス・テンシュテット指揮
LPO
 録音:1984年3月20日(*)/1985年9月13日(#)、ロンドン。ステレオ。初出音源。
 スケールの大きさと格調の高さが見事に融けあった見事なモーツァルト。 随所にテンシュテット特有の深い響きが聞かれ、個性的な味わいという点でも申し分なし。特に、名演として知られるベートーヴェン「第9」(同レーベル、RM-400Sとして既出)と共に演奏されたプロムスでの(#)が優れている。
 ノイズ混入、音揺れ、テープ・ヒスなどがあり、音質的に良好とはいえないが、バランスは良く演奏内容はよくわかる。
ドビュッシー:映像第3集〜イベリア(*)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」(#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
LSO
 録音:1980年4月10日、ロンドン。ステレオ。(#)はおそらく初出となる音源。(*)はARTISTSから1981年とする演奏が出ていたが、この日の演奏との指摘もある。 いずれにしろ、今日では他で入手出来ない音源ばかり。なお、FKMから出ているFKM-CDR13/4、15/6とは別演奏。
 1980年春のチェリ&ロンドン響の来日公演は多くの音楽ファンに衝撃を与えた。この2曲はその直前に本拠地ロンドンで行なわれたライヴで、プログラムも同一。 精緻な表現とダイナミックな迫力が見事に融合したチェリ美学の極致ともいえる名演。  テープ・ヒスが多めで音揺れや散発ノイズがあるが、音自体は比較的鮮明に収録されている。
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98 カール・シューリヒト指揮
シュトゥットガルト放送so.
 録音:1964年、シュトゥットガルト。モノラル。初出音源。シューリヒトの同曲は、これまでフランス国立放送管との1959年録音、バイエルン放送響との1961年録音、ウィーン・フィルとの1965年録音(ALTUSよりマスター・テープからの復刻がなされる/ALT-070)、 北ドイツ放送響との録音年代不明の共演の計4つがあったが、RM-556Mの第1番同様、 彼の本拠ともいえるシュトゥットガルト放送響との演奏はこれが初めて。
 シューリヒトの個性的な解釈が実にストレートに音化されており、驚くほど刺激にあふれた演奏。シューリヒトの読みの深さに圧倒される一枚。
 古い音源だけに、テープ・ヒスや音揺れなど気になる点はあるが、演奏の良さはよくわかる。
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調Op.73 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘンpo.
 録音:1956年10月13日、ミュンヘン。モノラル以前国内キングからCD化されていたものだが、現在では入手困難な演奏。
 随所にクナ独特の表現が顔を出し、実にユニークな演奏となっているが、堂々たる風格と豊かな歌心は大変な魅力。
 新たに入手したアナログ・テープによるマスタリングとのことだが、古いものだけにテープ・ヒスやノイズの混入、音揺れなど気になる部分は存在する。
RITARDANDO
 高音質を売りにしていたレーベルですが、レーベルによるノイズ・チェックがかなりいい加減で、原盤起因の小ノイズが入るアイテムもございます。ノイズについてレーベルへ問い合わせた所、返事が来なかった例もありますので、ご注文時には何とぞ御了承下さい。
R.シュトラウス:ドン・ファンOp.20
ワーグナー:
 ジークフリート牧歌/
 「トリスタンとイゾルデ」〜第1幕への前奏曲/
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
   〜第1幕への前奏曲
オットー・クレンペラー指揮
VPO
録音:1968年6月16日、ムジークフェラインザール、ウィーン。ステレオ。ワーグナーはHUNT=ARKADIA等から出ていたが、「ドン・ファン」は今回が初出と思われる。
 確かクレンペラーとウィーン・フィルの最期の共演となったもの。同日は他にシューベルトの「未完成」も演奏され、これは以前DGからウィーン・フィル150周年記念盤としてCD化されていた。彼の「ドン・ファン」 はこれまで1960年のスタジオ録音以降の演奏盤が無く、晩年の同曲としてその価値は大きい。ワーグナーも現在では入手困難な演奏で、復活は嬉しい。
 音質は、当時としては非常に良好。
VIBRATO
クーベリック、初レパートリー
 フランク:交響的変奏曲(*)
 ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調Op.88(#)
フィリップ・アントルモン(P;*)
ラファエル・クーベリック指揮
バイエルン放送so.
 録音:1970年代、ライヴ(*)/1976年8月28日、ルツェルン、ライヴ(#)。初出音源。(*)はクーベリックのディスク初レパートリー曲。フランクの録音自体が大変珍しく、他には1974年ライヴのオラトリオ「至福」(GALA GL-100.538)があるだけで、スタジオ録音も皆無。(#)はORFEO D'ORから同年5月17日のライヴが出ている(ORFEOR-595031)が、この日付けのものは今回初登場。ただ、以前METEORから1970年代とされるライヴが出ていた。
 良いソリストを迎えたときのクーベリックの演奏は本当に優しく、アントルモンの演奏の行き先に柔らかな光を当てて導いているようで慈悲深い。ドヴォルザークは、ややこもりぎみの音質ながらも「ライヴのクーベリック」の持つ力が存分に発揮され、他の演奏を凌駕する。
 (*)は少々ヒス・ノイズが目立つが、音質まずまず。(#)は代理店案内では「ややこもり気味の音質」とされているが、特にそのような感じは無く、ピラミッド型でバランスが取れたまず良好の音質。
VLL-22S

(2CD)
アーノンクール、「メサイア」 1997年
 ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
クリスティーネ・シェーファー(S)
アンネ・ゾフィ・フォン・オッター(A)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T)
ジェラルド・フィンリー(B)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
アルノルト・シェーンベルクcho.
 録音:1997年12月13日、ウィーン。ライヴ。初出音源。アーノンクールの同曲は、丁度DHMから22年ぶりの再録音と話題になった2004年ライヴが発売された所(82876-64070-2)なので、その間に入る当盤と、是非聴き比べと行きたい。歌唱陣もシェーファーとフィンリーが共通。
 この曲も初演時には、「劇場で演じられる娯楽作品のようでいかがわしい」と厳しい批判を受けたそうだが、この演奏を聴いていてその意味がようやく理解できた。楽しい「メサイア」なのだ。もちろんヘンデルの曲がそのようにできているのだろうが、アーノンクールのいつものメリハリのある指揮が効いている。これほど活き活きとして情感豊かなメサイアは今までになかった。どこかで歌詞を手に入れてじっくり楽しもう。オペラのような天然色の情景が目の前に広がってくる。一部音飛びなどもあるが、気にする間もなく、あっという間に2枚とも聴き終えてしまうだろう。
ザンデルリング、初出
 シューマン:
  ピアノ協奏曲 イ短調Op.54(*)/
  交響曲第4番 ニ短調Op.120(#)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(P;*)
クルト・ザンデルリング指揮
シュトゥットガルト放送so.(*)、BBCso.(#)
 録音:1996年3月1日(*)/1988年7月29日(#)、共にライヴ、ステレオ。初出音源。ザンデルリング得意の曲目だが、特に(#)は意外と録音が少なく、他には確かHMFから出たベルリン響ライヴBOXに収録された2002年のライヴがあるのみ。(*)もブレンデルとの録音がPHILIPS盤も含め2種ほどあるだけか。
 ピアノ協奏曲は、ゆったりとしたテンポで一つ一つの音を丁寧に噛み締めるように進んでいく。ヒス・ノイズが気になるところもあるが、クリアな響きを続けるピアノの音に優しく寄り添うようなザンデルリングの音作りがうまく伝わる記録である。交響曲第4番も比較的ゆったりとした流れが続き、ところどころ現われるBBC響とは思えないドイツ的な重厚な響きさえも優しい丸みを帯びる。テープの傷みなのか、所々で音のユレが気になるが、今やもう生で聴くことのできないザンデルリンクの貴重な記録であることに変わりはない。
 条件は2曲でかなり異なるが、押し並べて音質まずまず。
ザンデルリング、初出あり
 ブラームス:悲劇的序曲Op.81(*)
 ハイドン:交響曲第94番 ト長調「驚愕」(#)
クルト・ザンデルリング指揮
スウェーデン放送so.(*)、
ハンブルクNDRso.(#)
 録音:2000年(*)/不祥(#)、共にライヴ、ステレオ。(#)は初出音源。(*)は、EN LARMESから同年(同様に月日不祥)の録音が出ている(ELS-01-123)ので、同じ演奏の可能性もある。
 悲劇的序曲では、スウェーデンのオーケストラから極めてドイツ的な響きを引き出すことに成功している。遅めのテンポで、一歩一歩踏みしめるような重厚な響きは、晩年のザンデルリンク以外には出せない音である。ハイドンもおそらく最近の録音であろう。スムーズな流れのなかにも、ところどころゴツゴツとした大きな岩が現われてくる様は、まさに晩年のザンデルリンクの特徴であり、軽く演奏されがちなこのハイドンを、風格のある重い音楽に仕上げている。
 ところどころデジタルノイズのような雑音が入っているが、音質そのものは良好で、ドイツの響きが心地よくスピーカーを鳴らす。
VHL-47S

(2CD)
ストコフスキー、初出&初レパートリーあり
 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調Op.129(*)
 ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 ロ短調Op.54(#)
 ラフマニノフ:3つのロシアの唄Op.41(+)
 ニルセン:交響曲第6番(**)
ピエール・フルニエ(Vc;*)
レオポルド・ストコフスキー指揮
NYP(*/#)、アメリカso.(+)、
ニュー・フィルハーモニアo.(**)
スコラ・カントールム(cho.)(+)
 録音:1949年11月6日(*)/1968年4月11日(#)/1966年12月18日(+)/1965年9月13日(**)、以上モノラル、全てライヴ。(*)を除いて初出音源で、(+)と(**)はストコフスキーの音盤初レパートリー。(*)はDANTEからCD化されていたが廃盤、フルニエ&NYPの初共演だった演奏会だと言う。(#)はストコフスキーとNYPの最後から1つ前の共演だった同月11日-15日の演奏会から(1969年2月8日が最後の共演となった)。
 シューマンではこもりぎみの音ながら、フルニエの艶は少しも失われていないことに驚く。この録音はニューヨークフィルとの初共演の記録のようだが、オケとの息はぴったりで、流れるようなフレージングは、オケを引っ張ているかのように聴こえる。ショスタコーヴィチは、鈍色の曇天が近づいているような不安なバランスに満ちた音を丁寧に再現した演奏で、一見明るく軽いテーマに潜むグレーの響きをうまく描いている。ラフマニノフは、やや硬い音で合唱パートが遠くに聴こえるが、かえってジメジメとした暗さが前面にでていて面白い。ニルセンも、北欧の森で地面を踏み締めながら歩くような確かな演奏に仕上っている。演出家ストコフスキーの才能に驚嘆するしかない。
アーノンクール、初出
 ハイドン:交響曲第100番 ト長調Hob.I-100「軍隊」(*)
 モーツァルト:
  ヴェスペレ ハ長調K.339「証聖者の盛儀晩課」(#)
バーバラ・ボニー(S;#)
エリーザベト・
 フォン・マグヌス(A;#)
ヘルベルト・リッペルト(T;*)
オリヴァー・ヴィドマー(Br;*)
ニコラウス・アーノンクール指揮
南西ドイツ放送so.(*)、
ウィーン・
 コンツェントゥス・ムジクス(#)
アルノルト・シェーンベルクcho.(#)
 録音:1984年2月(*)/2000年7月9日、ライヴ(#)。ステレオ。共に初出音源。
 アーノンクール独自の透明で構築的な音が重なる世界が、克明に記録された録音。クリスタルガラスのブロックを一つ一つ一分の隙もなく組み上げながらも、あくまでも全体の美しさのバランスには固執しようとした彼の目論見は見事に結実し、巨大で荘厳な伽藍を出現させる。オーケストラの特性もあるのか、ハイドンは比較的短いフレーズが軽やかに踊り軽騎兵の軍隊を思わせる。モーツァルトはアーノンクールでしか聞くことのできない「古典」と「斬新」が見事に調和した音楽に仕上がっており、近代建築家によって見事な修復が成された古い教会の姿を思わせる。
 音質まず良好。
カラヤン、初出
 ブルックナー:テ・デウム ハ長調(*)
 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調Op.60(#)
ヴィルマ・リップ(S;*)
エリーザベト・ヘンゲン(A;*)
ニコライ・ゲッダ(T;*)
ヴァルター・クレッペル(B;*)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
VPO(*)、ウィーン楽友協会cho.(*)、
BPO(#)
 録音:1962年5月26日、モノラル(*)/1985年4月27日、ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ(#)。共にモノラル。初出音源。カラヤンによる1962年の(*)、1985年の(#)は共にこれが初登場。
 荘厳な響きが溢れるテ・デウムは、カラヤンの以後の活躍を約束するかのような幸福な示唆に満ちている。コーラス部分に多少荒さが見られるが、その分この曲にはめずらしく勢いが感じられ、過去よりも将来を照らすかのような光が眩しい。ベートーヴェンは絶頂期のパワーを見せつける秀演で、ロンドンの観客はベルリン・フィルという最高の道具を使いこなすカラヤンの力に驚愕したに違いない。ややこもりぎみな音質ながらも、ホールの美しい残響まで楽しめる録音となっている。
 (*)は年代を考えれば音質まずまず。(#)は1980年代ながらモノラルでややこもり気味ながらも、ホールの美しい残響まで楽しめる録音となっている。
シュミット=イッセルシュテット、初出
 手兵とのアメリカ公演ライヴ Vol.2

 J.S.バッハ:
  ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調BWV.1046
 モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」
 R.シュトラウス:
  ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28
ハンス・
 シュミット=イッセルシュテット指揮
ハンブルクNDRso.
 録音:1963年2月3日、ワシントンDC、ライヴ。モノラル。1月7日のカーネギー・ホール公演(VHL-91)に続く、シュミット=イッセルシュテット&北ドイツ放響、1963年アメリカ・ツアー・第2弾。
 バッハはもちろんのこと、全ての曲が高貴な雰囲気に溢れた稀にみるまとまりのあるライヴ録音である。シュトラウスまでもが、まるで貴族の宮廷でその演奏を楽しんでいるかのように聴こえてきて興味深い。北ドイツ放送響にしては、響きの明るい音でそれぞれの曲を演奏しており、イッセルシュテットの笑顔さえ想像できる。
 ややこもりぎみの音質ではあるが、年代を考えれば上々の状態で、ワシントンの明るく平和な一日が見事に我が家に蘇る。
クレンペラー、初出
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
  〜序曲(コンサート用編曲版)(*)
 ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調Op.21(#)
 モーツァルト:交響曲第29番 イ長調K.201(+)
オットー・クレンペラー指揮
ベルリン放送so.(*)、
ケルン放送so.(#)、
ウィーン放送so.(+)
 録音:1960年代(*)/1954年10月25日(#)/1958年2月23日(+)、以上全てライヴ、モノラル、全て初出音源。(#)の日付には他に、同じくベートーヴェンの「第4番」(ANDANTE AN-2130)ショパンのピアノ協奏曲第1番(ピアノはアラウ MUSIC AND ARTS MUA-1158)も演奏されるという重量級のプログラムだったようだ。
 クレンペラーらしい重い銀の靴を履いて毛足の長い絨毯の上を歩くような、渋く重く滑らかな演奏である。ベートーヴェンは錆びた金属を舐めたときのような渋みに満ちあふれ、以降続いていく苦渋の交響曲の誕生の予感に溢れる。モーツァルトは、軽快さを失い真面目になってしまい、その天才の部分のみが表面に引き出され、本来の面目たる音楽の深みをさらけだす。クレンペラーにしかない得ない荒技である。
 (*)と(+)は開始部などに少々のテープ劣化による音揺れやプチ・ノイズが感じられるが、全体的には安定した物で音質まず良好。(#)はレンジもかなり広く記録されており、放送局の元テープから素直に転写したような良好な音質。3曲の中ではもっとも音質は良い。
ザンデルリング、初出
 チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調Op.36
クルト・ザンデルリング指揮
ウィーンso.
 録音:1998年、ライヴ。ステレオ、初出音源。ザンデルリングの同曲には、バイエルン放響との1996年ライヴ(ELS-04-501)、BPOとの1992年ライヴ(FKM-CDR224)があった。
 落ち着いたツイードのジャケットのような渋い演奏である。時折ロシアの熱い血が見える響きを見せるが、総じて理性が支配した安定した演奏で、音の運びをスコアで確認しながら聴きすすめているような安心感がある。ザンデルリング自身数えきれない程演奏したであろうこの曲を、もう一度慈しむように丁寧に演奏する姿勢は、細部のこれみよがしな変化を個性と履き違える多くの演奏家への警鐘ともいえるもので、非常に尊い。
 ヒス・ノイズはあるものの音質良好。
ザンデルリング、初出あり
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20(*)
 ブラームス:二重協奏曲 イ短調Op.102(#)
トーマス・ツェートマイアー(Vn;#)
アントニオ・メネセス(Vc;#)
クルト・ザンデルリング指揮
ケルン放送so.
 録音:1985年10月18日、ライヴ。ステレオ、初出音源。ザンデルリングの(*)は SOUNDS SUPREMEから1990年代とされる演奏(2S-021)が出ており、同一の可能性もある。
 少々ハイ上がりだが、音質良好。
ヨッフム、初出
 ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調Op.68「田園」
オイゲン・ヨッフム指揮
ハンブルクNDRso.
 録音:1978年5月、ライヴ。モノラル、初出音源。
 モノラルなのが惜しいが音質は安定しており、鑑賞に支障は無い。
カイルベルト、初出あり
 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調K.550(*)
 レーガー:
  ヒラーの主題による変奏曲とフーガ Op.100(#)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮
バイエルン放送so.(*)、
ケルン放送so.(#)
 録音:1966年、ステレオ(*)/1950年代、モノラル(#)。共にライヴ、(#)は初出音源。カイルベルトは(#)をTELEFUNKEN/TELDECへ1955年に録音しているが、確かまだCD化されていない。(*)はHOSANNAからHOS-04として発売されている演奏と思われる。
 (*)は音質良好で、この名演を味わうのに全く不足は無い。(#)は年代起因によるレンジの狭さこそあるが、おそらく放送局音源だけに極めて安定した音質。
ザンデルリング、初出
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(*)
 シューマン:交響曲第4番(#)
エリーザベト・レオンスカヤ(P;*)
クルト・ザンデルリング指揮
ウィーンso.(*)、
スウェーデン放送so.(#)
 録音:1993年、モノラル(*)/1991年、ステレオ(#)、共にライヴ、初出音源。
 (*)は試聴盤が間に合わなかったが、(#)は音質まず良好。
ザンデルリング、初出
 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
クルト・ザンデルリング指揮
BPO
 録音:1988年9月19日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 ザンデルリングが得意とする同曲だが、ベルリン・フィルとの演奏は、おそらくこれが2種めとなる。約10年後、1999年3月16日にも演奏し、ベルリン・フィル自主製作レーベルから発売がある(BPH-0611)ため、聞き比べも面白い。
 音質良好だが、第1楽章開始後1分ほどはヒス・ノイズが多め。
チェリビダッケ、初出
 R.シュトラウス:ドン・ファン(*)
 シューベルト:交響曲第3番(#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
デンマーク放送so.(*)、
スウェーデン放送so.(#)
 録音:1971年10月7日(*)/1967年12月1日、エスキルスチュナ、スウェーデン(#)。以上ともにライヴ、ステレオ、初出音源。(*)は翌日の録音がWME-S-1139/40で発売されているが、異なる演奏。(#)は珍しい曲目で、チェリビダッケによる物は当盤が2種め。同レーベルから「1970年代」の演奏が発売されており(VLL-117)、オケも同じ。別演奏であることは当店でも確認したが、同時期の演奏かもしれない。
 共にイン・ホール録音のようで音像は遠め。録音から35〜40年経っていることを考えれば、音質はまずまずの部類。
ザンデルリングのシューベルト「ミサ曲」、初出
 シューベルト:ミサ曲第6番
ガブリエーレ・フォンタナ(S)
ガブリエーレ・
 シュレッケンバッハ(A)
アンドレアス・シュミット(B)他
クルト・ザンデルリング指揮
ハンブルクNDR so.&cho.
 録音:1986年12月19日、ライヴ。モノラル、初出音源。
 ザンデルリングとしてはかなり珍しいレパートリーだが、極めてドイツ王道的に、壮大なスケールを持ってこの曲をまとめ上げているのはさすが。
 ほとんど音場の広がりは感じられれず、テープ劣化に起因するパチノイズも時々あるが、ダイナミックレンジは年代相応で良好。録音自体はしっかりと行われており、珍しい演奏を鑑賞するのに大きな支障は感じられない。
2VLL-235S

(2CD)
ウィリアム・スタインバーグ、初出
 バーバー:祝典トッカータOp.36 (*)
 レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲 (#)
 ブルックナー:交響曲第8番 (+)
ウィリアム・スタインバーグ指揮
NYP (*/#)、ボストンso.(+)
 録音:1966年(*)/1965年5月(#)/1972年8月(+)、以上ライヴ。すべてステレオ、初出音源。
 スタインバーグの(+)には、ボストン響自主製作盤で発売されている1972年2月のライヴがあったが、日付からすると別演奏ということになる。変わった声部の取り上げ方などが面白く、ブルックナー・マニアなら、彼の「ブル8」を一度聞いておいても良さそうだ。
 音質は3曲とも年代を考えればまず良好の部類。ただし、(#)冒頭部での右チャンネル音飛びなど、元テープ劣化を感じさせる箇所は全体にわたって時折見受けられる。
2VLL-245S

(2CD)
ヤンソンス&バイエルン放響
 +ラン・ラン、2006年10月ライヴ、初出

 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(*)
 リーバーマン:管弦楽のためのフリオーソ
 シベリウス:交響曲第2番
ラン・ラン(P;*)
マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送so.
 録音:2006年10月、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 今を時めく若手ピアニストのホープ、ラン・ランとのベートーヴェンはやはり面白く、細部まで極めて繊細な表情付けを用い、オケ共々細密画のように構成された演奏には感服する他ない。リーバーマンの出世作「フリオーソ」は導入部と終結部のオスティナートが強烈な印象を残す作品だが、ヤンソンス&当オケ・レベルの演奏家による録音は無かったはずなので、当盤は現代音楽ファンにも喜ばれるだろう。そして彼得意のシベリウスは、文句の付けようがない雄大な名演。
 最新ライヴとしてはヒス・ノイズが多めだが、安定した音質。
クリップス&NYP 1964年ライヴ、初出
 べートーヴェン:交響曲第6番「田園」
 ヒンデミット:画家マティス
ヨーゼフ・クリップス指揮
NYP
 録音:1964年10月、ライヴ。モノラル、初出音源。
 クリップスはこれまでヒンデミットを全く録音しておらず、これが作曲家レベルでの初音盤。また、「田園」はEVEREST へのスタジオ録音があっただけのはずで、ライヴはこれが初登場と思われる。幾つかのライヴがあるとはいえ、縁が深かったとはいえないNYPを、これだけドライヴし切る力量はさすが。
 年代を考えれば音質まず良好だが、大音量時には少々歪みが出る。
2VLL-270S

(2CD)
ミンコフスキ&スウェーデン放響、初出
 ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
 ハイドン:交響曲第104番
 オッフェンバック:
  チェロ協奏曲「軍隊風」(*)/
  「ホフマン物語」〜舟歌(*)
ジェローム・ペルノー(Vc;*)
マルク・ミンコフスキ指揮
スウェーデン放送so.
 録音:2007年2月16日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 ピリオド奏法を意識して、ノン・ヴィブラートとしている所がいかにもミンコフスキらしい。オッフェンバックの協奏曲はペルノーと ARCHIV へ既に録音(オケはレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル)しているが、押し並べてライヴならではの高揚感もプラスに働き、聞いていて楽しい演奏会となっている。チェロとオケと言う編成は珍しいと思われるアンコール(?)のホフマンの舟歌も、極めて美しい。
 音質良好だが、持続ノイズあり。
2VLL-271S

(2CD)
ハイティンク&バイエルン放響
 2006年8月ライヴ、初出

 ハイドン:交響曲第86番
 ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
ベルナルド・ハイティンク指揮
バイエルン放送so.
 録音:2006年8月23日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 名匠ハイティンクが、現代オケを思う存分ドライヴし、隙無く仕上げたライヴ。特に迫力あふれるショスタコーヴィチは聞き応えがある。
 音質良好だが、小さめながらヒス・ノイズ等あり。
メッツマッハー&フランス国立管
 2007年ライヴ、初出

 ルディ・シュテファン(1887-1915):
  管弦楽のための音楽(1910)
 べートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
 [アンコール]
   シューベルト:即興曲 Op.90 No.3
アレクセイ・ヴォロディン(P)
インゴ・メッツマッハー指揮
フランス国立o.
 録音:2007年1月15日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 主にドイツを活躍の場とするメッツマッハーがフランスのオケに客演するのは珍しいが、ここでも得意とする近現代物を1曲目に持って来ている。この作品は、従軍中ロシア兵に狙撃され夭折したシュテファンの代表作で、シューリヒトも録音しているほど。ロシアの若手ヴォロディン(1977-)とのベートーヴェンは、極めて堅実な所を見せる。
 音質は良好だが、ヒス・ノイズが多め。
2VLL-285S

(2CD)
ヤーコプス&フライブルク・バロック管の
 モーツァルト・ライヴ、初出

 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲/
 交響曲第38番 ニ長調K.504「プラハ」/
 アリア「もうたくさんだ、お前は勝った」K.486a (*)/
 アリア「哀れな私、どこにいるの」K.369(*)/
 交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」
ローズマリー・ジョシュア(S;*)
ルネ・ヤーコプス指揮
フライブルク・バロックo.
 録音:2006年4月24日、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 ヤーコプスによるモーツァルトの交響曲は、HMFから2006年8月の当盤と同じ2曲が発売されて大きな話題となったが、当盤ではその4か月ほど前のライヴが聴ける。HMF盤以上に緊張感あふれる引き締まった音楽作りで、これはファン必聴。2曲のアリアで共演するジョシュアは、「フィガロの結婚」の録音等でヤーコプスに重用されているソプラノで、彼女の芯の通った声も聴き物。
 ヒス・ノイズがあるが、音質は良好。
ネルソン・フレイレ
 フランスでのブラームス、初出

 ブラームス:
  ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.83/
  間奏曲 イ長調Op.118 No.2
ネルソン・フレイレ(P)
マルク・アルブレヒト指揮
ストラスブールpo.
 録音:2006年10月28日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 フレイレは既にシャイー&ゲヴァントハウス管のバックを得て、DECCAへ同曲を録音しているが、ここでも円熟の渋味を生かして雄大なブラームスを描き出す。指揮者のアルブレヒト(1964-)は、Arte Nova へ フルトヴェングラーの交響曲を録音したゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒトの息子だが、来日経験もあり、既に父を超えているのではという声も高い期待の新星。同オケの音楽監督を務めているだけあって、フレイレ以上にドイツ的世界を構築している。
 音質自体は良好だがヒス・ノイズや散発ノイズ等あり。
2VLL-299S

(2CD)
マゼール&バイエルン放響のブラームス、初出
 ブラームス:
  セレナード第1番/交響曲第1番
ロリン・マゼール指揮
バイエルン放送so.
 録音:1998年1月23日、ライヴ。ステレオ、初出音源。交響曲はこの5日後、1998年1月28日のライヴが EN LARMES から発売されている(ELS-01-42/3)。
 ブラームスも得意とするマゼールだが、セレナードはひょっとすると彼による初音盤だろうか。ここでもそのスケール感とバランスの良さは健在で、ドイツの王道レパートリーを安心かつ楽しんで聞くことができる。
 音質良好だが、混線のようなバックグラウンド・ノイズが小さいながら聞こえる箇所あり。また、交響曲第1番の第4楽章11分3秒に音飛びあり。
2VLL-330S

(2CD)
スタインバーグ&ボストン響のワーグナー、初出
 ワーグナー:
  「ローエングリン」〜第1幕への前奏曲/
  「ファウスト」序曲/
  「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死/
  皇帝行進曲/
  「さまよえるオランダ人」序曲/
  「タンホイザー」より
    [第3幕前奏曲/ヴェヌスベルクの音楽]
ウィリアム・スタインバーグ指揮
ボストンso.
 録音:1970年、ライヴ。ステレオ、初出音源。
ストコフスキー&ヒューストン響、初出
 フランク:交響曲 二短調(*)
 ブラームス:交響曲第2番(#)
レオポルド・ストコフスキー指揮
ヒューストンso.
 録音:1957年3月12日(*)/1959年11月10日(#)。モノラル、初出音源。
 (*)の第2楽章 6'34"、(#)の第2楽章 5'34"に音とびあり。また(#)の3楽章は不完全で2分40秒のみ、さらに最後に音飛び有りとのこと。
アーノンクール、初出
 べートーヴェン:「エグモント」序曲(*)
 シューベルト:交響曲第5番(*)
 シューベルト/ブラームス編:
  3つの歌曲[ミニョンに/他](#)
 シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ(+)
F.ボッシュ(Br;#)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ヨーロッパ室内o.
 録音:2003年、グラーツ(*)/2004年7月27日(+)、共にライヴ。ステレオ、初出音源。
 (+)に1箇所音飛びあり。
2VHL-338S

(2CD)
ボストン響の名コンマス、
 バーギンの振るマーラー!/他 、初出

 C.P.E.バッハ:弦楽のための協奏曲 ニ長調(*)
 マーラー:交響曲第3番(#)
フローレンス・コプレフ(Ms;#)
リチャード・バーギン指揮
ボストンso.、プロ・ムジカcho.
 録音:1955年4月2日、モノラル(*)/1962年1月19日、ステレオ(#)。以上ライヴ、初出音源。
 バーギン(1892-1981)はボストン響の名コンマスとして知られたポーランド出身のヴァイオリニスト、指揮者。11歳にしてワルシャワでオーケストラと共演、その後ベルリンでヨーゼフ・ヨアヒムに、サンクトペテルブルクではレオポルド・アウアーに学んだ。1920年代、当時モントゥーが指揮者を務めていたボストン響のコンサート・マスターとなり、1927年からは副指揮者としても活躍、1960年の同団日本公演へも同行し愛媛、大分、長岡、郡山の各公演で指揮している(記録ではボストン響を308回指揮したという)。バーギンは1961-1962年のシーズンで同団を退いたので、(#)は最後の年のライヴということになる(バーギンはマーラーをかなりの回数振っており、マーラーを余り得意としなかったミュンシュを補っていたのではないかとされる)。同団退団後はフロリダへ移住し、夫人の同じくヴァイオリニスト、ルース・ポッセルトらとフロレスタンSQを結成、また、フロリダ州立音楽院で1970年代半ばまで教職にあった。
フェレンチク&ロサンゼルス・フィルの「英雄」
 べートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヤーノシュ・フェレンチク指揮
ロサンゼルスpo.
 録音:1963年9月5日、ライヴ、モノラル。Eyewitness というレーベルからCDフォーマット化されたという資料があるが、かなりマイナーなレーベルか私家盤と思われるため、ほぼ初出と言っても問題ないと思われる演奏。
リオネル・ブランギエ?、初出
 エルガー:ため息
 ドヴォルザーク:交響曲第5番
リオネル・ブランギエ指揮
フランス国立放送po.
 録音:2007年10月16日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ。ステレオ、初出音源。
 「リオネル・ブルギエ」という指揮者名で案内が来ているがおそらく、2007年9月から2年間ロサンゼルス・フィルの副指揮者を務めている Lionel Bringuier (1986-) のことだと思われる(どう読んでも「ブル」にはならないが・・・)。彼は2005年のブザンソン国際コンクール指揮者部門で優賞、翌年、180倍の難関を突破し、ロス・フィルの副指揮者となる事に決まった。これは21歳時のライヴ。
2VLL-358S

(2CD)
ストコフスキー&アメリカ響
 + シェリング、初出あり

 ハーマン:子守歌
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(*)
 フランク:交響曲 二短調
 ・アンコール
   サティ:ジムノペディ第3番(管弦楽編曲版)
ヘンリク・シェリング(Vn;*)
レオポルド・ストコフスキー指揮
アメリカso.
 録音:1970年11月(演奏会は1970年11月1日-3日に行われており、JOHN HUNTのディスコグラフィには1970年11月1日の演奏が「未発売放送録音」とある)、ライヴ。ステレオ、初出音源。ただし、(*)は DISCHI VENEZIA から1970年11月3日の同曲が発売されており(V-1004)、同一演奏の可能性が高い。前出のディスコグラフィでは、当曲のみ1970年11月1日-3日となっており、どちらの日付が正しいかは不明。
マゼール&NYP、初出
 ハイドン:交響曲第95番
 ヴォルフガング・リーム:Two Other Movements
ロリン・マゼール指揮
NYP
 録音:2005年3月10日、ライヴ、ステレオ、初出音源。なお、2曲目の作曲家が「ヴォルフガング・リム」と書かれているが、上記の誤り(当曲の世界初演時だった模様)。
クーセヴィツキー&ボストン響のシベリウス、初出
 シベリウス:
  交響詩「フィンランディア」(*)/
  交響曲第1番(#)/交響曲第7番(+)
セルゲイ・クーセヴィッキー指揮
ボストンso.
 録音:1945年12月8日(*)/1945年10月13日(#)/1948年12月17日(+)、以上ライヴ。モノラル、初出音源。
 (*)に細かなディジタル・ノイズの混入箇所あり。
ミュラー=クライ + ケンプ、初出
 シュポア:「ファウスト」序曲(*)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(#)
ヴィルヘルム・ケンプ(P)
ハンス・ミュラー=クライ指揮
シュトゥットガルト放送so.
 録音:1960年代、ステレオ(*)/1955年、モノラル(#)。共にライヴ、初出音源。「音質良好」とのこと。
チェリビダッケ&スウェーデン放響、初出
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(*)
 ストラヴィンスキー:
  バレエ音楽「妖精の口づけ」(#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送so.
 録音:1966年(おそらく1966年6月12日)(*)/1964年(#)、以上 ライヴ。モノラル、初出音源。(#)はこの顔合わせによる同年代の記録が見当たらず、1967年9月18日 という記録しかない。1964年ならばシュトゥットガルト放送響との 1964年10月22日 の演奏があるが、共に未発売ではある。『音質良好』と記載されている。
チェリビダッケ&スウェーデン放響、初出?
 シューベルト:交響曲第3番(*)
 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(#)
 ラヴェル:ボレロ(+)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送so.
 録音:1967年、ステレオ(*)/1966年、モノラル((#)は1962年10月28日、(+)は1966年4月3日の可能性有)(#/+)、以上 ライヴ、(#)と(+)はおそらく初出、(*)も記載条件のみのチェックでは初出音源。(*)のみ『音質良好』と記載されている(別資料によると(#)の音質は良くない模様)。(*)は 当レーベルから1967年12月1日の演奏(VLL-226)がでているが、レーベルによるとこれとは異なる演奏だとの事。ただ、「1970年代」とされる VLL-117の事は記載が無く、これと同一の可能性は残る。なお1967年ならば、他に1967年12月2日と1967年12月3日の記録が残っている(共に、少なくとも日付を特定しては未発売)。
2VLL-417S

(2CD)
ギレリス + ボド、初出
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番(*)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集(#)
 [第16番/第12番/第25番/
  第26番「告別」/第27番]
エミール・ギレリス(P)
セルジュ・ボド指揮(*)
ザールブリュッケン放送so.(*)
 録音:1984年4月14日(*)/1977年9月26日、ボン(#)、共にライヴ。ステレオ、初出音源。『音質良好』と記載されている。
   ギレリスによる1984年の(*)は3つ残されているが(残り2つも未発売で、一つは月日不明)、少なくともこれまででは最も後年の演奏。
2VLL-418S

(2CD)
ギレリス、アマデウスSQ、C.デイヴィス、初出
 シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」(*)
 ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番(#)
 グリーグ:ピアノ協奏曲(+)
エミール・ギレリス(P)
アマデウスSQ団員(*/#)
ライナー・ツェペリッツ(Cb;*)
コリン・デイヴィス指揮(+)
LSO(+)
 録音:1975年9月2日、フィンランディア・ホール、ステレオ(*)/1979年7月26日、プロムス、モノラル(#)、以上ライヴ、初出音源。(*/#)は同顔合わせによるDG録音があるが、(*)はギレリスによる唯一の同曲ライヴ。、
 (*)のコントラバス奏者は記載されておらず(おそらく本体にも記載無し)、当店で補完した。ギレリスとコリン・デイヴィスの顔合わせは珍しく、ディスクで発売されたことがあるのは、BPOとの共演による翌1980年のチャイコフスキー「協奏曲第1番」(LUCKY BALL; 廃盤/KAPELLMEISTER KMS-213)程度と思われる。『音質良好』と記載されているが、(#)はモノラルなのでご注意下さい。
メータ&NYP、初出あり
 エルガー:チェロ協奏曲(*)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(#)
アリサ・
 ワイラースタイン(Vc;*)
ピンカス・ズッカーマン(Vn;#)
ズービン・メータ指揮
NYP
 録音:2006年12月(とあるが、おそらく(*)は2007年1月11日か13日、(#)は2007年1月4日-9日のいずれかで、VON'Z から発売がある [S-1-261] 演奏)、ライヴ。モノラル、(*)は初出音源。『音質良好』と記載されているが、モノラルなのでご注意下さい。
チェリビダッケ、初出?
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
セルジュ・チェリビダッケ指揮
ミュンヘンpo.
 録音:1993年(としか記載が無いが、1993年4月26日か1993年4月30日の演奏ではないかと思われる)、ライヴ。ステレオ、『世界初出。音質良好。放送されていない「イン・ホール」録音』と記載されている。
 推定月のチェリビダッケによる既出の「田園」は、「1993年4月」表記の演奏がRARE MOTH から RM-426/7Sで発売されており、同盤には(同月表記なので同時演奏されたものか)「未完成」が含まれている。また「未完成」の「1993年4月26日」とされる演奏が VIBRATO から 2VLL-335で発売されており、RARE MOTHの2曲、VIBRATOの2曲がそれぞれ同日の演奏と考えるとしっくり来るが、詳細は不明。なお、チェリビダッケは同月、来日公演を行っている。
メータ&フランス国立放送管、初出
 ブルックナー:テ・デウム(*) / ドヴォルザーク:交響曲第7番(#)
  シーラ・アームストロング(S;*) ハンナ・シュヴァルツ(Ms;*)
  ヴェルナー・ホルヴェーク(T;*) S.ニッセン(B;*)
  ズービン・メータ指揮フランス国立放送o.
 録音:1965年(*)/1973年(#)、以上ライヴ。ステレオ、初出音源。テノールは『W.ホルヴェヒ』と記載されており、欧文記載自体の誤りがある可能性有。バスは綴り等不祥。
パレー + カサドシュ 初の共演盤&初出
 ラロ:歌劇「イスの王」序曲
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(*)
ロベール・カサドシュ(P;*)
ポール・パレー指揮
デトロイトso.
 録音:1960年11月10日、ライヴ。モノラル、初出音源。カサドシュによる(*)は、トスカニーニとの2種の盤(GUILD GHCD-2337/38, VIBRATO VHL-64)、シューリヒト盤(MEMORIES MEMORIES MR-2035/36)に続き、4種目と思われる。パレーとカサドシュが顔を合わせた音盤と言うのはこれまで例がなかったはずで、大変に貴重。
チェリビダッケ&スウェーデン放響、初出
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 Op.64 No.1 (*)
 ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲(#)
 プロコフィエフ:交響曲5番(+)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送so.
 録音:1959年(とあるが、このオケとの共演記録があるのは1962年以降のはずで、疑問。録音記録などからすると1967年-1969年に及ぶ曲毎の録音と思われる)、〔おそらく放送用〕ライヴ。モノラル、初出音源。
 3曲とも、このコンビにおける音盤初レパートリーとなる曲目で、(#)は1967年11月19日と1969年〔月日不祥〕の2種、(+)は1968年3月3日、1968年3月15日、1968年3月16日の3種の録音(全て未発売)がそれぞれ残されている模様だが、当オケを振った(*)は、記録自体がこれまで無かった。
Von'Z (フォーンツェット)
 レーベルの音質チェックが甘い物もあるので、どうぞ御了承下さい。
テンシュテット&LPO
  + ルプーのブラームス、初出あり

 ブラームス:
  悲劇的序曲(*)/ピアノ協奏曲第1番(#)
ラドゥ・ルプー(P;#)
クラウス・テンシュテット指揮
LPO
 録音:1980年代、ライヴ。ステレオ。(#)は初出音源。この2曲が一日の演奏だと考えると、1983年4月7日 にこの2曲と、同じくブラームスの交響曲第3番を併せて演奏しており、今回初出となる(#)を除いては、BBC LEGENDSから発売がある(BBCL-4167[交響曲]BBCL-4195[序曲])ことになる。ただ、この日付けかどうかは現時点では未確認。
 音質良好。
WORLD MUSIC EXPRESS
ヨッフム&ニュー・フィルハーモニアの
 「ブル7」、初出

 ブルックナー:交響曲第7番
オイゲン・ヨッフム指揮
ニュー・フィルハーモニアo.
 録音:1974年5月8日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ、初出音源。
 これは珍しいヨッフム&ニュー・フィルハーモニアの共演、曲もお得意の「ブル7」で、期待大。ヨッフムによる1974年の同曲にはこの約1か月後、名演として知られるウィーン・フィル盤(MEMORIES ME-1057/60)があった。
 音質評価:VERY GOOD(1970年代放送録音が基準)、ただし、3楽章の6:11と9:00位の間に軽いノイズが時々入る。
ザンデルリング&ロス・フィル、初出
 ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
クルト・ザンデルリング指揮
ロサンゼルスpo.
 録音:1990年5月31日、バーミンガム、ライヴ、モノラル、初出音源。
 1990年の録音ながらモノラルなので、ご注意頂きたい。
 音質評価:VERY GOOD(放送録音が基準)。


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